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サプライズ

AKI おすすめ本

宮下奈都氏 「羊と鋼の森」

51elx3e80l__sx342_bo1204203200_タイトルの「羊」はピアノの中のフエルト、「鋼」はピアノの弦を表しています
一口で内容を言ってしまうと、新米調律師の成長物語

先日、王様のブランチで取り上げられた本です

最初は「調律師のお話か~」と話半分で聞き始めたものの
レギュラー陣が口々に「一気に良さを取り込みたくて初めて写メを撮った」「譜面立てに置いておきたい本」「小川洋子氏と村上春樹氏を足して2で割ったような作品」などというコメントが続々飛び出し…
特に…村上春樹氏の作品が大好きなAKI
彼の描く文章からは匂いや風、光などを感じる
いろんな人の小説を読むように心がけているけど、彼に近い作品は未だ見つけられず、早速買ってしまった一冊です


高校のない山の中で育った主人公(男性)
十七歳のある日、学校を訪問したある調律師に出会う
初めて見る調律師(のちに先輩に)
彼の仕事に魅了された主人公は、迷うことなく調律師を目指す

高校を卒業後、調律師を育成する専門学校へ入学
その後、魅了された調律師のいる会社に入社
たぶんここまでなら叶えられそう…

この本を読んで知ったのは、調律師のお仕事って狂った音階を整えるだけじゃダメだってこと
弾く環境や弾く人の好みに合わせることが大事
でもそれってどうすることが正解なのか、最高の出来なのか…

主人公の新米調律師はピアノを習ったこともなく、人より耳がいいわけでも、器用なわけでもなく…
一流のピアニストから名指ししてもらえたり、耳がすばらしく良かったり、バンドをやってたりする職場の先輩たちの中にいると余計に焦り、落ち込む
何をどうしたらいいのかわからない…
先が見えない…
自分はダメなんじゃないか…
そんな風に思ってしまう
まるで生まれ育った故郷の深い森を歩いているような…

それでも今できることをひとつひとつこなしていくことを辞めなかった彼が、2年の歳月の末に見つけたものは…

後半、AKIは温かい涙を何度も流しました

誰かが言っていた通り、この小説にはありました
山を駆ける風
風で揺れる枝や葉っぱの音
山の匂い
それからシーンごとに変わるピアノの音色が…

「読んで良かった…」と思えた一冊です
良かったら是非!




蒼井優ちゃんの「今日もかき氷」 【完全版】

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まず、波のようなかき氷の上でサーフィンをしている蒼井優ちゃんの表紙が気になってしまうこの本は、Casa BRUTUSで連載されていた「蒼井優・春夏秋冬かき氷」を書籍化したもの
一昨年、昨年に続き、今年のは完全版!
自らプロ仕様の氷削機まで買ってしまうほど、かき氷好きの優ちゃんが全国&ハワイ、台湾まで足を伸ばし、数々のかき氷を食べ歩いた4年分のレポがまとめられています

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「王様のブランチ」で紹介され、優ちゃんのあまりの可愛さに衝動買いしてしまいましたが、
”やっぱり可愛い!””何度見ても可愛い!”
優ちゃんの向日葵のような笑顔に癒される毎日
買って良かったですhappy02

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どうやら優ちゃんはミルク味好きで、この本の中でも練乳やミルクを結構トッピングしています
天然氷を使っているお店、氷の削り方やシロップにこだわったお店、冬でも販売しているお店…
それからてっぺんにプリンがのってたり、崖のような感じの危ないかき氷に…
優ちゃんの顔より大きいかき氷もあったりして…

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”かき氷も奥が深い”と実感think

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優ちゃんは夏だろうと冬だろうと2つペロリと平らげてました
すごい!!
AKIは未だ完食したことがないというのに…sweat01

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アツアツのたい焼きにかき氷っていうのもgoodですね

残念ながら我が家近くにはオススメのお店はありませんでしたが、kikuの大学近くと主人の実家近くにはありました!
機会があったら行ってみたいと思います

三谷幸喜著 「清須会議」

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先日豪華キャストが発表され、来年秋の公開に向けて今月から撮影に入る三谷幸喜監督の最新作「清須会議」!
この映画に、われらがケンちゃんも参加させていただくことになりました!
三谷作品のほとんどを見、三谷作品大好きheart04のAKIにとってはケンちゃんの初参加はまたひとつ夢が叶った瞬間でもありました。
新たなケンちゃんが見られそうで今からワクワクheart01しています。

…ということでまずは原作を読んでおこうと思ったところ、市内の図書館には500人以上の方が予約待ち !!(゚ロ゚屮)屮
これでは読む頃には映画が終わってしまうので、kikuの高校から借りてきてもらいましたsweat01

歴史もの…というと社会科で習った武将のほかに多くの家臣や地方の武将、その妻や子なんかが出てきて誰が誰やら…????と言うのが常で、この本を読むときも正直表紙を開けるまで「え~~~、この時代なんて信長と秀吉くらいしか知らないよ~~sad」と気が重かったです。
実際、14年度の大河ドラマに決まった『黒田官兵衛』も「誰?それ」ってな感じの無知なAKIですから…sweat01(この本でしっかり学びましたgood

しかし三谷監督はただ者じゃなかった!!
そんなAKIでも、1ページ目から三谷Worldに引き込まれてしまった!
武士らしくない言葉使い、現代人っぽい感情表現でとってもわかりやすい!
登場人物が少なく(キャストの方は大勢いらっしゃるみたいですけど)、家臣の名前なんて分からなくても読んでいけば自ずと分かる!
いつもはチマチマ読むAKIが、一気に読んでしまうくらいおもしろい本でした!

この本は題名の通り、会議そのものと+αって感じでほんの数日間を描いたものなんですが、会議の結果は大して問題ではありません。
なぜなら歴史を勉強した人ならわかってしまうから…。
それよりこの作品の面白さは会議に参加した家臣たちの心理戦というか頭脳戦というか、そこが痛快なんです。
それ故に台詞より心の声が多い。
でもそのまま描いたらほぼ字幕映画になってしまうので、そこのところをどう三谷マジックで変わるのかも楽しみにしているところのひとつです。

…でAKI的に重要だったのはケンちゃん演じる『堀秀政』。
もちろん全然知りません!(威張ってどうする)
この本の後半にしっかり登場していました。
”名人・久太郎”と呼ばれ、20代ながら戦で活躍するのはもちろん、なんでも器用にこなすので”名人”。
なぜ”久太郎”なのはよくわかりませんが、お仕えしている秀吉からは”きゅーきゅー”と呼ばれる愛すべきキャラのようです。
九太郎登場箇所を読んでいるときにAKIの頭に浮かんだお方はこの人。

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『椿三十郎』の”伊織さま”です。
あんなおマヌケな方(失礼sweat01)ではなさそうですが、”コミカルなお侍さん”という感じは近いのかな?…と。
頭もこんなでしょうか?
まさか今回こそはズラ使用ですよね?(お願いですから髪の毛を伸ばしてくださいませ)

そして読み終わって急に見たくなったのは『僕達急行 A列車で行こう』
時代ものではありませんが、間の取り方とか思わず(´,_ゝ`)プッとなってしまうところが似ているような気がして…。

撮影が終わり、少しずつ画像が漏れてくるのが今から楽しみです   o(*^▽^*)oワクワク

ヴィクトール・E・フランクル著「夜と霧」

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著者はナチスの強制収容所から奇跡的な生還を果たしたユダヤ人の精神科医です。
今年8月、Eテレ「100分de名著」で取り上げられ、この本を知りました。
著者本人も被収容者でありながら冷静な視点で収容所での出来事を記録しました。
過酷な環境の中で被収容者たちが何に絶望し、何に希望を見いだしていったか…。
これは単なる強制収容所での出来事を世の中に伝えたものではなく、「人生はどんな状況でも意味がある」と、生きがいを見つけられずに悩む人たちへフランクルからのメッセージが書かれています。

<フランクルからのメッセージ>

・心の支え、つまり生きる目的を持つことが、生き残る唯一の道である。

・どんな状況でも今を大事にし、自分の本分を尽くし、人の役に立つこと。そこに生き甲斐を見いだすことが大事である。

・運命に毅然とした態度をとり、どんな状況でも一瞬一瞬を大切にすること。それが生き甲斐を見いだす力となる。幸福を感じ取る力を持てるかどうかは、運命への向き合い方で決まる。

・生きる意味は自ら発見するものであり、苦しみは真実への案内役。

「100分de名著」の中で取材したところ、この本が東日本大震災の被災地でよく売れているということがわかりました。
番組では被災地で医師として働いていらっしゃる一人の男性にスポットをあて取材していました。
その方は将来の伴侶となる奥様と出逢った時に、この本を奥様から勧められたそうです。
そしてアノ震災で、自分の目の前から津波に流される奥様を見たのが最期という悲しい経験をされた後にもう一度この本を手に取ったと語っていました。
一度目は幸せを手にした時、二度目は不幸のどん底にいる時。
一冊の本が全く違ったもののように思えたのではないでしょうか?
現在、病院内で患者さんたちと笑顔で接するその方は、この本から『希望』を見つけ、前に向かって歩き出したのではないでしょうか?

「100分de名著」だけでは内容を完全に理解できなかったAKIは、この本を実際に読んでみることにしました。
強制収容所の過酷さはこの本の中に詳細に生々しく書かれてはいるものの、やはり同じような、またそれに匹敵するような過酷さを味わったことのないAKIには想像の範囲であり、本当に被収容者の方たちの苦しみがわかったとは言い難く、また精神科医であるフランクルの言葉は難しく、すんなり心に入ってくるものではありませんでした。
悩んでいる時、自分を見失いそうになった時、何度も読み返していくうちにはっきりとした答えが見つかるような気がしています。

とりあえず一度目は読み終わり、これから『臨床心理士』を目指すkikuにプレゼントしました。

穂村弘・角田光代著 「異性」

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春に『王様のブランチ』のBOOKコーナーで紹介され、即購入した本です。
40代のお二人が10代、20代の若者のように異性の行動、言動について往復書簡風に書かれたエッセイです。
AKIと同世代のお二人なので、文章の中に出てくる『若い頃』もまさにドンピシャリで首を縦に振り通し。
あまりの面白さに2回続けて読んでしまったほどですcoldsweats01

どなたかがこの本についてこんな風に書いてました。
それは思春期の思考回路からとっくに卒業してると思っている人ほど刺さるだろう。「古傷が疼く」どころじゃない、解決したと思っていた問題があの頃のまま生々しさで迫ってくる。バカにしてると足をすくわれる、それぞれの中に潜む14歳が否応なく目覚めてしまうような一冊。

まさにこの言葉だけで説明が済むような…。

AKIが好きな箇所を少しだけ紹介します。


・女は変化をおそれ、男は固定おそれる?

 
付き合っていて大概の女性が「私のこと好き?ず~と好き?一生好き?」と訊くことから上記のようになるらしい。ちなみにAKIは一度もそれを言ったことがないし、それを思ったこともない。
そして大概の男性は答えを渋る。たぶんそれは別れの際に責められることを避けるためで「ず~と」はないと思っているからだろう。

しかしその意見を受け取った穂村さんは…
だけどリストラにあって自殺するのは圧倒的に男性が多いし、ある年齢以降に妻に先立たれた男性は数年で死んでしまうというデータもある。

それに対し、女性はリストラで自殺したなんて訊かないし、夫が死んだあとも生き生きと生活している。また妊娠・出産という大変化も乗り切る。

変化に弱いのは僕らの方じゃないのか?
破局でふられた女よりふられた男の方がずっと苦しいのではないか?

・恋愛カースト制度

綺麗な子、オシャレな子、スリムな子は、当然もてる。
しかしそのモテがあまりに顕著だと、女子世界ではカーストが落ちてしまう場合がある。
一番恐ろしいのは、中途半端に綺麗な子が、もてたいがためにもっと綺麗に見せようとするともう確実に嫌われ、嫌われるだけならまだしもハブにされる。

一方穂村さんは…
髪型に悩む友達を見て、髪型なんてどちらにしても君自身がいなくなっても気づかれないだろう。だから悩む必要は全くない。私自身も、間違いなくこの次元で生きている。クラスの人気者が賭に負けて丸刈りにしてきても、人気者は人気者。その格好良さは少しも翳ることはない。

・おごられ女、割り勘女

どうやら世の中にはデート費用を男が出すべきと信じている女性と、割り勘がふつうと思っている女性がいる。女性が何歳だろうがはじめてのデートで男におごられ、その後もずっとおごられ続ければ、その人にとってそれが「ふつう」になる。
おごりでも割り勘でも女性の反応に大差はない。

自分にはずっと割り勘だった男が別の女性にはずっとおごっていることがあった。
それは愛情面で『自分<別の女性』なのか?そう思うとすっごく悔しい。

一方穂村さんは…
なるほど、女性側からすると自分はいつも「割り勘」なのに別の女性が同じ男から「おごり」であることを知ったら、がっかりしたり不満に思うに違いない。それを愛情の差によるものと考えても無理もない。
でもそれは誤解だ。少なくても私の場合は、女性側の「ふつう」オーラに抗えなくて、結果的にそのような結果になっていることが大きい。好きとか大事とかいうのとは、また別の問題なのである。

…と一部抜粋してみましたが、どう思われたでしょうか?

AKI的には若かりし日に思い当たるところあり、「そうだったのか!!」とこの歳で初めて気づくことあり…で、この本を読んでいる間は乙女にタイムスリップしたような幸せな時間を味わえましたlovely
軽い気分で読めるおすすめ本です。

小説「トイレの神様」

昨年シンガーソングライター・植村花菜さんの同名の曲が大ヒットsign01

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『紅白歌合戦』にも出場が決定sign01
しかも10分という異例な長さにも関わらず、フルコーラスを歌うと話題になった頃、この曲ができた秘話が書かれた本だと思い込んだAKIは市内の図書館に予約を入れました。

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そして実に待つこと8ヶ月sign03
ようやくAKIの順番がきましたcoldsweats01

この本は6章に分かれてて、一つの章の中も細かく分かれているので簡単に本が置けるようになっているんですが、本が好きなのに何故か本を読み出すと瞼が重くなってしまうAKIでさえ一つの区切りが終わると次が気になってしまって結局3日で読み終えてしまったスゴイ本です。

先ほど『曲ができた秘話が書かれた本だと思い込んだ』と書きましたが、決してそのことが書かれていないわけではありません。
でもそれはこの本のほんの一部に過ぎず、彼女の幼い頃からのことが綴られています。
それは結構メンタル的に辛い日々なんですが、大阪弁で書かれてあるからか…書き方なのか…それとも彼女自身があまり辛い思い出ではないのか…読み手側が全然辛くないんです。
8歳から歌手になることを夢見て、ストリートミュージシャンやライブをしながら活動することに結構満足していた彼女が、ある人の薦めで受けたオーディションで見事グランプリに輝きすんなり念願のプロになるもヒット曲に恵まれず、崖っぷちに立たされて作ったのが大好きな亡きおばあちゃんとの思い出を綴った『トイレの神様』でした。
その辛かった5年の歳月も読み手側には辛過ぎない…そんな書き方でした。

この本で好きだったところがあります。
抜粋でちょっと紹介しますね。

私は思ってる。人生、一個でも楽しいことが多いほうがいいと。
同じことが、こっちから見たら辛くても、あっち側から見たら楽しく思えることもある。
だったらあっち側から見たほうが、人生、得だ。
そう考えれば、何があっても生きていけると思っている。


そして天国にいるおばあちゃんへ宛てた文の一部です。

花菜が育った植村家という環境は、面白いけれど、いろいろあって大変な環境やったと思う。
でも、その中で学び、鍛えられたことに、今は心から感謝しています。
私はおばあちゃんや家族から、人生は考え方次第だということを学びました。
つらいことや悲しいこと、嫌なことに遭遇したとき、自分の置かれてる環境をどう楽しめるか。
「つらい」「泣きたい」「苦しい」ばかり考えていると、自分が損をしてしまう。
物事は、自分の受け止め方次第でどうにでも変わる。…とえらそうに言っても、やっぱり辛いこと、嫌なことはたくさん起こります。
どうしても腑に落ちないことは、相手に伝え、相談し、解決法を見つけるけれど、それでもしょうがないことは、忘れるのがいちばんsign01
そして「それも自分の運命なんだ」と受け止める。
クヨクヨしている時間がもったいないといつも思う。
文句や不満を口にするのは簡単だけど、その不満をどうすれば解消できるか、どう動けばいいか、百パーセント完璧なんていう答えはない。
百パーセント完璧がないならば、まだ自分にできること、しなくてはいけないことがどこかにあるはずなんだと思う。

最後まで読み裏表紙を閉じたとき、『たくさんの元気』と『ほっこりとした温かさ』がAKIの心の中にありました。

オススメ!「宇宙兄弟」

6月25日に放送された『王様のブランチ』で取り上げられたマンガです。
AKIもこの時初めてこのマンガの存在を知りました。

この作品、2009、2010とマンガ大賞の2位に輝きshine
また、2011小学館漫画賞、講談社漫画賞をW受賞するというすごい作品なんです。

この番組のMCを勤める谷原章介さん、優香ちゃんも大ファンだということで熱く語っておりました。
10分ほどの紹介だったんですが、感動して思わずweep

…で早速レンタルコミックで1~13巻まで借りてしまったわけですcoldsweats01

あらすじを簡単に紹介しますと…。
2006年7月。
まだ少年だった南波六太(ムッタ)・日々人(ヒビト)兄弟は、夜空に偶然UFOを目撃。
その時、彼らは自分たちが将来『宇宙飛行士になる』ことを予感する。
2025年。
人類が火星への移住を視野に入れている頃…。
弟ヒビトは見事に宇宙飛行士になり、フライトへ向けて順調に訓練を続けていた。
対して、兄ムッタは日本の自動車メーカーに勤務。
しかも弟の悪口を言った上司にヘットバットを喰らわせリストラされていた。
実家に戻り、失意の日々をおくるムッタだったが、ヒビトや家族たちの計らいで【宇宙飛行士】の夢を再確認。
ここからすべてが…。
31歳、モジャ毛なリストラ男の挑戦が始まる!

平凡な男が果てしない宇宙をめざす、努力と挫折と挑戦と、そして兄弟愛のストーリーsign03


読み終えてあまりにいろんな感情がありすぎて、何をどこから書いたらいいのかまとめられなかったAKI。
PCから引用してしまいました…ヾ(;´Д`Aエヘヘ…

作者の小山宙哉さん、たぶん見た目から30歳前後かと思いますが、本当に宇宙が好きで関連本をたくさん読み、NASAやJAXAにも実際に行かれてお話を伺ってきてこの漫画が描かれているので、内容がすごくリアルなんです。
漫画というより小説を読んでる感じ?

AKIにとっては初めて出逢った感じの漫画です。(あまり多く読んでませんが…coldsweats01

幼い頃から仲がいいムッタとヒビト兄弟。
でも兄のムッタには『常に兄は弟の先を行かなければ…』という思いが子どもの頃からずっとあって…。
弟ヒビトは子どもの頃の実力は兄に及ばないけど『宇宙飛行士になる』という夢を一心に見続け、結果それを兄より早く叶えてしまう…。
自分が叶えられなかった夢を叶えた弟、そしてリストラまでされた自分の不甲斐なさに挫折する兄ムッタ。
ネガティバーなムッタの成長記録でもあるこの漫画なんですが、ムッタとヒビトを取り巻く登場人物一人一人にドラマがあり、重要な役を担っているのもこの漫画の良さだと思います。
あと、実際ロケットに乗り込む数人の宇宙飛行士しか見えてなかったんですが、彼らを宇宙へ無事に送り、無事に帰還させるために多くの人たちの存在し、彼らを支えているんだということもこのマンガから教えられました。

先日、『アトランティス』がLIFT OFFした姿…。
皆さんの記憶にも新しいと思います。
このマンガを読み終えたばかりだったAKIは、初めてそれをとっても身近なものとして感じられました。
宇宙って夜空を見上げれば簡単に見えるものだけど、『そこへ行ってみよう!
』などと思う人は世界で探したってそんなにいないわけで…夢見ることも烏滸がましいようなそんな場所。
でも夢を叶える人が実際にいるsign03
願えば叶うsign01…そんな勇気をこのマンガからいただけたような気がします。


時に(´,_ゝ`)プッとなり、時に( ´;ω;`)ブワッと泣けてしまうこの漫画、AKIのオススメ作品ですsign03


☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆

そして週末、miiを連れて本屋へ行ったときのこと…。
コミックコーナーを歩いているとありました…。
『宇宙兄弟』がずら~~~~っと。
「やっぱり人気があるんだね~。あれ?14巻もう出てるんだ~。」などと言って違う巻の帯へ目をやったAKI。
なんとsign03『宇宙兄弟 実写映画化』の文字sign03sign03
そして配役がムッタ・小栗旬、ヒビト・岡田将生
w(゚o゚)w
「え~~~sadイメージ全然違~~~う。絶対見ないし…down」とテンションがた落ちで帰宅したんですが、この記事を書くにあたっていろいろPCで調べていたら、もう映画は取り終えてる感じでいろいろ情報が出るわ出るわ。
マンガのムッタとヒビトはこんな感じ。(右が兄ムッタ)

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そして実写化がこちら。
絶対無理と思われた小栗くんがなんだかムッタに見えてきた…。
映画スタッフの力ってすごいsign03

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そしてもっとAKIの心を動かした配役が伊東せりかさん。

Photo

ムッタと同期の宇宙飛行士選抜試験受験生で女医。
顔に似合わず?食欲旺盛。
ムッタが密かに憧れている人。
それを麻生久美子さんがやるんですsign03ψ(`∇´)ψウヒャー!

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髪の毛も切られてイメージピッタリgood
一気に公開が楽しみになっちゃいましたヾ(;´Д`Aエヘヘ… ←ちゃっかりなAKIです

おおきな木

皆さんはシェル・シルヴァスタイン氏が書いた『おおきな木』という絵本を知っていますか?
村上春樹氏が翻訳されたことでAKIん家の近くの本屋には『ノルウェイの森』とともに村上作品のブースができていてこの本も一緒に飾られていました。

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この本は村上氏と本田錦一郎氏によって同じ挿絵で訳されています。
右が本田氏で、左が村上氏が訳されたものです。

kikuが高校の図書館で村上氏の方を読んで「すごく良かった」というので、市内の図書館の予約状況を調べたところ、やはり人気の高い絵本のようで待っている方がたくさんいらっしゃいましたsweat01

ちなみに…kikuのお友達数人は本田氏の方が好きだったようで…sweat01
…でそれをこのeyeで検証すべくkikuが2冊学校から借りてきてくれたのです。m(_ _)mアリガタヤ…

『ノルウェイの森』を読んでから村上氏の大ファンのAKI。
《村上氏の方がきっといいに違いない!》…という先入観を捨てることはできませんでした。
…なので本田氏の方から読むことにしました。

あとがきを読まなければ5分ほどで読めてしまう短い絵本です。
それなのに子どもから大人まで楽しめる奥の深い内容になっています。

…読み終わってジ~~~ン(ρ_;)としてしまいました…。

そして村上氏の方も続けて…。
なんか…違和感を感じる…。

AKIにはおおきな木=男性のイメージがあり、本田氏はそのような書き方。
一方、村上氏は原作がおおきな木を【彼女】と書いているため、そこを重視し女性言葉を使っています。
そして、本田氏がすべてひらがなで書いているのに対し、村上氏は少しだけ漢字を使用しています。
そして…一箇所の訳し方の違いがkikuのお友達とAKIの心に大きなショックを与えました!
たった短い2行。
ニュアンスは同じ。
なのに読み手が感じ方が、どの言葉を選ぶかで大きく変わってしまう…。
それは小説やブログを書く上で楽しい部分でもあると同時にすごく重要なことなんだと改めて実感しましたsweat01



これらの理由から先入観を覆し、AKIは本田氏の方が好きだったわけですが…。

村上氏のあとがきにこんなことが書かれていました。


『人の心を本当に強く打つのは多くの場合、言葉ではうまく説明できないものです。だからこそ、この本は世界中で多くの人々の手に取られ、何度も何度も読み返されてきたのでしょう。
あなたが何歳であれ、できたら何度も何度もこのお話を読み返していただきたいと思います。一度ですんなりと理解し、納得する必要はありません。よくわからなくても、つまらなくても、反撥を感じても、腑に落ちなくてももやもやしたものがあとに残っても、悲しすぎる、つらすぎると感じても、腹が立っても、とにかく何度も読み返してみてください。これまで半世紀近くにわたって、みんながそんな風にこの本を読み継いできたのです。きっと何かがあなたの心に残るはずです。あるいはあとに残るのは木の葉のそよぎだけかもしれません。でもそれだってかまわないのです。』


この文章を読んだとき、AKIが好きな村上氏の姿が見えました。
村上氏の作品で好きな部分はここなんです。
1回でわからなくてもいい…。
どう感じてもいい…。
その村上氏の大好きな部分を最後に目にして、ここでも
ジ~~~ン(ρ_;)としてしまいました…。

AKIの感想を受けてkikuは原作(英文)を読んでみたそうです。
原作に近いのはやはり村上氏で、kikuはやっぱり村上氏の方が好きだとか…。

AKIも周りだけでも賛否両論に分かれるこの絵本。
立ち読みでも可能なのでぜひ、皆さんも読み比べてみてください。
切なくもあり、心が温かくなる本ですよhappy01

「マイ・バック・ページ」読破!

ケンちゃんが現在撮影中の「マイ・バック・ページ」の内容がすご~く気になって、原作本を読もうとPCで探したところ定価1264円の本がなんとsign01amazonさんで7,000円sign03w(゚o゚)w(現在は少し値が下がっていましたが…)
探しても探しても他には全然見つからない…。
どうやら再版される見込みもないらしい…。
こうなると人って何としても読みたくなるもので…図書館で借りることにしましたgood
もう公開が決定しているせいかそこそこの予約も入っていて少し待ってようやく読むことができました。

「マイ・バック・ページ」を書かれた川本三郎氏は東大法学部を卒業後、一年間の就職浪人生活を経て二度目の受験で朝日新聞社に入社。
「週刊朝日」の編集部を経て「朝日ジャーナル」の記者に…。
原作はそんな川本氏の入社当初からの思い出を各章ごとに思い出されるまま素直な文章で書かれています。
川本氏が朝日新聞社にいたのは1970年前後で「ベトナム戦争」「学生紛争」「反戦運動」「三島由紀夫の割腹自殺」などがあった時代。

入社したての川本氏が「ジャーナリストとは何か?どうあるべきか?」と自問自答しながら仕事に打ち込む姿が描かれています。
本の終盤になってようやくケンちゃん扮する活動家と出会います。
ジャーナリストとして取材から聞いたことはたとえ相手が警察であっても口外しないと強い意志をもち、それを最後まで貫こうとした川本氏。
そもそも「学生紛争」というのは米国人がベトナム戦争へ行ってたいへんな思いをしているときに憲法9条のもとに温々と大学に通っていていいのか?決められたレールの上を進むだけでいいのか?…そんな思いの学生たちが自らも辛い場所に身を置いたという意味もあったとか…?

当時の世間の目は、東大や京大、日比谷高校、青山高校などの名のある学生の紛争や三島由紀夫の割腹などは「正義」とみなされても、どこの馬の骨かわからないケンちゃん扮する青年が何の罪もない自衛官を殺害したことはただの「殺人」でしかない…そんな時代だったようです。
逮捕直前には世間も社内の人間も、川本氏に味方をする者は一人もいませんでした。
長く厳しい取り調べを受けるうちに心身共に疲れ切り、事実を全て話してしまいます。
そしてそのあと川本氏を苦しめたのは…自分に関わった多くの人への謝罪の気持ち。
ケンちゃん扮する青年の裏切りと不信感。
そして最後まで捨てられなかった「ジャーナリストとは何か?どうあるべきか?」という思いでした。

この本が出されたのは1980年ですが、その時点でも川本氏の気持ちに迷いや苦しみがあったことが「あとがき」を読むとわかります。

原作の中ではあまりに少ない記述なので、たぶん映画では妻夫木くんやケンちゃんの心情などが細かく描かれていくんじゃないかと思われます。
熱血ジャーナリストの妻夫木くんの苦悩。
ゾクゾクするような怪しい「殺人者」のケンちゃん。
原作を読んで当時の情勢が少しだけわかって、11月の公開が益々楽しみになりましたsign03

「マイ・バック・ページ」のケンちゃんってこんな感じなのかな?

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それともこんなの?

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続きを読む "「マイ・バック・ページ」読破!" »

古代ローマ帝国と日本の共通点!?

前記事の古代ローマ帝国つながりで今、kikuと私がハマっているもの…。
それは…ヤマザキ マリさんが書かれた漫画「テルマエ・ロマエ (ローマの浴場という意味)です。

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この万がは2010マンガ大賞にも選ばれましたsign01

そうそう…今回記事のタイトルにもした「古代ローマ帝国と日本の共通点!」てなんだかご存じですか?
それはお風呂が体を清潔にするためだけではなく、癒しの空間でもあるということ。
長い歴史を辿ってもそれは古代ローマ帝国と日本だけなんだそうです。
そのことを知った作者のヤマザキさんが「古代ローマ人が今の日本の風呂文化を知ったら…?」という視点で書かれたようです。

ここで内容を少しだけご紹介しますねhappy01

紀元128年のローマ。
ルシウスという一人の浴場建築技師が職場から新しい浴場のアイデアを求められるのですが、全くいいものが浮かばずリストラに遭ってしまいます。
浴場で湯船につかっていると突然排水溝に吸い込まれ、気づいたところは現代の日本。
もちろんルシウスにはそれはわかりません。
ルシウスは初めて見る日本人を「平たい顔の奴隷」と認識。
少しの時間そこで過ごし、記憶が薄れ気づくと古代ローマ、またある日、突然浴場で溺れて現代日本へワープ…の繰り返し。
ルシウスがワープする度、その「平たい顔の奴隷」たちが生み出した風呂の文化に驚かされるのです。

普通のお宅の浴室にワープsign01

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ここではシャワーヘッドやお風呂のふた、お風呂用髪ブラシ、ゴシゴシタオルに驚かされます(´,_ゝ`)プッ
お風呂にふたがあるのは世界中探しても日本だけらしいですよ。
垢スリもポンペイ展で実物を見てきましたが、銅製の器具を長い間使っていたようで、現代のイタリア人はただ体を撫でるだけで古代の人のほうがよっぽど汚れが取れていたらしいです。

このシャンプーハットにも…sign02

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風呂屋さんでお馴染みのケロリンの洗面器や籐の脱衣籠、フルーツ牛乳、富士山の絵なんかにも驚かされます ( ´艸`)プププ

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日本に住む私たちには当たり前すぎて気づかないことがイタリアをはじめ、長く海外で生活をされたヤマザキさんだからこそ書けた作品だと思いました。
思わず「プッ!」と吹き出してしまったり、感心したり…。
マンガが得意でない私も一気に読んでしまったくらい肩の凝らない作品でしたgood

各話の間にお風呂に関する歴史資料やヤマザキさんの体験が書かれたコラムが掲載されているのですが、それもマンガと同じくらい面白いですよ (*^ー゚)bオススメ!!

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松山ケンイチ

  • 2012_12
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