いま何時?

最近のトラックバック

サプライズ

« 大河ドラマ「平清盛」再放送!46話「頼朝挙兵」 | トップページ | 大河ドラマ「平清盛」再放送!48話「幻の都」 »

大河ドラマ「平清盛」再放送!47話「宿命の敗北」

福原  

清盛「源氏の御曹司の挙兵に各地の源氏が勢いづいておると聞く。直ちにこれを取り鎮めよ。そして頼朝を追討せよ。総大将は維盛…そなたじゃ。」

6

貞能「おそれながら…御年二十三の大将とは…。」

清盛「維盛は我が孫ぞ。これしきの戦を仕切れずに何とする。」

清盛「忠清が軍師となりこれを支えよ。」

忠清「承知仕りました。」

清盛「何としても頼朝を捕え、この福原に引きずって参るのじゃ。」

5

清盛が孫・維盛を総大将に任命したことが、そもそもの失敗だと思う(おごっていたのかな?)
維盛は武芸をほとんどしてこなかった…本人も好きではないと言っていた
ここ何十年も敵らしい敵がいなくて、腕試しすらできていない孫世代
清盛はそれに気づいてないのかな?忠清を付けておけば大丈夫だと思っていたのかな?
そういえば…宗盛初陣の時ですら何もできず、腰を抜かしていたっけ?



石橋山    

その十日余り前
頼朝は平家打倒を目指し、兵力を集めるべく東へ向かった
しかし三浦の兵と合流する前に平家方の大庭景親、伊東祐親の大軍に阻まれ、惨敗を喫した


その後、頼朝一行は石橋山山中の洞窟で息を潜めていた
景親ら追っ手が迫っていた

大庭「頼朝め、この辺りに潜んでおろう…。どうもこの倒木が怪しい…。」

景時「待て。拙者が見て参ろう…。」

その声を聞き、頼朝は髭切に手をかけた
洞窟を覗き込んだ梶原景時と視線が交差した

大庭「景時殿、如何じゃ?」

景時「蝙蝠ばかりで誰も居らぬ!向こうの山が怪しい!参ろう!」
そう言って立ち去っていった

景時がなぜ頼朝を捕らえなかったはわからないけれど…
この人のこの行動が歴史を変えたことは間違いない
歴史上振り返れば、そういう史実がいくつかありましたよね



奥州 平泉

頼朝の挙兵の知らせは、平泉にいる弟・九郎義経にも届いた

義経「秀衡様、何卒私に兵をお授け下さりませ。挙兵した我が兄・頼朝のもとへ、はせ参じとうござります。」

秀衡「ならぬ。」

2

義経「何故にござりますか?」

弁慶「おそれながら…主・義経、挙兵の暁には平泉の武力、財力存分に使うがよいと…。」

3

秀衡「今駆けつけたところで、そなたの戦の才をよいように使われ、捨てられるだけじゃ。下手をすれば…命さえなかろう…。それより…今しばらくこの平泉に留まり、争乱の成り行きを見守るがよい。」
   
義経「兄は…石橋山とやらで大敗を喫したと聞きまする。私は…兄を見捨てられませぬ。」

秀衡「運も度胸もなくては勝てぬが戦と言うものじゃ。」 ←運は大事!

弁慶「よし、分かった!殿、わしの頭の真上にあるこの的の中央を射抜いて下され。これを成し遂げれば我らの運と度胸…秀衡様も得心して下さりましょうぞ。」

Photo

秀衡「断じて逃げるでないぞ!目を閉じることも許さぬ!」

弁慶「いわずもがなにござる!さぁ、射抜かれよ!我ら主従の運試し!度胸試しじゃ!」

4

1

秀衡「あきれた主従じゃ…。」

弁慶はというと…目を見開いたまま、前にバタリと倒れ込んだのよね…当然かぁ 



福原

維盛「ようやく追討軍の陣立てができましてござります。速やかに旧都にて戦支度にかかります。」

清盛「忠清、頼んだぞ!」

忠清「ははっ。」

清盛「宗盛、鎮西は何とする?」

宗盛「貞能に任せましてござります。」

貞能「これより鎮西に赴き、種直と共に事を鎮める所存。」

清盛「さて…この福原に造る新しき内裏のことであるが…時忠、紫宸殿の障子の件はどうなっておる?」

時忠「代々の帝の里内裏となった…東三条殿のふすま障子の図柄と同じく、山水がよいのではないかと言うこと…。」

清盛「さようか…大嘗会まであと二月足らずじゃ。急ぎ進めよ。」

時忠「承知仕りました。」

教盛「このまま…遷都を推し進めるおつもりにござりますか?」

清盛「無論じゃ。」

重衡「おそれながら…各地の謀反は、此度の俄かな遷都と無縁とは思えませぬ。ここでまた新しき内裏のために財を擲てば、ますます不満が募るのではござりますまいか?」

知盛「今は戦のことのみ、考えるべきと存じます。」

清盛「ここで都造りを諦めることは、戦に負けるも同じぞ!烏合の衆の挙兵なんぞに惑わされてはならぬ!我が国造りを成し遂げることこそが、まことの勝利と心得よ。武士とは勝つことじゃ。如何なることをしても…勝ち続けることじゃ。」

清盛を相手に意見が通る人など、今は一人もいない
清盛の意のままに従い、行動するだけ…



平家の館

平家の総大将・維盛とその軍師・忠清は六波羅に留まり、出陣を巡って議論を繰り返していた

維盛「すぐに出陣じゃ。」

7

忠清「なりませぬ。」

維盛「何故じゃ。もう福原を出て七日ぞ!」

忠清「日柄がよろしくござりませぬ。今は十死一生の日。ここで出陣しては、到底生きて帰れる見込みがござりませぬ。」

8

維盛「もう我らは福原から出陣しておる。何故、途上の六波羅で日柄を云々することがある?」

忠清「戦とは命を懸けるもの。大将たるもの…神仏のご加護を願い、その思し召しを知るが肝要と存じます。」

維盛「こうしてべんべんと長居することこそ、兵たちの士気を下げよう…。いざ出陣じゃ!」

忠清「はっ。」 

不満はありつつも大将に従う忠清だった



頼朝の鎌倉の陣      

政子「殿!」

頼朝「おぉ、政子!着いたか!」

政子「はい!ご無事で何よりにござります!石橋山での敗走の知らせを聞いた時は、尼になる覚悟まで致しました!」

頼朝「おい、勝手に殺すでない。」  ( ´艸`)プププ

藤九郎「殿、申し上げます!平家の追討軍が三日前に駿河国に入ったとのこと!」

頼朝「いざ出陣じゃ!」



富士川東岸 源氏の陣

頼朝の軍は富士川の東岸に布陣し、武田信義率いる甲斐源氏二千騎と合流した

そして西岸に布陣する平家軍と富士川を挟んで対峙することとなった



富士川西岸 維盛の陣

維盛軍は兵の多くが脱落
兵糧も不足
兵の士気下がっていた

資盛「四千の兵を率いるには、兵糧が不足しておりましたな。」

維盛「仕方あるまい。多くは途上で駆り集めた兵じゃ。」

資盛「逃げ出す兵があとを絶ちませぬ。今や半分の二千騎にござります。」

維盛「大事無い。まだ主だった武将たちが参陣しておらぬだけじゃ。」

忠清「申し上げます!大庭景親、参陣する途上源氏に阻まれたとのこと。また、伊東祐親は伊豆より船で参陣しようとしたところを、やはり捕えられたとのことにござります。」

維盛「何と!」

「メシはまだかぁ!」「何か喰わせよ!」「喰わねば戦えぬ!」「敵は二万騎とも二十万騎とも聞くぞ!」と兵たちの声

維盛「忠清、遊び女を連れてこい。」

忠清「何と?」

維盛「このあたりにもおろう…。そうでもせねば兵たちの士気は上がるまい。」

9

忠清「おそれながら…戦を控えた陣中に女子を呼ぶなど聞いたことがござりませぬ。」

維盛「大将の言う事が聞けぬのか!」

忠清はそのとんでもない命令に従うしかなかった



その頃、清盛は厳島の社に赴いていた

清盛「公卿たちが何かと口やかましい。速やかな内裏の完成を祈願してもらいとうてな…。」

佐伯景弘「ようこそおいでいただきました。されど、よろしいのでござりますか?」

春夜「各地で源氏が決起し、対応に追われているものとばかり…。」

清盛「それは一門の者に任せておる。わしは我が父の悲願を成し遂げねばならぬ故な…。武士の世を作ることじゃ…。福原に内裏を作りそこに我が血を引く帝にお住まい頂き…その地で政を行う。そして…その政を…あやつに見せるのじゃ…。」

盛国「あやつ?」

清盛「あやつに見せてやる。わしの目指し続けた…武士の世を…。我が友の子に…見せてやる…。」


夜…海を見ている清盛は思い出していた…あの日、友と語ったことを…

(回想)第二十二話「勝利の代償」

清盛「もう…すぐそこまで来ておるのじゃ…武士の世が。此度、武士の力なくして世が治まらぬことを証した。さすれば世を変えられよう…。」


47_50

義朝「いかなる世に変えるのだ?」

10

清盛「それをこれから考えることができる!面白きことを己で考え、面白きことを己で形にする。かように面白きことがあるか?」

義朝「面白き…またそれか!」

清盛「悪いか?」

義朝「いや…貴様らしいわ。」 そう言って二人で笑い合った


11

周りからは誰の意見も聞かないで我が意のままに振る舞っているだけに見える清盛だけど、心の中に輝く未来を語っていた頃の思い出はしっかり持っていたんだね…

頼朝の鎌倉の陣

信義「この先に沼がござります。そこで闇に紛れて背後より攻めては如何にござりましょう…。」

その策が採用され、信義は手勢を連れて慎重に敵陣へ接近していった

富士川西岸 維盛の陣から笑い声が聞こえてくる
兵たちが遊び女と戯れ、宴を楽しんでいる
信義の手勢が富士川に差し掛かったところで…
静寂を破るように水鳥たちの羽音が暗闇に響き渡った

その音に維盛の陣の兵たちは「敵襲じゃ~!」と慌てふためいた

忠清「落ち着け!これは水鳥の…。」

忠清は兵たちを鎮めようとしたが、右往左往する兵に倒された
我先にと言わんばかりに逃げ出す兵たち
あっけない幕引きに終わった



頼朝の鎌倉の陣

義澄「何と何と情けないことよ…。」

常胤「源氏と双璧と言われた武家が、聞いて呆れるわ。」

頼朝「あまりにあっけない…。一体、あのお方はどのような二十年を過ごしたのであろうか?」

時政「あのお方?」

頼朝「まことの武士は如何なるものであると平清盛は考え、生きてきたのかと…。このまま京に攻め上る!平家を降し、問い正したいことが山とある!」

広常「おそれながら…その儀はなりますまい。東国にはまだ常陸の佐竹など殿に従わぬ者がおりましょう…。これらを従わせるが、先決と存じます。」

定綱「さよう…。まずは鎌倉を本拠に、東国武士を一つにまとめましょう…。」

時政「殿、そうせねば武士の世は作れませぬぞ!」

広常、定綱、時政のようなしっかりした者たちが、頼朝を支えていたからこその勝利だったんだね

家来「殿、奥州より見参…とのお方が…。」

Photo_2

義経「頼朝の兄上…にござりますか?」輝く視線で頼朝を見つめる

頼朝「そなたは?」

義経「お初にお目にかかります。九郎義経にござります。」

家来「義朝様の九番目のお子。殿の御弟君にござります。」

頼朝「弟?私の?」

弁慶「義経様が郎党・武蔵坊弁慶にござります。頼朝様の挙兵を聞き、平泉より遥々駆けつけましてござります。」

義経「兄上、お会いしとうござりました。」

Photo_3

不信感を持っていた頼朝もようやく笑顔に…

頼朝「よう来てくれた…九郎。ともに鎌倉へ参れ。積もる話を致そうぞ…。」

義経「はい。」

Photo_5

弁慶…喜び過ぎ!



平家の館

一門が広間に勢ぞろい
維盛は神妙な面持ち
他の人たちは心配そうに座っている
そこに…清盛がドタバタと駆け込んできた

キョロキョロと探している(維盛を…)
座っている場所は同じはずなのに…ね
それくらい気が動転しているのかな?

維盛をようやく見つけた清盛は、何回も叩いた
すぐに知盛が止めに入るが、一向にやめる気配がない

この撮影時のことがケンイチくんの著書に記されていたのを思い出したので抜粋して載せますね

維盛を殴る回数を四十四回にした。単純に清盛は維盛の父・重盛のことを思いながら殴っているので重盛が死んだ回数にしたのと、自分の気持ちの良い回数でやると予定調和で新しいものが生まれないような気がしたので、具体的に殴る回数を大幅に増やすと決めて感情や疲弊が頂点に達してから演技してみたいと思ったからだ。

監督には何も相談しなかったので(言えば却下されると思った)途中でカットされてしまう可能性もあったが、最後までやらせてもらえた。

他の人たちは、ただ見ているだけ(何で止めないんだろう…) 
清盛はヘトヘト(当然か)
ゲホゲホと咳き込んじゃってるし…(三回、撮影したらしい…)

ようやく座についた清盛は、息を切らしながら言う

清盛「何たるザマじゃ!戦に赴き、戦いもせずにおめおめと帰ってくるとは…。それでも平家の男か!忠清、お前が付いておりながら何じゃ!これは…。」

忠清「面目しだいもござりませぬ。死んでお詫びを致しとうござります。」

その言葉に一門、皆驚いて忠清を見た

盛国「忠清…戯けたことを申すでない。」

清盛「よう言うた!」

盛国「殿!」

時子「殿、ようお考えなされませ。忠清は、殿の先の代より我ら一門になくては成らぬ者にござります!」

清盛「武士とは勝つことじゃ!如何なる事をしても勝ち続けることじゃ!此度の惨めな敗走…これまで築いてきたものを壊しかねぬ過ち!侍大将ならば命を持ってあがなうが…相当であろう…。」

盛国「殿、そればかりは…。」

貞能「忠清を斬るならば…私もお斬りくださりませ…。」

宗清「この宗清も共に…。」

忠清「よさぬか!」

忠清は立ち上がり、清盛の前へ…

忠清「殿…伊藤忠清、死ぬる前に申し上げたき儀がござります。殿は今、維盛様に仰せになりました…”それでも平家の男か”と…。」

清盛「それが何じゃ。」

忠清「維盛様は紛うことなき平家の男にござります。戦というものをご存じなく、出陣には吉凶の日取りも選ばず、兵の進退も心得ず、陣中に遊び女を入れ、水鳥の羽音に怯えて、戦場から逃げる…。それこそが紛うことなき平家の男の姿にござります!」

清盛はヨロヨロと立ち上がった

13

忠清「殿は保元の戦、平治の戦を勝ち抜いてこられました。武士の世を夢見て…財を擲ち、公卿方、法皇様と渡り合い、一門を…公卿の家柄まで引き上げられました。音戸の瀬戸を広げ、大輪田泊を整え、宋との交易をなされました。厳島の社を新たにし、横へ横へと広がる世を目指されました。ご息女を入内させ、御孫君を帝となされました。そして…その帝を頂く、新しき国を福原に作ろうとなされております。」

12
  
清盛「何を…当たり前のことを言うておる。」

忠清「殿…平家はもはや…武門ではござりませぬ。殿ご自身が…もはや武士ではござりませぬ!殿が目指した…武士の世は、武士のままでは作れぬ世にござりました。ご無礼を…仕りました。どうぞ…この首…刎ねて下さりませ…。」

死を覚悟した忠清だから言えた言葉
涙を流しながらも言いたかったこと…
清盛の心にどう響いたんだろうか…

2013.3 東大で行われた「平清盛 ファイナル・パーティー」に、ゲストとして来られた藤本さん
「俳優は台詞を忘れるのが仕事ですけど、この台詞は忘れないですね…」と言って(オレンジの部分の)セリフを再現して下さいました
鳥肌ものだったのを思い出しました
今でも印象に残っているセリフの一つです


忠清は立ち上がり庭へ降りる
清盛は青龍刀を抜いて忠盛のもとへ…

宗盛「父上!今一度お考えを…。」と言い、泣きながら追いかけた
盛国は微動だにせず…
しかし一門のほとんどが館の外まで詰め寄った
清盛は忠清の背後にまわり、剣を振り上げた
しかし、バランスを崩し、ひっくり返る

16

(回想)第一話「ふたりの父」

忠盛「己にとって…生きるとは如何なることか。それを見つけた時点心の軸ができる。心の軸が…体を支える。体の軸が…心を支えるのだ。」

14

平太「私もなりとうございまする。父上のような立派な武士に…。」

15

忠盛「では、その気持ちをを心の軸にせよ。」

平太「はい!」

清盛は起き上がるが、手の震えが止まらない
清盛は震えるその手を見つめていた…

17

清盛の心の軸は…?

しばらく振ることのなかった剣
歳をとり、もはや一度も振り下ろすことができなくなっていた
そんな自分に唖然としたことだろう…
もはや自分は武士ではないのか?

« 大河ドラマ「平清盛」再放送!46話「頼朝挙兵」 | トップページ | 大河ドラマ「平清盛」再放送!48話「幻の都」 »

ケンイチくん TV」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1297211/70272482

この記事へのトラックバック一覧です: 大河ドラマ「平清盛」再放送!47話「宿命の敗北」:

« 大河ドラマ「平清盛」再放送!46話「頼朝挙兵」 | トップページ | 大河ドラマ「平清盛」再放送!48話「幻の都」 »

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
フォト

松山ケンイチ

  • 2012_12
    AKIが独断と偏見で選んだケンちゃんの画像の置き場! リニューアルしました。 見てね!
無料ブログはココログ