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サプライズ

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2017年3月

大河ドラマ「平清盛」再放送!30話「平家納経」

先の戦で勝利した清盛が昇進していく一方で、敗北した者の運命は辛いものだった

保元の乱の後、罪を問われ讃岐へと流された崇徳院
その生まれ故、騙され裏切られ続けてきた
彼の中ではこの戦乱はまだ終わっていなかった…

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流罪とはいっても雨露を凌げる館があって、食事の支度をしてくれる使用人がいる
歌を詠み、写経などをしながら崇徳院は穏やかに暮らしていた


そしてその頃…
弟の後白河上皇には滋子との間に皇子・憲仁が生まれた

清盛は…
「まだか…まだ戻らんのか~。」とイライラ

そこへ兎丸たちが皇子誕生のお祝いの品を持って帰館した

清盛「長の旅、ご苦労であった。だが…遅い!祝いは速やかにせねば上皇様がご機嫌を損ねかねる。あれほど急いで戻れと言うたものを…。」

兎丸「おい!ちょいとそこらの市で買い物とちゃうんやで。博多まで行っとんじゃ!どんだけ遠いかお前も知っとるだろ?文句があるんやったらな、博多を都の隣に持ってこい!

清盛と重盛が上皇に祝いの品を届けに出かけた後…
時忠は「良いことを思いついたのじゃ。」と教盛と基盛に話を持ち掛けた

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「此度お生まれになった憲仁親王様を次の帝と定めていただくのじゃ。」

呆れる二人だったが…

「男を上げる好機」とそそのかされて少し気持ちが傾いた

そして時忠は続ける
「上皇様のお傍にいらっしゃるのは成親様じゃ。成親様は経子様の兄上。まずはこの縁を頼る。」

しかし…
時忠の企みはすぐに二条帝の知るところとなり、清盛は御所に呼ばれた

帝「右少弁時忠、常陸介教盛、遠江守基盛が上皇の近臣・成親に憲仁親王の立太子を持ち掛けたと聞く。」

清盛「まこととあらば、すべて私の不行き届き。面目次第もござりませぬ。されどこの清盛、帝への忠義に一点の曇りも無き事、改めてお誓い申し上げまする。」

もちろん館に戻った清盛は大激怒!

「このたわけどもが!詫びて済むことではない!そなたたち3人は今すぐに官職を返上せよ!」

「厳しすぎる!」と3人の肩を持つ一門だったが…

清盛「それより他に帝のご信を取り戻す手立てがあるか?あるなら言うてみよ!」

一門は返す言葉がない

清盛「流罪にならぬだけ有り難いと思え!」

そう言い残し立ち去った清盛を追いかけてきた基盛は改めて父に詫びた

清盛「おまえはわしの若い頃によう似ておる。出来のいい兄弟がおるとそれを良いことに甘え、己の好き勝手にしとうなるものじゃ。だがな…おまえにはおまえの役目があって、平家の男としてこの家に生まれてきた。おまえも重盛も誇らしい我が子ぞ。」

初歌会で詠んだ”みな我が子なり”が今もなお健在!
辛い子ども時代を過ごした清盛だから言えた言葉
自分もそう言って欲しかったのかな?

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嬉しそうな基盛の顔が後の出来事で思い出される


一方、讃岐の崇徳院は…

保元の乱で命を落とした者たちの供養と自分の所業を悔い改めるため写経をし、それを後白河上皇へ送り届けた

しかし上皇は…
「あれほど朕を憎みながら流された者が、悔い改めるとは俄かには信じがたい。あるいは…何かの呪詛ではないか…。気味が悪い。送り返すがよい。」

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せっかくの写経も上皇が膝に乗せていた皇子に破かれてしまった

突き返された経を見て、打ちひしがれる崇徳院
そこへ家人がやってきて…
「仁和寺におられる重仁親王様が…お亡くなりにあそばされた言うて…。」と
追い打ちをかける

「何故じゃ~~!」と叫び…
「日本国の大魔王となりたい。皇を民に引き下ろし、民をば皇に伸し上げる!」と続けた

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実際、崇徳役の井浦新さんは…

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この絵を見てからというもの崇徳院の大ファンで”ストック”とあだ名をつけてしまうほどだったとか…
スタッフはそれを知らずに新さんを崇徳院に抜擢
すごい縁を感じます



その頃、平家では…
基盛が紫宸殿落成の一大法要を行うため高野山に出立していった
それを見送る清盛と時子
しかし…

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馬も泳ぎも得意だった基盛が川を渡ろうとして溺れて亡くなった

池禅尼「清盛…堪えずともよい。今はただ父として悲しんでやるがよい。」

基盛を抱きかかえる清盛

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そして号泣した

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時子も…

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重盛も…

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そしてAKIも… 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

友・西行がお経を上げてくれた

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西行「言うまいか…迷うたのでございますが…実は…基盛殿が宇治川を渡っておったろう刻限、高野山におった拙僧が…たしかに見たのです。何か怨念の塊のようなものが空を行くのを…。そしてそれは確かに讃岐の方角より現れました。かの保元の戦の後、上皇様が流罪になられた地にござります。拙僧が見たものは…讃岐の院の…怨念だったのではないかと…。」

そして…
「保元の戦以降、お手前は公卿そして中納言にまで昇られた。そして道半ばで散っていった方々の志も背負うて生きていかれようとしておられる。されどそれは、敗者となった方々の怨念もともに背負うてゆく…ということにござりましょう…。」と続けた

「日本の大魔王に…。」と叫ぶ崇徳院
新さんの名演技は何度見ても圧巻!

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語り伝えられている崇徳院のイメージ通り、いやそれ以上!
乗り移ったみたいです


そして清盛の館に藤原摂関家の長・忠通が息子・基実とともに訪ねてきた

忠通は摂関家の歴代の古事、儀式や衣食住に関する作法が書かれた書を清盛に渡す
そして息子の基実を清盛の娘婿にして欲しいと頼んだ

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忠通「世は移ろったものだ…。我ら摂関家が武家の力を頼みにせねば生き残れぬのじゃからな…。散々蔑んできた武士に頭を下げ、一族の男を婿に…などと頼む私を父や弟はやはり許さぬかもしれぬが、こうして藤原摂関家を守ることが私の誇りじゃ。」

このわずか1年のち、藤原忠通は世を去った

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清盛は一門に告げた
「安芸の厳島の社に経典を奉納する。一門の繁栄を祈願するためじゃ。されど一門の繁栄は多くの犠牲の上に成り立つもの。これまで無念にも命を落とした者たちの冥福を祈りたい。一門に限らず、この新しき世を迎えるまでに志半ばにして失われたすべての魂を鎮めたいのじゃ。」

経典は33巻
各々1巻ずつ書写することとなった

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みんながみんな字が上手い!なぜ?
昔は字が下手な人はいなかったのだろうか?

AKIはこの放送後、練馬の曼荼羅美術館に展示された実際に放送に使われた平家納経を見てきました
技術のすごさと美しさは天下一品!

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経盛が失敗するシーンがありましたが、そういうときは水で薄めるようです
昔の人だってやっぱり失敗しますよねsweat01

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その作業中のこと、平家の屋敷に検非違使が訪れ、時忠は帝の呪詛の疑いをかけられ、出雲に流罪となった

清盛は盛国、時忠とともに福原に来ていた ←出雲へ向かう時忠を途中まで送ってきた模様
盛国が幼い頃に過ごした大和田の海が見える場所だった



そしてついに全経典が完成!
豪華な入れ物に清盛自ら”美しい手で”大切に入れられていく

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一門揃って、経典を厳島へ奉納しに出かけた
しかし…
さっきまで穏やかだった海に怪しい雲が立ち込めてきて、やがて酷い嵐になり…
清盛たちが乗った船も転覆寸前に…

「これが讃岐の院の怨念の仕業ならば、経典を海に捨てればきっとそれで治まりましょう…。」と言う頼盛、重盛

しかし清盛は…
「ならぬ!これは平家だけのものではない!王家、摂関家、藤原氏、源氏、諸々の人の魂が込められておる!無論、讃岐の院の御霊もだ!これを捨てるは皆の魂を捨てるも同じぞ!」

同乗していた西行の読経のおかげか?兎丸、盛国たちの腕のおかげか?
嵐は過ぎ去っていった

そして…
讃岐の院の怒りも?

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雨が上がり、陽が射し、どこからか子どもたちのはしゃぐ声が聞こえる…
次第に崇徳院の顔も穏やかに…

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何一つ思うままにならなかった一生を崇徳院は生き切った


そして…
清盛たちは無事に厳島神社にたどり着き、経典を奉納した
…と、清盛が何やら閃いてフッと笑った

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「兎丸…博多を都の隣に持ってくるぞ。」

「またまた何を…。」という顔の一門

でもこの途方もない計画を遣って退けてしまうのが清盛です!

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大河ドラマ「平清盛」再放送!29話「滋子の婚礼」

清盛は正三位に昇った

清盛の屋敷では…あれ?

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皆の衣装も丁度品も何だか豪華…公卿の家っぽくなってる!

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AKI的には平家になったこの回が”第3部の始まり”に思えたんだけれど…
実際はもう少し先

清盛の昇進により公卿の家となり”平家”と呼ばれるようになったのよね
そして同時に弟たち、息子たち総勢7名が昇進!

それを祝う宴が開かれていて…

そこへ平治の乱で義朝を見限り、その後は平家に従う身となっていた源頼政がお祝いに駆けつけた

なぜ一度見限った人を味方につけたのかわからないな…
見限っても大事ないと思ってのことかな?

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そしてそこへ兎丸たちが太宰府から宋の品々を持ち帰った
上皇や帝へ献上する品々
それを頼政は感服した様子で眺めていた

それと…家貞への土産”唐果物”
しかし…家貞は寝込んでいた

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笑顔の家貞にちょっと安心

池禅尼「清盛が晴れて公卿となり、気が抜けたのであろう…。」

「ついでに腰も抜けておりました。」と家貞の子・平貞能(田口浩正さん初登場!)

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清盛「兎丸がこれをそなたにと…ほれ。」と”唐果物”を見せる

喜ぶ家貞
「毎日唐果物が食べとうて宋との交易を積極的に進めていた。」と付け加えた
呆れた清盛

しかし家貞は…
「欲すること…すなわち欲こそが男の力の源。亡き大殿、忠正様、家盛様、鳥羽院、悪左府様、信西入道、義朝殿…殿はこれから先、そうした方々すべての思いを背負うて生きて行かれるのです。」

清盛「もとよりその覚悟じゃ。それこそが我が欲じゃ。」

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喋ることも辛そうな家貞が美味しそうに唐果物を食べる
幸せそうな家貞の笑顔とそれを見た皆の笑顔にこちらも一瞬幸せな気持ちになった

三代に渡って支え続けた平氏の筆頭家人・家貞はやがてこの世を去った

程なくして清盛は参議に昇進し、朝廷での公卿議場に出られる身となった

そして同じ頃、美福門院得子も逝去した

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鳥羽院や璋子の件といい、崇徳上皇と近衛帝の件といい、後白河上皇と二条帝の件といい、
長きに渡り、欲の塊のような人だったけれど、もう出演しないのかと思うと寂しくなる…



清盛は帝に美福門院亡き後も忠義を尽くすことを誓った
そして妻・時子を帝の乳母として仕えさせた



その頃、清盛の義理の妹・滋子も後白河上皇の姉・上西門院統子の女房として宮中に務めていた
後白河上皇の催した宴に参列した滋子は上皇と初対面を果たす
…と言っても、上皇の方は滋子の存在さえ目に入ってはいないみたいだったけど…

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「遊びを~せんとや~生まれ~けむ~」と歌う上皇を目で追う滋子

その夜…
廊下を歩きながら昼間、上皇が歌っていたを歌を口ずさむ滋子
…と、急に部屋に連れ込まれる

上皇「歌うでない!その歌を…さように朗らかに歌うでない!!」

滋子「お見受けした通り、おかしなお方。朗らかな歌なのですから朗らかに歌えばいいものを…。」

上皇「朗らかな歌じゃと?これが…。」そう言って高笑いをする

その姿を見て滋子も高笑いのあと「情けないお方。」と続ける

上皇「誰に向かって申しておる。」

滋子「声を枯らして歌うことでしかお心を埋められぬ…弱いお方が目の前にいる…ただそれだけにござります。」

上皇「ただで済むと思うておるのか?わしにさような口を聞いて…。」

滋子「済まされぬならそれもまた結構。歌より他にぶつけられるものを見つけなされませ。」

その言葉を聞いた上皇は呑んでいた杯を放り投げた
しかし、まったく動じる様子のない滋子

滋子を引き寄せる上皇

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そして滋子も上皇の背中に腕を回す…

なぜ?どのあたりにそんな気配があった?
本当に男女の仲はわからないなぁ…

思い返せば…宴のときの滋子の目は上皇に一目惚れしているような…
だったら身分を弁えないセリフは何だったのか?
上皇もその滋子の物言いに腹を立てたのでは?
でも今まで自分にこんなことを言う娘はいなかった…それが目新しく新鮮だったのか?
単に顔?…だったりして ( ´艸`)プププ
この場に清盛がいたら気絶していたのではなかろうか?…と想像してしまう
(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ


恋に落ちた二人だったけれど、滋子が清盛の義理の妹だと知ると上皇は…「帰れ。」と…

しかし滋子は「帰りませぬ。」

上皇「政の道具になるだけぞ。」

滋子「なりませぬ。」

滋子の固い意志に惹かれたのか再びheart04



その後…
清盛の館に滋子が訪れ、一門も勢ぞろい
そこへ清盛が慌てた様子で入ってきた

清盛「その腹に…子がおるとはまことか!」

滋子「まことにござります。」

清盛「その子の父が上皇様とは、まことか?」

滋子「まことにござります。」

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腰が抜ける清盛 ←ね?さっきの場面を清盛が目撃していなくてよかったでしょ? ( ´艸`)

清盛「うかつであった…。あの上皇様のこと、入内の目論見に感づかれれば、如何なる嫌がらせを仕掛けてこられるか十分に考えられたに…。」

滋子「それは違います。上皇様の后になると私自身が決めましたにござります。」

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時忠「滋子、そなた申したな。自分は好いたお方の妻になりたいと…。上皇様を思うておるのか?」

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滋子「さようにござります。」

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滋子に呆れ返る清盛
しかし…すでに上皇は滋子との婚礼の支度に取り掛かっていた

時子「殿、此度のことは滋子の姉として、また棟梁の妻としてお詫び申し上げます。されど、滋子が心より望むことならば、姉として祝うてやりたい。一門を上げて婚礼の支度を整えてやりとうござります。それには殿のお力が欠かせませぬ。何卒お許し下さいませ。」

清盛「いや、許さん。俺は一切、手を貸さぬ!」

滋子も滋子だけど、清盛も清盛
もう後には引けない状態なのにね…
その後、清盛なしで婚礼の支度が勧められた


しかし問題は他にも…
「上皇の后がそのような巻き髪ではいい笑いものになる。帝とも益々差がつくことになろう…。」と上西門院は苦言を呈した

さすがの滋子もその言葉を無視することはできなかったとみえ…
清盛の館では時子をはじめ、経子や侍女たちがあの手この手で髪を延ばしていた

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そこへ清盛
「何の騒ぎじゃ?」

池禅尼「滋子殿の髪を真っ直ぐに延ばしておるのじゃ。巻き髪では公卿の笑いもの故、何とかせよと…上西門院様の仰せなそうな…。」

清盛「なんと馬鹿げた…。」

完全に呆れ返る清盛

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まったく効果なしの滋子の髪

清盛「もう…よいではないか?さようなことで人の値打ちが変わるわけではなかろう…。そもそも滋子がさようなつまらぬことを気にする女子であったとは…見損なったぞ。」

時子「殿には恋する女子の気持ちは分かりませぬ。」

滋子「取りやめに致します。上皇様に恥を掻かせとうございませぬ。」

時忠「腹に子がおるのだぞ。」

滋子「きっと同じ巻き髪の子にござりましょう…。やんごとなき生まれになっても…恥を掻くだけです。」 

すっかりいつもの元気がなくなる滋子 これが恋する女子の気持ちなのね 
変われば変わるなぁ…

池禅尼「さて清盛…何とするのじゃ?婚礼が取りやめとならば、それこそ上皇様はご機嫌を損ねよう…。」

大きなため息をつく清盛

「いや、許さん。俺は一切、手を貸さぬ!」なんて言ったけど、そうもいかなくなってしまったわね…棟梁もたいへんだ (^-^;



その後、上皇様を訪ねた清盛
しかし、会ってはもらえなかった
それは怒ってのことではなく…拗ねて断食していた!

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その様子を少し離れたところから見ていた清盛は…思わず(´,_ゝ`)プッ



そして…拉致のように兎丸たちに担がれて連れていかれる滋子
清盛のサプライズ ウエディングの始まり!
…といっても上皇をはじめ皇族や公卿方は勢ぞろい、膳の支度も整っていて知らぬは滋子と時子だけ?

ドラの音が鳴って笙の演奏とともに滋子が登場する

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宋の国の衣装に身を包んだ滋子
巻き髪が映えてとっても綺麗!
珍しいもの好きの上皇と自分をしっかり持っている滋子にピッタリ!
清盛が一人で考えたんだろうか?

清盛「巻き髪が醜いなどと誰ぞが大昔に決めたこと。さような因習に囚われているうちは新しき世など名ばかりにございましょう…。」

上皇は座を立って滋子を迎えに行く

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そして手を取り合って座に着き、見つめ合う二人はとっても幸せそう…
身分が高い故にいろんな障害が多かったけれど、この時代に珍しく好きな者同士結ばれて良かった

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そしてこちらも…

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兎丸と桃李
みんなが心待ちにしているほど、分かりやすい兎丸なのに…
当の桃李は兎丸の気持ちにまったく気づいていない様子

兎丸も意外に照れ屋なのか行動しない

こちらも夫婦になる日はそう…遠くはないはず

大河ドラマ「平清盛」再放送!28話「友の子、友の妻」

軍勢を尽く失った義朝は3人の息子とともに東国へ落ち延びる途上だった

頼朝「父上、髭切の太刀は如何されました?落とされたのではございませぬか?」
そう言い、来た道を戻った頼朝は義朝たちと逸れてしまった

そして京では…
追討される身の中納言・信頼が後白河上皇を頼って仁和寺に逃げ込んだ

「上皇様、申し訳ござりませぬ。」と平伏する信頼

上皇「何も申さずともいい。疲れたであろう…。膳の支度がしてある。存分に呑み、食うがよい。」 ←えっ、どういうこと??

上皇「さて…今様でも披露して進ぜよう…。」

信頼「これは聞いたことのない新しき歌にござりますな…。」

上皇「白楽天の”長恨歌”じゃ。寵愛した家臣に国を滅ぼされる皇帝の物語でな…。」
…と、形相が一変する上皇

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上皇「朕は…そうはなりとうない。」

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教盛「控え御ろう!」

さっきまでいた家臣や侍女たちの姿なく…
平氏たちが入ってきて信頼、成親は召し捕らえられた ←そうなりますよね (^-^;

平氏の屋敷に連れて来られた信頼と成親

清盛「此度の沙汰、この平清盛が任されておりまする。」

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清盛「帝と上皇様を幽閉奉り、都を戦火に晒し、信西入道の命を奪った罪はあまりに大きい。成親殿…此度ばかりは許しましょう…。だが、再びこのような仕儀となった時は身内とは思いませぬ故、覚悟されませ。」

信頼「私も…私もお助け下さりませ!いかなる償いでも致しまする!」

清盛「貴方様は信西殿の座に取って代わるため謀反を起こされた。さような愚か者を生かしておいては志半ばで無念の死を遂げた信西殿が浮かばれますまい。」

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信頼「面白くないのう…。」 ←信頼の口癖はここでも

清盛「志のなき者の一生が面白うないのは道理!六条河原にて斬首とする。」

武士の裁断により公卿が斬首されるなど、わずか数年前には考えられないことだった

清盛「引き続き、義朝一党の行方を追え。」



その頃、義朝一党は美濃・青墓にいた

先の戦で弓に当たった次男・朝長は瀕死の状態だった

朝長「敵の手にかかるくらいなら父上のお手で…。」

義朝は朝長の首を斬った

義平「私は北国へ下ります。父上と正清は東国に下り、手勢を率いてご上洛を…。さすれば平氏を滅ぼし、必ずや源氏の世となりましょう…。」

そう言って去っていった義平だったが、後に平氏に捕らえられ斬首となった



そして年が明けた頃…
義朝と正清は正清の義父・長田忠致を頼って尾張にいた

長田「今、風呂の支度をさせております。まずはごゆるりとお寛ぎくださいませ。」
そう言い残して部屋を去っていく

義朝「正清…源氏はこれまでだ。忠致は我らを欺いておる。この館におるものは皆、我らの命を狙うておる。」

そこへ長田が入ってきて…
長田「風呂の支度が整いましてございまする。太刀をお預かり致します。」

「うぉ~!」そう叫んで義朝、正清は庭に出る

数人の敵に囲まれた

義朝と正清のアイコンタクト

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…の末、刺し違えた!

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忠清「申し上げます。左馬頭・義朝及び筆頭家人・鎌田正清…尾張の国・野間の内海荘にて自害。」

その報告を聞いて喜ぶ清盛の弟たち
しかし…一人表情を変えない清盛

清盛「右兵衛佐(うひょうえのすけ)頼朝はどうなった?」

忠清「落ち延びる途中、逸れた様子。」

清盛「きっと見つけ出せ。頼朝を見つけ、処分せねば…この戦は終わらぬ。」



その後、平氏の家臣によって捕縛された頼朝は清盛の前に連れて来られた

清盛「落ち延びる途上、父や兄と逸れたと聞く。その後のことは存じておるか?」

頼朝「いえ…お聞かせいただきとうござります。」

清盛は父や兄たちの最期を話す

泣き崩れる頼朝

清盛「下がらせよ。」

冷淡に見える清盛だけど、心の中は尋常じゃないんだろうな…

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”頼朝は斬首”と囁く平氏一門

重盛「父上…如何なさるおつもりですか?」

清盛「俺の覚悟は叔父上を斬った時から決まっておる。新しき国作りを邪魔立てする者は許さん。たとえそれが…友の子であっても…。」



その頃、義朝の側室・常盤は鬼若(のちの弁慶)に匿われ、第3子となる牛若(のちの義経)を無事出産した

常盤「私は子らを連れて都に戻り、六波羅へ参ります。私は何としても3人の子の命を守りたい。」

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反対する鬼若だったが…

常盤「私は賭けてみとうございます。清盛様のお慈悲に…。」




清盛の館に母・池禅尼が訪れた

池禅尼「清盛…頼朝殿の命、助けては下さらぬか?」 

あまりにも有名なエピソードだからビックリはしなかったけれど、”この言葉がなかったら…”って思ってしまう

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清盛「これは…思いもかけぬお言葉…如何なされました?」

池禅尼「似ておるのじゃ。頼朝殿は亡き家盛に…。」

清盛「似ても似つきません。」

池禅尼「似ておる。父思い、母思い、兄思いのところがな…。頼朝殿が斬られるは家盛が2度その命を奪われる気がして…。」

清盛「申し訳ござりませぬが母上…私は平氏の棟梁として情に流されるわけには参りませぬ!」

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その後、断食を決め込んだ池禅尼
アタフタする頼盛だったが…
清盛は「大事ない。長年豊かに暮らしてきたお方じゃ。断食など3日と持つまい。」と笑い飛ばした


そこへ信西の弟子・西光(前・師光)が訪ねてきた

西光「憎き左馬頭・義朝の子 頼朝が捕らえられ、ここ六波羅にて沙汰を待っているとお聞きしています。」

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西光「きっと首を刎ねて下さいませ。我が亡き殿が国にとっていかに大事なお方だったか…。頼朝を生かしておけば亡き殿が浮かばれますまい。」

西光の言い分はもっとも。この時点は清盛も同じ気持ちでいたはず



そして3人の子を連れ、清盛を訪ねた常盤

清盛「己が達は知らぬわけではあるまい。何故、見つかる前に参った。」

常盤「わが身はどうなっても構いませぬ。どうかこの子らの命をお助けいただきますよう…何卒。」

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清盛「その乳飲み子は?」

常盤「暮れに生まれた牛若にござります。」

清盛「暮れ…。追って沙汰致す。」

友の子を”生かしてくれ””殺してくれ”と頼みに来る人も清盛にとって大切…
こんなことも乗り越えなければ頂には昇れないんだね (ρ_;)

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時子は清盛にこう助言した

「義朝様は敵である前にかけがえなき友。その上でご裁断されたらよろしいのではござりませぬか?常盤殿と3人のお子もことも…頼朝殿のことも…。」

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そしてついに沙汰が下される日が来た

清盛「そなたに沙汰を申し渡さねばならぬ。…が、その前に…。」

盛国が持ってきたものは…

清盛「源氏十代の太刀”髭切”じゃ。かの戦にてそなたの父・義朝と一騎打ちとなった折、残していった。」

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頼朝「早よう、殺してくださいませ。平氏の棟梁の前に”髭切”を残して去ったとは…。さように弱々しい背を見せて去ったとは…。もう見とうござりませぬ。まことの武士がまやかしの武士に負けた。さような世の行く末を私は見とうござりませぬ。」

斬首覚悟とはいっても立場ってものがあるよね?若さ故なのだろうか?

案の定、その言葉を聞き、清盛は(´,_ゝ`)プッ

頼朝「早う斬って下さりませ。願わくばその”髭切”で…この首、刎ねて下さりませ。」

静かに”髭切”を手に取る清盛

…と、頼朝を思いっきり殴りつけた!
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一瞬にして映像が義朝に代わる ←本当は義朝を殴ってやりたかったんだね
この演出、素晴らしいと思う

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清盛「お前はそれで気が済むだろう…。ただ一心に太刀を振り回し、武士として生き、武士として死んだ。そう思うておるのだろう…。だが俺はどうだ?俺はこの先も生きてゆかねばならぬ。お前がおらぬこの世で…。武士が頂に立つ世を切り開いてゆかねばならぬのだ。それがいかに苦しいことかわかるか?いかに虚しいことかわかるか?だが俺は乗り越える。乗り越えてこその武士じゃ!醜きことに紛れようと、必ずこの世の頂に立つ!途中で降りたお前が見ることのなかった景色をこの目で見てやる!その時こそ思い知れ!源氏は平氏に負けたのだと…。あのつまらぬ乱を起こしたことを悔やめ!己の愚かさを思い知れ!俺はお前を断じて許さぬ!!」

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涙を溢す清盛
義朝が謀反を起こし、信西を殺し、義朝自身も自害して…
ずっと平気な顔をして過ごしていた清盛だったけれど…
こんなにも義朝に言ってやりたいことはあって…
こんなにも心の内で一人苦しんでいたんだよね…

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”髭切”を思いっきり地面に突き刺す

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清盛「誰が殺してなどやるものか…。まことの武士はいかなるものか見せてやる。源頼朝を流罪に処す。遠く伊豆より平氏の繁栄を指を咥えて眺めておれ!」

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そして常盤のもとを訪ねる清盛
寝かしつけた赤子を見て清盛は呟く

「ちょうどこれくらいの頃であったろうか…。俺の実の母が俺の命を守るため死んだ。己の身はどうなっても子らを助けて欲しいと申したな。」

常盤「はい。」

清盛「死ぬことは許さん。母ならば生きて子らを守れ。」

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常盤「元よりその覚悟にござります。常盤は源義朝の妻にござります。」

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清盛「さようか。」

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当時N様でこういうシーンを描くのか~と少し驚きました
なぜ清盛は常盤を?と思って調べてみましたが、史実ではない説、特に大きな意図はなく、当時では普通説などが見つかりました
私的には友を思う深~~い意味があって欲しかった (´ρ`)

その後、乳飲み子の牛若は母とともに都に住むことを許された
そして頼朝は池禅尼が命じた藤九郎をお伴に伊豆へと出立していった

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清盛は武士で初めて公卿の座に昇り、平氏の繁栄を着実に築いていった

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大河ドラマ「平清盛」再放送!27話「宿命の対決」

後に「平治の乱」と呼ばれた源義朝が起こしたクーデター
武力で内裏を制圧し、政を牛耳っていた信西の命を奪った
憤る清盛
しかし帝と上皇が人質に囚われているため内裏に攻め入ることはできない
清盛と義朝…決戦の時が迫っていた

平氏の館では…
清盛は一門に対しこう話す
「皆も知っての通り中納言・信頼様が左馬頭・義朝に命じ、上皇様、上西門院様そして帝を幽閉奉った。すなわち…今は信頼様がこの国の頂に立つお方。断じて攻めようなどとは考えるな。良いな。」

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盛国「方々、くれぐれも殿のお考えに従われますよう…。」

あれほどまでに友・信西を助けようとしていた清盛が、その黒幕とも言うべき信頼をあっさり”国の頂”と受け入れ、攻めるな…とは。一門もちょっと肩透かしって感じよね…
盛国には念を押されてしまったし…

訳がまったくわからないけれど一門は「はは…。」と頭を下げるしかない



一方、内裏の源氏の陣では…

義朝「清盛が六波羅に入った。きっとすぐにも攻めてこよう…。者ども!迎え撃って存分に戦え!」

「うぉ~~!」とやる気満々の源氏一門

その様子を見ていた黒幕の二人は…

経宗「東国武士の戦はそれはおぞましいと聞く。」

惟方「仮に平氏を退けたとして、あの者たちがこのまま内裏に居座るようなことになれば…。」

中納言・信頼が信西に取って代わった朝廷はもはや朝廷として動いてはいなかった

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惟方「我らは大きな過ちを犯したのではないか?」

…と懸念し始めた




その後…数日経っても清盛は動かないままだった

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”何も気にしてな~~い”みたいな食べっぷりを見ると、かえって”何かあるのでは?”勘ぐってしまう 




一向に平氏が攻めてくる気配のない源氏は数日前の意気込みはどこへやら
待ちくたびれた平氏たちはダラダラし始めていた




そんな時、清盛の使いが中納言を訪ねてきたと聞いて義朝は駆けつけた

「攻めてきたのか?」と怯える中納言

しかし入ってきたのは年寄り一人

皆は戸惑う

「平氏が棟梁 清盛の名代、平朝臣家貞にござります。中納言様にこちらを奉呈致したく参りました。 名簿(みょうぶ)にござります。我ら平氏は中納言様をこの国の位人臣を極めたるお方と敬い、忠義を尽くしますことをお誓い申し上げまする。」

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その言葉を聞いて安心した信頼だったが…

義朝「お待ちくださりませ。信西入道と関わりの深かった平氏が、それを討った中納言様に忠義立てするのは如何にもおかしい。何か裏があるとしか思いませぬ。」

家貞「これは…同じ武門の棟梁とも思えぬお言葉。我ら武士の本分は、お上をお守りする事。この思いに裏も表もござりませぬ。」

義朝「信西を討たれたことに遺恨はないと申すか!」

頷く家貞

義朝「俺の知っている平清盛はさような男ではない!」と家貞に掴み掛かるが…

信頼「もうよかろう…播磨守。物の具(武具)もつけぬ老い武者を寄こしたのじゃ。疑うこともあるまいて…。」

渋々引き下がる義朝 ←だけどまだ疑っている様子
さすが家貞、家臣の鑑!!ナイスな演技に拍手!



清盛の館に戻り…

清盛「よし、我が意通りじゃ。」

家貞「殿…そろそろ皆にからくりを明かされては?」 ←ねっ? (*^ー゚)bグッジョブ!!

その後も平氏の館では飲めや歌えや踊れの宴を楽しんでいて…

そこへ訪ねて来たのは…ヘタレ公卿の経宗と惟方

経宗「此度の一件、深くお詫び申し上げます。」

清盛「これは奇怪な…。大納言様と検非違使別当様が私ごとき者に平伏なさるとは…。」

経宗「此度の謀反はすべて中納言・信頼の企てたこと。我らなどは巻き込まれたに過ぎませぬ。」 ←どこまでずる賢いんじゃ、コヤツ等は…

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経宗「何卒、平氏のお力をもって都を元の姿に戻していただきたく…何卒…。」

清盛「巻き込まれただけとは片腹痛い。」

…と笑顔で言うが、青龍刀を手に取り…

「公卿どもが語らって信西殿を亡き者にしたのは…わかっておるのだ!」

…と刀を一気に抜き、鬼の形相

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経宗「ヒェ~~~!申し訳ございませぬ!」

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清盛「まことならば叩き斬ってやりたいところ!…だが、こうして自ら俺を訪れた度胸は見上げたもの。それに免じて此度ばかりは許してやる!そなたたちの望み、叶えてやろう。その代り如何なることでもすると約束せよ。」

赤べこのように首を縦に振る二人

清盛「返事は!!!」

経宗・惟方「はい!!」と平伏した (ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ 少しスッキリしたわ



その後…

中納言・信頼は白拍子と戯れていた

経宗「御座所にいる兵たちもそろそろ疲れてきた頃にござりましょう…。酒でも振る舞ってやったらござりましょうか?」

信頼「兵のことは播磨守に任せておる。」

惟方「いやいや…近衛大将であられる信頼様御自らの振る舞いとあらば、兵にとってこれに勝る誉はございません。」

経宗「そもそも…誰もが信頼様を崇め奉り平伏している今…見張りなどつけるには及びませぬぅ~。」

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こいつらまったく…自分守るためだったら何でもするのね (-ε-)



その頃…清盛は賽を振っては転がし、振っては転がしてその時が来るのを待っていた
ケンイチくんの手に見惚れてしまったので敢えて載せてしまいます (*´v゚*)ゞ

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内裏にいる源氏の兵たちは…皆すっかり酔っ払いお休み中
その隙に経宗と惟方は幽閉されていた帝や上皇、上西門院らを連れ出した

その知らせを聞いた清盛は忠清に言う
「直ちに都中に触れ回れ…帝は、六波羅におわす…と。」



夜が明けて…義朝が御所を訪れても兵たちはもちろん、信頼も夢の中

義朝はその信頼に掴み掛かり…

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「この日本一の不覚人が!!」と投げ飛ばした

「わかっておるのか!これで我らは賊になり下がったのだぞ!」と続けた

源氏・家臣「端からこれを狙っておったのでしょうな…。」

その言葉で初めて清盛の手の内に気づく義朝
この時点でもう決着はついてるように思う




六波羅に臨幸された帝から「中納言・信頼ならびに播磨守・義朝を追討せよ!」と直々に勅命を受け、清盛たちはそれに従った



平氏出陣前…
一門は血気盛んに盛り上がっていた

そんな中「清三郎…年明けの元服だが…少し早まった。本日より”宗盛”と名のるがよい。宗盛…初陣じゃ!」

心構えがまるでできてない宗盛…大丈夫なの?連れてっちゃって…



門を打ち破る重盛勢
待ち構えるは義朝の長男・悪源太義平

重盛「我こそは平清盛の子・左衛門佐重盛だ。」

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義平「平の字が三つか。我こそは源義朝が子・鎌倉悪源太義平…四つ目の平の字は我が名にあり!」

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重盛と義平の一騎打ち!

運動会の騎馬戦で名を名乗ってからの一騎打ちはこの時代からのものなのね
同じ地位の者同士でしか戦わないってステキよね


じっと目を瞑り、時を待つ二人の棟梁


戦いの途中だったが何かを見た(たぶん太陽の位置?)重盛は「引け!」と命じる
時を同じくして別の場所で戦っていた頼盛勢、忠清勢も陣を引いた

義朝のもとには「義平様の獅子奮迅のお働きにて平氏勢が敗走!」と報告が入った

義朝「後を追え。一気に攻め込むぞ!」

そして清盛には家貞が「重盛様の下知(げじ)により、味方はひとまず兵を引きましてござります。」 と報告した

清盛「よし。手筈通りじゃ。」



賀茂川まで兵を進めた源氏
対岸には赤の陣営が…

義朝「かかれ~い!」
…と、馬の嘶きに動きを止める源氏一行

馬に乗った清盛が現れ、その直後赤い幟が次々に上がり…
弓を持った兵士たちが対岸に雪崩れ込んできた
その数、3000以上

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清盛にまんまと誘き寄せられた源氏一行

忠清の「放て~!」の声とともに一斉に弓が放たれた

雨のように降り注いでくる矢

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VFX技術による賜物

源氏の兵士が弓に当たり、どんどん倒れていく

義朝の合図で別の場所で棟梁の一騎打ちとなった

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「平氏が棟梁・平清盛。」
「源氏が棟梁・源義朝。」 ←よく知っていても名のってから始めるのね

馬に乗ったままで一騎打ち
日本刀vs両刀

乗馬自体も相当練習したんでしょうけど、片手に剣を持って戦うって相当たいへんなことだと思う
清盛なんぞは青龍刀が重たいせいか両手を手綱から離して戦ってるから…ビックリです!

義朝が刀を落としてしまうと今度は馬を降りて戦う
あくまでもフェアーですよね

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たしか撮影は暑い最中だったような…
二人ともアイスが差し入れだったようだから…
玉木宏さんとはこの撮影で最後だったんですよね…

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手に汗握る迫力ある戦い
印象に残っているシーンの一つです

ちょっとした隙が勝敗を分ける
それを見逃がさなかったのが清盛
短刀を義朝に向ける

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清盛「武士とは勝つことじゃ。いかなることをしても勝ち続けることじゃ!おまえは負けたのじゃ!次などない戦に…負けたのじゃ。」

本当は武士が頂に立ってから戦いたかったよね?
だけど…こうなってしまっては戦わないわけにはいかなかった
清盛の悲しみを義朝はわかってくれるかな?

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義朝「源氏は滅びぬ。わが身は滅びても…源氏の魂は断じて滅びぬ!清盛…また会おう。」

そう言い残して義朝は馬に乗り、去っていった

しかし…これが二人が相見えた最後の時だった






大河ドラマ「平清盛」再放送!26話「平治の乱」

三条殿に松明を翳した義朝一行が入ってくる
狙うは信西の首

”打倒信西”たちは「何者かが三条殿に攻め寄せて参りまする。すぐにお車にお乗りくださいませ。」「ここは危のうございます。内裏ならば難を避けられましょう…。」と二条帝や上皇、上西門院らを誘導した ←実のところ幽閉だったんだけどね

上皇らの誘導が完了したとの知らせを受けて、義朝は三条殿と信西の館への火責めを命じた

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門の中になだれ込む兵士たち
信西が変装しているとも限らないという理由で女、子どもまで斬り殺された


それを偶然聞いてしまった信西の妻・朝子は平氏の館に助けを求めた

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しかし清盛らは京から遠く離れた熊野へ向けて出立したあと
時子は早馬を出して清盛に知らせた

忠清「中納言・信頼並びに左馬頭・義朝殿による謀反の由にござります。信西入道の館も焼かれました。」

顔色を変える清盛

清盛「信西殿は無事なのか?」

忠清「一先ず無事に館を抜け出たご様子。されど、佐馬頭殿はその首を獲らんと追っ手を送り出した由にござります。」

清盛「義朝が謀反じゃと?信西殿の首を狙うておるじゃと?」

重盛「そう奇怪なことではないと存じます。源氏の棟梁は父を斬らされた上に我ら平氏のように取り立てられることもなく、飼い殺しのような扱いを受けております。殺したいほどに信西入道に恨みが募ってもおかしくはござりませぬ。」

重盛、冷静なものの見方ができる子なのね!さすが!

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家貞「左馬頭だけではござりますまい。信西入道は朝廷においても憎まれておりましょう…。誰もが思い描けるような良い仕組みを形にするために、重職の方々を容赦なく罷免なさる。あれではどこを向いても敵だらけになっても不思議はござりますまい。」

清盛「なんと浅はかなことをしたのじゃ…義朝。信西殿は武士の悲願に欠かせぬお方ぞ。俺が今少し昇るまで何故待てなんだ!」


清盛「熊野詣は取りやめじゃ!すぐに都に引き返す!」

重盛「されど…我らはこの通り戦支度をしておりませぬ。源氏勢の待ち受ける所にいかに入るつもりか…。」

清盛「義朝に信西殿を殺させてはならん!これ以上取り返しのつかぬことをさせてはならぬ!」

家貞「承知致しました。」

”えっ?”今まで熱くなって言い合っていた親子だったが急に冷静に…( ´艸`)プププ
家臣が遣戸(やりど)を開けると…

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鎧やら太刀やらがしっかり用意されていた!

家貞「いかなる時にも備えを万全に致すは、ご先代様からの筆頭家人としての当然の務め。」
    ↑
”当然の務め”っていうけど家貞、あなたはスゴイよ!家人の鑑だよ!




山城・田原の山中まで家臣たちとともに逃げてきた信西

信西「穴を掘れ。」←手で堀る家臣たち…結構の深さの穴だよ! !!(゚ロ゚屮)屮

信西「「私をこの穴に入れよ。そして分からぬように隠したら、そなたたちはここを離れよ。それぞれに落ち延びよ。大勢で逃げてはかえって目立つ。」

拒む家臣たち

信西「すぐに清盛殿が戻ろう…。それまでの辛抱じゃ。皆で生き延びよう…。」

師光は自分の髪を切り落とし、信西に渡した

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しかし…清盛一行は京に入れずにいた
義朝の息子・悪源太義平の大群が阿倍野で待ち伏せているとの噂があったからだ

清盛「暇はない。近隣の武士を素早く集めよ。その間に阿倍野へ物見をやり、悪源太の軍勢を見て参れ。三千は噂に過ぎぬやもしれん。」そう忠清に命じた

「義朝…信西を殺してはならぬ。」と強く念じる清盛に重盛は意見する

「信西入道を救い出したところで平氏にとって益があるとは思えません。信西殿がおられる限り武士が頂に昇ることはないと存じます。」

信西をこのまま見捨てることを勧める重盛に清盛は
「こんな月の夜であった…。信西殿と初めて会うたのは…。」と信西との思い出を話し始めた

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数々の信西との回想シーンが流れる
それらの多くはクスッと笑える謂わば小休止的なものだったけれど
今回ばかりは悲しみを誘う (ρ_;)

清盛「者ども続け!平清盛は断じて友を見捨てはせぬ!」

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しかしこの時、悪源太義平は清盛一行を待ち伏せることなく京にいた

義平「何故お許し下さらないのですか?父上!見す見す清盛一行を京へ入れるつもりですか?」

義朝「俺は待っておるのだ。清盛の帰りを…。」



その頃、清盛一行は一刻も早く信西を助けようと馬を走らせていた

意識が朦朧とする信西

そこへ松明を翳した一行が近づいてくる

信西「清盛殿…。」

信西を隠していた木木を退ける一行

清盛が現れて笑顔で手を差し出し、信西はその手を掴もうとした

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…が、その手は追っ手のものだった!

追っ手「いたぞ!引っぱり出せ!」

信西は穴から引き釣り出された

敵に囲まれた信西は何故か高笑いをした

信西「己が誰なのか見つけたい!我は信西入道ぞ!」

そう言うと首に太刀を当て自害した



京に信西の首は晒された

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そこへ駆けつけた清盛は”無念”とばかりに泣き崩れた

清盛「なんということをしたのじゃ…義朝。すべて終わりじゃ。もう取返しがつかぬ。これがお前の出した答えなら…受けて立とう!」

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泣き崩れていた清盛の表情が一変した

清盛「平氏は…源氏を…滅ぼす!」

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義朝「源氏が…平氏を…滅ぼす!」

大河ドラマ「平清盛」再放送!25話「見果てぬ夢」

保元の乱以降清盛は、最も豊かな”播磨の国司”という役職に加え、貿易を司る”太宰大弐”に就いていた
しかし…ともに戦った源義朝は依然”左馬頭”という宮中の馬を管理する低い地位のままだった

「平氏と源氏は武士の双璧。源氏を叩くほどに平氏を取り立てることができる。」と信西は言う

一方朝廷では…
後白河が譲位し、息子の二条帝が即位したが、実権は依然信西にあった
その政に平氏の力は欠かせなかった
清盛と義朝…二人の差が新たな戦の火種になろうとしていた


由良が長く仕えていた統子が院号宣言により”上西門院”となり、頼朝はその蔵人となった
そして近く行われる”殿上始の儀”で大役を任せられることとなった

この頃、朝廷の勢力は二つに分かれ対立していた
二条帝を支える”親政派”と、信西率いる”後白河上皇派”

そして僉議の場で…

信西「木工頭(もくのかみ)並びに左京大夫を罷免致す!」といきなりの発言

藤原経宗「にわかに何を申す!」

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信西「無駄を除けば大学寮の再建に充てられるはず。才あるものを登用するため欠かせぬもの。」

藤原惟方「さようなものはいらぬ。」

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信西「これは貴殿らに図るにあらず。決めたことをお伝えしたまで…。」

そう言って去っていく信西に親政派は反感を強めていった

信西は理想の国作りの実現しか視野に入らず、このあたりからやり過ぎな感じよね…



また後白河上皇派の中納言・藤原信頼は後白河上皇に過剰なまでの寵愛を受けていた

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信西「大事な御用とは何事にござりましょうか?」

上皇「信頼が”近衛大将”の職を欲しがっておる。認知してやってくれ。」

信西「さような勝手は朝廷の秩序を揺るがすもの。近衛大将は特に際立った働きもない者に易々と与えられる官職にあらず。」

信頼「際立った働きもない者とは…誰のことか?」

信西「軽佻浮薄なお人柄と高き家柄のみにて公卿に昇り詰められたお方のことにござります。」←ああ、ここでも信西やってしまったね…はっきり物を言い過ぎsweat01

上皇「違いない。」と笑いながらも「何とかせい。」と信西に言う


ならば…と信西
白楽天の詩「長恨歌(ちょうごんか)」を題材とした絵巻を上皇へ渡すようにと師光に命じた

信西「唐の玄宗皇帝が美しい楊貴妃にのめり込み、その隙に家臣・安禄山が国を滅ぼした。中納言・信頼への浅ましきほどの寵愛はいずれ国を滅ぼしかねないと仄めかすのだ。」と…

だが、残念ながら信西の諫言は上皇には伝わらなかったdown


その後、上西門院統子の”殿上始の儀”が行われた

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最も上座にいたのは清盛
この時、頼朝は初めて清盛と対面した
”固めの杯”の酒を供する大役を命じられた頼朝
なんと最初が清盛!!

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目の当たりにした清盛が思いほか大きく感じた頼朝は緊張からか酒をこぼしてしまう

頼朝「御無礼を仕りました。」と深く詫びた

清盛「やはり最も強き武士は平氏じゃ!そなたのような弱気者を抱えた源氏とは違う!」

そう言われて思わず睨みつける頼朝

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このセリフ、3話「源平の御曹司」で平氏と源氏の部分を入れ替えたものを清盛が義朝に言われたのよね(銀河盛特番の話)

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”あ~、言い返してスッキリした。”的な清盛の笑顔がいいのよね~
”対等な立場まで昇って来い”という意味もあったと思う

頼朝がしょんぼりして館に戻ると、何だか忙しない

義朝「由良、しっかりせい!」

薬師「手は尽くしました。あとは神仏の思し召しのみ。」

義朝「清盛に会うて宋の薬を都合してもらうのだ。」

「なりませぬ。平氏に頭など…下げてはなりませぬ。いつ如何なる時も…源氏の御曹司として…誇りをお持ちになり…生きてこられた殿を…由良は…心より敬い…申し上げておりまする。かようなことで…お志を…曲げないでくださいませ。」と息絶え絶えに言葉を発する由良

義朝「戯け。そなたの命に代えられるか!」

由良「あれ、殿らしゅうもない。されど…嬉しや。どうか私を…誇り高き源氏の妻として…死なせてくださりませ。」

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その後、由良はそのまま目を覚ますことなく十日後に亡くなった


そして御所では…

信頼が成親に怒りをぶちまけていた
「信西め!図に乗りおって…。僧気触れの学者上がりが…。我ら公卿に耳も貸さず、己の好き勝手に事を進めておるのだぞ!」

そこへ信頼に呼ばれた親政派の経宗と惟方が訪れた

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信頼「お仕えするお方は違えども、倒すべきは同じじゃ。」そう成親に言う



こんなことを思われているとはまったく知る由もない信西は
上皇のご機嫌取りに勤しみ、飢えに苦しんでいた民に食べ物を分け与えていた

その様子を屋敷で時子に伝える清盛

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清盛「明子を病で失うた時、俺は恨んだ。宋の薬を容易く手に入れられぬ国の仕組みを…。さような政しか出来ぬ朝廷を…。俺は賭けるぞ。信西殿の国作りに…。これまで武士が昇ったことのない高みに昇ってやる。そして…アイツが昇ってくるのを待つ。」

そんなアイツは飲んだくれて常盤とこんな感じで…sweat01

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でも常盤に拒まれてしまう

常盤「もう…ここへはお渡りにならないでくださいませ。殿はお辛き時ほど私のもとへおいでになる。私はもう…殿の逃げ場にはなりとうござりませぬ。」

ショックを受けた義朝は寂しく去っていった

常盤は”由良を失った悲しみはここでは癒されない”と思ってのことだったんだけどね…

出世はできない、妻は亡くなる、側室には拒まれる…と八方塞がりな義朝は、信頼に呼ばれ御所へと出向く

信頼「そなたの妻が身罷ったは信西入道が平氏ばかりを贔屓し、源氏に煮え湯を飲ませたせいじゃ。信西が身のほども弁えず、権勢を揮っておることには皆不満に思うておる。どうじゃ…ここで起死回生を狙ってはみぬか?信西の首を獲れ。さすれば官位も領地も皆そなたの思いのままぞ。」

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公卿たちの悪だくみでも、実行するのはもちろん武士
源氏に白羽の矢が立つのは必須よね…
美味しい言葉をチラつかせて誘い込むやり方が何とも上の方っぽいな

義朝「一族の棟梁としてさような大それた事は致しかねまする。」

さすがにビビッてしまった義朝はそこから逃げるようにして立ち去った


何やら計算に没頭している信西
そこへ清盛がやってきた
信西の目にはクマができている

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清盛「その姿は何事か?」

信西「宋の国へ行けるぞ!遣唐使を蘇らせる目途がようやく立った。無論…すぐにというわけではないが3年…いや、2年ののちには良き人物を選び、大船も作れよう…。これでカノ国に学び、もっと良い政ができる。さて…清盛殿、次はそなたの出番じゃ。熊野へ参れ。」

清盛「船を作り、水軍を集めるのじゃな。」

信西「さようなことではない!!」

清盛「えっ?」

信西「大願成就には熊野詣じゃ。」

念願の国作りの入り口までもう一歩

笑い合う信西と清盛の顔は希望に満ち溢れててキラキラして見えるshine

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そして源氏の館では…

黄昏る義朝に頼朝が尋ねる

「平清盛とは父上にとっていかなるお方にございますか?」

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義朝は昔、清盛とくらべ馬をしたことを話す

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結果、義朝が勝ち、清盛は落馬した
一門には不要な男だと泣く清盛に義朝が言った言葉が

「やはり最も強き武士はじゃ!そなたのような弱気者を抱えた平氏とは違う!」

立ち去った時に笑っていた顔を断じて見られたくなかったと付け加えた
そして…

義朝「俺は嬉しかったのだ…。アヤツが立ち上がってくれたことが…。生涯競い合える相手が見つかったことが…。」

頼朝「ようやく腑に落ちましてございます。あの日あのお方が何故笑うておられたのか…。」
                                      ↑
                               ”殿上始の儀”でのことね!

「きっと同じ顔をしていたのでしょうな…くらべ馬の時の殿と…。」と傍で聞いていた家臣の忠清が言った



そして清盛一行は熊野に向けて出立し、その日の夜には紀伊国・田辺あたりに着いていた

一人眠らず空を見上げる清盛

そこへ家臣・家貞がやってきた

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家貞「殿…如何なされました?」

清盛「考えておったのじゃ。新しき世のことを…。新しき世に欠かせぬ二人のことを…。」

清盛はそんなことを思っていたのに…同じ頃義朝はというと…

信頼を初めとする”打倒信西”たちに呼ばれ、御所を訪れていた




一心不乱に金計算をする信西
…と、床に置かれた算木がカタカタと音を立てて揺れ出す

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なぜこの時までまったく気づかなかったのかな?
それくらい一心不乱だったのか?

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源氏一行が松明を掲げて勢いよく入ってきた!

大河ドラマ「平清盛」再放送!24話「清盛の大一番」

保元の乱で敗北した崇徳上皇は讃岐へと流され、政の場から退いた

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上皇を見送る西行は思い出の歌を詠む

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その歌を静かに呟く上皇



翌年、内裏の修復が終わり、信西を労う後白河帝

信西「平氏の財あってのこと。請け負うたのは平清盛とその弟たちにござります。」

清盛の弟たちはその恩恵として官位をひとつずつ昇進された
ただ清盛の公卿への昇進は見送られ、代わりに息子・重盛がひとつ昇進することとなった

ここで重盛役の窪田正孝くん初登場です!

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しっかり者の嫡男にピッタリ!
失礼ながらAKIはこの時まで窪田くんを存じておりませんでしたsweat01
このドラマの中でどんどん演技が上手くなっていった窪田くんに感動
以降、5本の指に入るファンです

そしてもう一人初登場の次男・基盛役の渡部豪太くん

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前回までの可愛げのある弟くんのイメージにピッタリ!
豪太くんのことはこのドラマ以前から知っていましたよgood
天パーにタレ目、アヒル口がカワイイのよねheart04

昇進が決まったのに一人浮かない顔の重盛

そこへ基盛が…
「兄上、如何なされました?」

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重盛「お前は何とも思わぬのか?大叔父上を切れと命じた信西入道と何事もなかったかように働ける父上を…。」

考え込んでしまうのが重盛の長所でもあり、短所でもあるよね…



そして新しくなった内裏では信西が清盛を呼び
長く廃れていた諸々の宮中行事を蘇らせたいと言う

信西「その目玉となるのが、相撲節会(すまいのせちえ)じゃ。」

清盛「またしても我が一門の懐を当てにしておるな。」

信西「なんの、なんの。これより先、宮中の行事は一切租税にて賄う。帝のために広く税を取り立て、国を治める元手とする。これを徹底せねばならん。だが…。」

信西は昨年の租税一覧を清盛に見せる
鎮西’(今の九州)は播磨一国よりもはるかに広く豊かな土地、宋国との取引きも盛ん…にも関わらず、納めた租税が少ないのだと説明する。

信西「その訳を探りにそなたは鎮西に参れ。そして大宰府を預かる太宰大監(大宰府の役人の長)・原田種直と会うて、しかと相応の租税を取り立ててくるのじゃ。」

清盛「さようなことならもっと良い手立てがある。俺を原田より上の太宰大弐(大宰府の長官)任じよ。」←清盛もやるなぁ

信西「太宰大弐は代々相応の者が務めてきた要職。奴らを敵に回せば為すべきことができなくなる。」

清盛「私利私欲のためだけに我が一門を犬と使おうとするつもりなら、信西殿と言えども容赦はせぬぞ。」

信西「私がおらねばそなたが思い描く世など来るまい。今は我が指図に従え、そしてもしもこの先私がやはり虚言を弄していたと見極めたなら、この時こそこの首を刎ねるがよい。」

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信西と手を組んだ清盛だが、以前のように言いなりではないようね
財や労を惜しまない代わりに地位はいただきたい
それを包み隠すことなく行動しているけれど、信西もなかな手強いな…



そしてこの頃、後白河帝はその皇子・守仁と玉座を狙って対立していた
美福門院が後ろ盾となり、譲位を迫っていた ←鳥羽院亡き後も彼女の欲望は健在ね

それを帝の近臣・藤原成親から聞いた清盛は
「政そのものよりも得子様のお心を弄ぶことに楽しみを見出されたのであろう…。」

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この回から清盛の表情がガラッと変わったの
貫禄が出てきて、目をギラギラさせてて…
すごく輝いてるshine


そこへ時子がやってきて…
「殿、そろそろお支度をせねば…。」

成親「いずこにお出かけにござりますか?」

清盛「信西殿のつかいで鎮西へ…。大宰府を手に入れるのじゃ。」
そう言って清盛は座を立った

成親「まったく…戯れを申すのがお好きなお方じゃ。」そう言って笑った

時子「きっとまことに致しましょう…。あの戦よりこちら我が夫の肝の座りようはそれまでの比ではござりませぬ。」そう微笑んで言うのだった

この成親、2012年に放送当時は人の好さそうな姿にまんまと騙されてしまったけど、再放送の今はよ~く見ていると裏切者要素が端々にあるじゃないって思う



そして清盛一行は租税を取り立てるべく、大宰府へと向かった

部屋に通された清盛は宋国のものと思われる珍しいものだらけに目をキョロキョロ
そこへ女たちが持ってきたものは…
変な湯呑と変な急須?

変な湯呑を持たされて変な急須でトポトポと湯を入れられ…

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茶筅でかき混ぜ出来上がり!

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「なんじゃこりゃ?」…と清盛も言いたかったに違いなかろう… 

そこへ太宰大監・原田種直が現れた

原田「まずは宋国の茶を召し上がられよ。」

清盛が湯呑だけを持ち、飲もうとすると…

原田「ああ、このようにして…。」

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どうやらすべて持ち上げてそのまま飲むものらしい…
清盛の表情から結構美味いものみたい

原田「さて、いかなる御用にござりましょうか?」

盛国「鎮西は土地も肥え、作物も豊かに採れる国。…にも関わらず、都に届く租税はまるで足りません。これはいかなることにござりましょう…。」

原田「その国ごとに実る作物が違うように人もまたその土地に応じて育つ。鎮西一帯の不逞な暴れ者たちを我ら原田一族が苦心して手懐けねばなりませんでした。」

清盛「まことならば租税とすべきものをそ奴らに分け与えていたということか。」

原田「租税そのものを絶やさぬための謂わば…方便とお考えいただきたい。代々かようにしてこの地は保たれております。今更都からの無用なお口出しは迷惑千万。」

立ち去る清盛と盛国

盛国「どうやら代々甘い汁を吸うておるようにござりまするな。」
笑みを浮かべる清盛




原田の家臣「殿!播磨守が再び参っておりまするが…。」

そう言い終わるや否やヒョコっと顔を出す清盛

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清盛「ごめん仕る。」

盛国「我が郎党たちにござります。もとは都に運ぶ米を襲っていた海賊にございます。海賊とは存外曲がったことが嫌いな者どもでございまして…。」と兎丸たちを紹介し、続けた

「太宰大監様におかれましては鎮西の暴れ者たちに手を焼いてのご様子。(武器を運び込み見せつける)よろしければしばらくの間、我が郎党たちをお預け致しまする。必ずや不埒な者たちを捕まえ、痛めつけてくれましょうぞ。」

原田の茶を頂戴し、飲み干す清盛

清盛「美味きものにござりまするなぁ。器も見事にて…宋伝来の物にござりますか?」

原田「さようじゃ。」

清盛「かように珍しく、美味きものを貴殿だけで独り占めするなど勿体なきことじゃ。どうじゃ、我ら平氏一門と手を組み、もっと鎮西の財を巧妙に動かしてともに力をつけぬか?」

原田「播磨守ごときに何ができると申す!」

清盛「いろいろとうるさい奴じゃ。黙って俺に従え。」

この後、清盛は一門の娘を種直の妻にさせ、鎮西に平氏の足掛かりを得た

清盛一行の大芝居は大成功!頭の良さと強気に責めるが吉ね!





清盛は鎮西の租税で集めたものを相撲節会の元手として御所へ送った

信西「ようやった。これで無事に相撲節会が行われよう…。」

清盛「その相撲節会だが、俺に宴の膳を支度させてはくれぬか?きっと信西殿の政に相応しき膳を届けてみせようぞ。」

その帰りがけに…
成親に「大事なあるのでございます。」

それは成親の妹・経子を重盛の妻に…という話だった

ここのところの清盛を見てこれは絆を作っておいた方がと思ってのことでしょうね

それを重盛に話す清盛

「成親様はすでに帝の近臣にして、いずれきっと公卿になられるお方じゃ。家同士、結んでおいて損はない。」

そしてこう付け加える

「今が一門にとってどういう時かわかっておろうな?ひとつ誤ればすべて水泡に帰するのじゃ。これも嫡男としての務めと心得よ。」

家臣・家貞は盛国に言う

あれは殿(清盛)が先の北の方様を妻としたいと仰せになった時に、わしが申し上げた言葉じゃ。それでも殿はご自分の思いを貫き、亡き殿もお認めになられた。その殿があのようなことを他ならぬ重盛様に強いられるとは…。」

盛国「あの頃よりはるかに重いということにござりましょう…一門の背負うている荷が…。」

一門の背負っている荷の重さがわかるのは大人たち
あの頃の清盛とそう歳が違わないであろう重盛が、親の意見に逆らわずに受け入れられることに感動してしまう
なんと物わかりのいい息子なんでしょう…




そして源氏では…
母・由良が仕えていた後白河帝の姉・統子(むねこ)の計らいで頼朝が皇后宮の少進(しょうじょう)の職に就いた

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統子からの祝いの品を運ぶ由良が…頼朝の前で倒れる
薬師が言うにはとくに悪いところは見当たらないとのことだったが、その日から由良は床に就いた




節会の準備を着々と進めている信西のもとに頼朝がやってきた

「信西入道様。私に相応の国をお与え下さいませ。平清盛が播磨守ならば私にもそれに並ぶ国を…。さすればきっと朝廷のお役に立ちまする.」…と直談判

焦ってるなぁ、義朝

しかしそこへ師光が…

「殿、播磨守が節会の膳の件で参っておりまする。」と…

信西は義朝に返事もせずに行ってしまう

信西を目で追う先に清盛の姿を見つける

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そして信西と仲良さそうに奥へと入って行った

義朝の心の中を冷たい風が吹き抜けたに違いない

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平氏の屋敷では重盛と経子の婚礼の日を迎えた

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一門が飲めや踊れやの中、一人浮かない顔の重盛

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「申し訳ございませぬ!」
突然重盛が経子に謝る

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重盛「此度のご縁、なかったことにしていただきとうございまする!」

清盛「いかなることじゃ…申せ。」

重盛「経子様には何の不服ござりません。しかし私には嫡男としての覚悟がござりません。一門のためとはいえ、大叔父上を己が手で斬ることのできる父上の、それを命じた信西入道と平気で働ける父上の後を継げるだけの腹が座りませぬ!」

清盛だって平気なわけがない
すべては一門の繁栄のため、新しい世を作るため

清盛「さようか…。お前の考えはようわかった。だが、お前の戯言に付き合うてる暇はない。つべこべ言うておらず、早う婚礼を済ませ、子でも設けよ!」

今まで優しい目をして静かな口調で話していた清盛(亡き殿が若き清盛に話してたときみたいに)が、突然重盛を掴んで庭に投げ飛ばした

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もちろん一同は驚き、嫌な空気が流れたけれど…
清盛が経子に詫び、お酌をして…
「かように不束な倅でござりまするが、末永くよろしくお願い申しあげまする。」と深々と頭を下げた

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その後、家貞の音頭で宴は何事もなかったかのように続けられ…
めでたし、めでたし



同じ頃、御所では相撲節会が行われていた

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この方たち、本物の相撲取りだそうでビックリしました
着物が破けてしまったような衣装を着てましたね (^-^;

そして清盛が用意した膳が帝の前に運ばれてきて…
続いて太宰府での女子たちが現れ、帝の目の前でアノお茶をトポトポ…

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珍しいものが大好きな帝の目が釘付けになったのは言うまでもありません
清盛の狙い通りですgood
相撲なんかそっちのけで… ( ´艸`)プププ

勝者の力士にお言葉を述べるはずが…
帝「この膳は誰が支度した?この珍しき茶はなんぞ?」←そんなに美味いのか~

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信西「播磨守・清盛による支度にござります。宋国のものを宋国の作法に則り淹れたものにござります。」

帝「何故、播磨守がそのようなものを知っておる。」

信西「此度の相撲節会、播磨守自ら大宰府へ出向き、太宰大監を意に服させ、鎮西の財を滞りなく集めた故叶いました。そこで見つけた面白きものを相撲節会にて披露したは播磨守の座興にござります。」←嘘は言ってないけど、ナイスフォローgood

帝「決めたぞ。播磨守・清盛を太宰大弐にする。」

驚く公卿たち
その中で笑いを堪える信西

その旨を清盛に伝える信西

信西「まったく…そなたの相撲には呆れたわい。手も触れずに勝ちを得よったのじゃからの。」

そう言って微笑み合う信西と清盛

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清盛が正式に太宰大弐になった翌日

帝「この座が欲しいのならば、くれてやる。」

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帝の皇子・守仁への譲位が決まった

帝「朕はもっと面白き遊びがしたいのじゃ。玉座におってはアヤツと遊べぬ故な。」




御所で久しぶりに義朝と出会ったアヤツ(清盛)

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義朝「信西入道の目論見が分からぬか。源氏を叩き、平氏を取り立てる。武士に絶大な力を持たせる気は毛頭ない。貴様も用が済めば捨てられる。貴様の叔父や我が父のように…無残にな。」

清盛「それでも今は他に道はない。」

義朝「その先にあるというのか…貴様の言う武士の世とやらが…。」

清盛「そうだ。」

清盛と義朝…宿命の対決をする時が迫っていた











大河ドラマ「平清盛」再放送!23話「叔父を斬る」

この回は一番印象に残っています
タイトルからもわかる通り清盛が叔父上とその子ども4人を斬り
源氏でも為義とその子5人(義朝の兄弟になりますね)が斬首されるという
息することも忘れてしまうくらい壮絶なシーンが含まれています

信西「帝に立て奉ったは大罪。命をもって償うほかはない。生ぬるい処分をすればこの乱れは治まらん。」

清盛「そもそも死罪などという法はないはず。」

信西「死罪が廃止されたは世がそれを要さなんだ。それに値する罪を犯す者あらば執り行うが政というもの。」

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清盛「だからと言うて身内を斬るとは非情が過ぎる。もとは王家・摂関家の争いに駆り出され、命がけで戦うた武士が何故この上さような苦しみを背負わねばならぬ!」

信西「それはそなたたちが武士である故じゃ。」

清盛「いつまで武士を犬扱いするおつもりか!」

信西「従わぬなら官位をはく奪するのみ。先だって与えた播磨守の職は無論のこと、領地、財宝尽く召し上げる。」 ←なんと!

清盛「卑劣な…。」

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黙って立ち去るしかなかった清盛


その後、清盛は帝の近臣・藤原成親(父上の家成は平氏に良くしてくれていたのよね)に罪の軽減を願い出た

成親「此度の件ばかりは私の力ではいかんともしがたく…。私とて散々お諫めしたのです。されど…。わが身の不甲斐なさお許しくださいませ。」

泣いて詫びる成親

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しかし清盛が去っていくと…

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あの涙はどこへやら…
家成の息子だからと信頼する平氏は、この人に今後も騙されてしまうのです


そして源義朝にも父たちの沙汰が言い渡された

信西「そなたの父・源為義とその息子を斬首せよ。」

義朝「我が父と弟たちがそこまでの罪を犯したとは思いませぬ。」

信西「戦場で相見えても父と命のやり取りをする…そう言い切ったはそなたぞ。戦はまだ終わっておらん。」

義朝「お許しくださいませ!恩賞も何も返上仕る故…。斬首ばかりは何とぞ!」

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信西「平清盛は叔父とその子らを斬る。清盛はわかっておるに違いない。この先武士が一層力を持つために今、何をせねばならんのか?」

そう言って笑みを浮かべた

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信西はすごい!
清盛、義朝が拒むのは予測できたにせよ、どう言えば思い通りに事が運ぶかわかっている

肩を落として館に戻る義朝
そこに父の姿を見つける
…と、食事を並べる由良を見つけた義朝は走るや否や頬を叩いた

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義朝「何故、連れ戻したりした!お前が余計なことをせなんだら父上はご無事でお逃げになっとったやもしれんのだ!」

義朝の怒りは十分理解できるけど、その矛先が由良とは…あまりにも可哀想 (ρ_;)


平氏の屋敷でも一門は叔父上の罪を軽くする手立てを思案したが、これといった名案は浮かばず…
清盛は叔父上に沙汰を告げる

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思っていた以上の沙汰に叔父上も動揺しているように見える

清盛「されど、従う気はございません。すぐに手立てを…。」

叔父上「承知した。わしが何より恐れているのは、己が平氏の災いとなることじゃ。おまえが斬れ。」

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急展開に動揺を隠しきれない清盛

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そして義朝もまた葛藤し、苦しんでいた

為義「義朝、我が首を刎ねよ。源氏の棟梁の証のその太刀で…。親、兄弟の屍の上にも雄々しく立て!それがおまえの選んだ道。源氏の栄華へと続く道じゃ。」

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伊藤忠清「刻限にござりまする。」

叔父上とその子どもたちは一門の前へ移動した
皆の顔を眺める叔父上
叔父上「参る」
清盛を先頭に叔父上たちが屋敷から去っていく

家貞、頼盛など男性が泣いているのに、池禅尼、時子は全く涙を見せない
なんて当時の女性は強いんだろう!!


そして、いよいよ…

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”友切”改め”髭切”を抜く義朝
傍らでは家臣・正清と嫡男・鬼武者が見守っている
鬼武者はまだ元服前の幼子ながら母・由良にしっかり見届けるようにと言われたのよね

そして別の場所で清盛も青龍刀を抜いた

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刀を構える清盛

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このときのケンイチくんの演技すごいのよ~
初めはない鳥肌が途中から腕や顔に立つの
たぶん感情から自然に立ったと思うけど…
当時、鳥肌も立てられる俳優って思ってました ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ 

なかなか太刀を振り下ろすことができない清盛
当然だけど…待ってる叔父上はもっと辛いよね (;´д`)

叔父上「斬れ~!清盛!」

清盛「斬れませぬ!」

叔父上「それでも平氏の棟梁か!わしはこれより兄上に会う。そのとき言うてほしいか?やはり清盛は棟梁の器ではなかったと…。兄上は間違っておったと…。あんな赤子を引き取った故、一門は滅んだと…言うてほしいか!斬れ!清盛!」

清盛「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」

清盛は叔父上を斬り、立て続けに4人の息子たちを斬って…倒れた

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清盛はその後寝込んでしまう ←当然よね (ρ_;)

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一方、義朝は…

為義「斬れ…義朝。」 ←叔父上とは対照的に静かな言い方 為義らしい

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義朝「…斬れませぬ。」

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為義「わしの最後の頼みじゃ。義朝、お前の手でわしを黄泉路へ旅立たせてくれ。斬れ、義朝!」 ←どんなときも優しく囁くような物言い

義朝「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」

刀を落とし、号泣する義朝

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義朝「義朝…泣かずともよい。義朝…もうよい。」

その直後…バサッ!

家臣・正清が代わりに斬首した

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目を背けず、しっか見守る鬼武者、偉いなぁ~!凄いなぁ~!


忠正、為義たちの斬首が無事行われたと報告を受ける信西

「さようか…大路にて晒すがよい。」

師光「まったく我が殿ながらお見事なものにございますな。忠正にせよ、為義にせよ、死罪にまでせねばならぬほどの咎あるとは貴方様も思うておらぬはず。もとより貴方様にとって忠正一党はどうあっても、為義一党には生きておられては困る。ここで藤原摂関家の力をすっかり削いでおくためにござります。思えば…あの戦の最中より…いや、その前より貴方様はこうなるように仕組んでおられた。」

涙をこぼす信西

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師光「殿の苛烈さ、亡き悪左府様の比ではござりませぬ。師光はどこまでもついて参りまする。」


病床の清盛のもとに成親がやってきた
内裏で新しい世の始まりを祝いたいと帝が宴を催すとのこと
そして播磨守となった清盛も参上せよと…

清盛は病を推して宴に出席したのだった

帝の近臣「播磨守、帝より直々にお祝いを下される」
…と、背後から白拍子たちの歌が始まり…
「遊びをせんとや~生まれけむ~」
そのうち白拍子に促されて清盛も舞のなかへ…

帝「さぁ、皆のもの、飲めや歌え!我らは遊ぶために生まれてきた。戯れるために生まれてきた。ここにおるは選ばれし者たち。面白き遊びをするを許された者たち。どうじゃ…播磨守。生きる力が沸いてこよう!ゾクゾクとしてこよう!」

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怒りが沸いてきた清盛だったが、ここはじっとガマン
もう平氏の棟梁だからね…

帝の前に全身を震わせ、涙を浮かべながら膝間づき…
「此度はかような晴れがましき宴にお招きいただき、身に余る誉にござります。今後ともお導きいただきますようお願い申しあげまする。」
そう挨拶した

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帝のために命がけで闘い…
叔父上を斬首させられ…
清盛の傷心中(そんな言葉では表せられる程度じゃないけど)に開かれた祝いの宴

帝の非情な嫌がらせとしか思えない!
昔、忠盛が殿上人になった際、貴族たちの前で辱めを受けた日と変わっていない
もう何十年も経ったというのに…

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清盛「何が遊ぶために生まれてきただ。武士の力を見せつけたところで何も変わらぬ。変わっておらぬ。」

シーンが変わらないから あ~、清盛ホンネ言っちゃったよって思っていたら誰もいない場所

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信西「その通り…。戦に勝ったからと言うて何も変わらぬ。」

清盛「信西!!」

信西「そなたは新たな荷を背負うた。叔父を斬ったという重き荷を…。」

清盛「それはそなたが!」

信西「そなたにはそれだけの力があるということじゃ!禍々しくも輝かしき定めを背負うて道を切り開き、生きていく力が…。宝となれ…清盛。すべての重き荷を背負うてこの国の宝となるのじゃ。」

信西を殴る清盛

清盛「気楽なことを言うな!太刀を手にしたことのない者が…気楽なことを言うな…。」

信西「太刀なら私も振るうておる。この腐った世を根底より叩き直すため、目には見えぬ太刀を…。その返り血と己の知恵とに塗れて生きておる。もう馴れ合いは終わりじゃ。この信西、知力をもってそなたの野心を支えて進ぜよう。そなたは武力をもって私の政を補え。清盛!共に世を変えようぞ。」

信西のやり方に問題はなかったとは言えないけど、目指すものは一緒だと清盛にはわかったはず

源氏では義朝の嫡男・鬼武者が元服し、名を”頼朝”に…

そして平氏の屋敷では清盛が一門を前にして告げる

「今一度、皆に言うておく。平氏は常に一蓮托生!一門の繁栄を築き上げるが一人一人の背負うた使命と心得よ!」

清盛と信西が新しい世に向けて動き出す

大河ドラマ「平清盛」再放送!22話「勝利の代償」

のちに「保元の乱」と呼ばれた戦のあと、敗者となった崇徳上皇方の人々は四方へちりじりに落ちて行った

頼長もその一人
輿に乗り「早う、早う。」と家臣たちを急かしていたが、残党狩りの弓の攻撃に合ってしまう
輿から散乱した書物を必死に拾い集める頼長
そこへ…

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1本の矢が頼長の首に刺さる

そして崇徳上皇も数人の家臣たちとともに山中まで逃げてきた

上皇「もうよい。私をここに捨ておき、そなたたちはどこへなりとも落ち延び、命を全うせよ。」

近臣の藤原教長以外の家臣たちはちりじりになって逃げていった

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上皇「教長…出家を…したい…。」←小さな声でゆっくりと話すよね
                       高貴な感じが滲み出てる上皇

教長「恐れながら…今は僧も剃刀も思うようになりませぬ。お望み叶えることはできませぬ。」

上皇「なんと思うままにならぬ…わが一生よ!生まれてよりこの方…何ひとつ…。」

本当にそうだよね…
何かひとつでも幸せな思い出をあげたくなる

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そして瀕死の重傷を負った頼長が最後に縋ったのは父・忠実だった

忠実・家臣「頼長様がおいでです。たいへんな傷を負っているとのこと。」

しかし…忠実は会おうとはしなかった
今や逆賊となった息子を助ければ、藤原摂関家の栄華を取り戻す夢は絶たれてしまうから…

輿の中で涙する頼長
「父上…。」
そして…
下を噛み切り自害した

頼長一行が立ち去り、やがて夜が明けた
…と、どこからともなく一羽のオウムがやってきて地面に落ちた

「父上…、父上…。」

忠実はオウムに近づき、抱きかかえようとした途端、オウムは息絶えた

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忠実はオウムを抱えながら嗚咽し…「息子よ~!」

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忠実は幸せなんだろうか?


平氏の館では…
家臣・忠清が叔父上と4人の息子たちを連れてきた

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伊勢の縁者を頼って隠れていたとか…

盛国「これはまずいことをなされましたな…。忠正様は今や賊となった身。それを匿えば一門もただでは済みますまい。」

清盛「俺が命じたのだ。残党狩りに会うやもしれぬと思った。」

叔父上「縄を解け。逃げはせん。」

家臣たちが5人の縄を解く
…と「行け!」
叔父上の合図とともに5人は逃げ出した

清盛は叔父上を捕まえた

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叔父上「わしに生き恥を晒せというのか!」

清盛「ここにお留まりくださいませ!叔父上は一門に欠かせないお人にござります!」


そして源氏の館でも…
家臣・正清「尾張にて大殿が見つかったとの知らせにござります。」

義朝「帝方の残党狩りにかかったのか?」

「私が命じましてござります。」
そう言いながら由良が部屋に入ってきた
続けて…
「残党狩りにかかれば、そのまま流罪ということもありましょう…。さすれば、二度とお会いすることもないまま別れ別れになってしまいます故…。」

義朝「余計なことをするな!俺は父上と会うて話すことなどない!父上とはもはや父でも子でもない!」
そう言い残して義朝は立ち去った


罪を問われるとわかっていても身内を探す清盛
父が見つかったと聞いても突き放す義朝
対照的な二人


義父・為義に食事を差し出す由良

由良「此度、殿は左馬頭(さまのかみ)となり、内の昇殿を許されました。」

自らが為し得なかった殿上人に義朝がなったと聞いた為義は喜んだ

やっぱり父なんだよね


崇徳上皇は散々彷徨った末、最後に弟のいる仁和寺を訪ねた←仁和寺、昨年行ったわね~
しかし帝方への執り成しを断られ、罪人として沙汰を待つこととなった

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そして清盛は信西を訪ねる
叔父上を助けるために…

清盛「我が叔父・忠正が与したのは、一門の滅亡だけは避けようとやむ終えぬ仕儀にござりました。断じて帝への背信、謀反の心からではござりません。我ら平氏は一層帝のお役に立てましょう…。まことならば叔父・忠正はその要となる者。何卒罪定めの際、ご考慮いただきたくお願い申し上げます。」

信西「この信西に任せるがよい。古今の例に則り、また先を見据えて世にとって最もよき断を下そうぞ。」

いやぁ~、いつもの事ながらどんな断になっても”嘘は言ってない”的な物言いだな~ (^-^;

その後、公卿たちによって上皇方に味方した者たちの審議が行われた

藤原忠実…「父は悪左府・頼長とは疎遠であった。そもそも上皇方には与していない故、咎
        めるには及ばぬ。」と息子・忠通は弁護する

        しかし…
       
        信西「左大臣様の処分と同じく荘園を召し上げるがよい。」

崇徳上皇…「流罪が相応にござりましょう…。」と信西
        
        目を見開いて驚く公卿たちに信西は続ける
        
        「方々、此度の戦の発端を思い出されませ。もとは先の帝のお世継ぎ選び。上
         皇様はご嫡流にして皇子もおわす。この先再び天下の権をお望みになる恐れ
         がないとは申せません。」

        それでも公卿の間からは不満の声が…

        「ならば何のために戦をなさった!あなた方は何のために政をし、いかなる国作
         りを目指しておいでか、お考えあれば申され!
      
        信西の迫力に押された感じの公卿たち
        上皇は異例の”流罪”となった

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そして源為義と平忠正の処分へ…



信西「播磨守・清盛…そなたの叔父・平忠正とその子・長盛、忠綱、正綱、通正の処分が決まった。死罪じゃ!今述べた者を斬首せよ!」

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目を見開き、微動だにしない信西
一方、清盛は耳を疑う沙汰に言葉が出ない
最後に「ふふっ」と…
笑いとも泣きとも思える声
人はこういうとき、こうなってしまうものなのかもね

大河ドラマ「平清盛」再放送!21話「保元の乱」

戦を前に上皇方、帝方、各々戦術について話し合っていた

まず上皇方では…
源為義の息子・八郎為朝が
「拙者は飯を食らうように戦をしてきた。その拙者が最も効き目があると思う策は…”夜討ち”でござる。」

悪左府・頼長「その策…まかりならぬ。夜討ちなど田舎にて暴れ者が行う狼藉。これは帝と上皇様の争いぞ。」

そして続けて…

孫子曰く、利に合えばすなわち動き、利に合わざればすなわち止まる。我らは今、兵の数で劣っておる。それで攻めるは理に合わぬ。大和の軍勢が着くのを待つのじゃ。
また孫子曰く、夜呼ぶものは恐るるなり。夜に兵が呼び合うは臆病の証。されど、孫子に習うまでもなく、夜討ちは卑怯なり。」と八郎為朝の案をバッサリと却下した


一方帝方では…
源義朝も”夜討ち”を提案した
「戦において肝心なのは敵の虚をつくことにござります。」

こちらでもこれを受けて信西が
孫子曰く、夜呼ぶものは恐るるなり。夜通しピイピイと論じ続けるは、臆病者のすること…と私は解釈したい。
同じく
孫子曰く、利に合えばすなわち動き、利に合わざればすなわち止まる。例え夜明けを待つにせよ、ぼんやりと待つことを、孫子は良しとはせなんだでしょう…。ならば動くがよし!今すぐ!」と叫ぶ

同じ孫子の言葉でも解釈の仕方は人それぞれ…
それが戦の勝敗を決めてしまうことになるとは…
孫子はあの世でびっくりしているよね (^-^;


出陣前、信西は清盛と義朝を前にして告げる

信西「下野守、見事な献策であった。さすが源氏武者は戦慣れしておる。都育ちの武士ではこうはいくまい。武功を上げて戻った暁には荘園どころではない。破格も恩賞を与えようぞ。」

やるき満々で出陣していく義朝
悔しさを滲ませる清盛

信西「安芸守も早よ行け。」

清盛「我ら平氏は都武士なれど強者揃い。存分に働けばそれに見合うた恩賞をいただきとうござります。」

信西「まっ、お手並み拝見致そう…。」

信西、アメと鞭を使い分けてるなぁ~
これで清盛も義朝も120%の力で戦ってくれるものねgood

闘争心を燃やして清盛は平氏の陣に戻ってきた

清盛「敵の要は何と言うても鎮西八郎為朝じゃ。これを討たねば門は開かぬ。奴を狙え!」

教盛「源氏に兄弟で争わせておけばいいではござらぬか?」

清盛「それでは平氏の武功にならず、たとえ勝っても王家の犬のままぞ。」

忠清「ならまず、我ら兄弟に行かせてくださいませ。おそらく鎮西八郎は要の南門を守っておりましょう…。そこを我らが責めまする。」

清盛「よし。重盛、基盛…そなたたちも忠清の勢に加われ。この戦は武士にとって千載一遇の好機!死ぬ気で戦え!」

頼盛「私もお加えくださいませ!」

清盛「頼盛、そなたは今すぐここから立ち去れ。」

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頼盛「何故ですか!」

清盛「弱気を抱えたそなたに従う兵は無駄に命を落とそう。誰がさような者を戦に出せるか!早う立ち去れ!」そう言って頼盛を投げ飛ばした



戦術通り帝方は未明に、賀茂川の向こう白河北殿に向けて出陣していった

予期せぬ事態に右往左往する上皇方

南門前で睨み合う鎮西八郎勢と伊藤忠清勢

忠直「兄上、ここは私にお任せくださいませ。伊藤武者・忠直じゃ。亡き鳥羽院の領地まで踏み荒らした不埒者とはうぬがことか?いざ、勝負!」そう言って弓を構えた

鎮西八郎「我らの敵とも思わぬわ。だが、その口ぶりは小面憎し。」そう言うな否や矢は忠直の体を貫いた

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息を呑む平氏たち

そして…
清盛が向かった北門から出てきたのは…叔父上だった
先頭に出ていく清盛

清盛「我らの目的は上皇様と左大臣様を捕らえること。無駄な血を流しとうござりません。速やかに門をお開けください。」

弓を構える叔父上
「いざ、勝負!」

両者、弓を払いのけ互角の勝負
…と、叔父上の弓がなくなった
清盛は弓を捨て、馬から降り、剣を抜いた

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戦国時代の戦みたいに兵士全員が「うぉ~!」って向かっていくのもいいけど
この時代は自分に見合った立場の者と戦う1対1の闘い方があったとか?
運動会で見られる騎馬戦はここからきていたのねflair
カッコイイよね

そこへ南門から家貞が駆けつけ…
「忠直、討ち死ににございまする。このまま鎮西八郎を狙い撃ちしてもいたずらに兵を失うばかり。」

叔父上「鎮西八郎を狙い撃ちじゃと?功を焦ったな、清盛。それで亡き兄上の志を継いだつもりか?清盛よ!平氏の血を引かぬ平氏の棟梁よ!頼盛を孤立させるだけではない。わしは最後の最後に信じきれなんだのだ。その身に流れるもののけの血を…。」

清盛「俺はもののふぞ!平氏の棟梁ぞ!平清盛ぞ!」



南門は鎮西八郎を前に苦戦していた
そこへ現れたのは同じ源氏の義朝の家臣・鎌田正清だった
弓で挑発する正清
鎮西八郎は正清に弓を射た
…と、正清の前に出たのは敵方についていた父・通清だった
戦の最中でも息子の命を救ったのだ

通清「急所は外れておる。大事ない。武士の風上にもおけぬことをしてしもうたわ。断じてこの父を見習うではないぞ。」そう息子に言い残して棟梁のもとへ戻っていった


戦術ミスの張本人、悪左府・頼長はオウムを持ち、右往左往していた
そこへ通清が到着

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通清「殿、劣勢を物ともせず、いずれの門も見事に守り固めております。特に八郎為朝様は獅子奮迅のお働き、また賀茂の河原では頼賢様と義朝様がいずれ劣らぬ闘いぶり。殿、ご安心なされませ。殿がお育ての若武者は皆、立派なもののふにお育ちでござります。源氏の世は…きっと…来まする。」そう言い残して息絶えた

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戦場に出かける為義に頼長は…
「どこへ行く!ここにいて私を守れ!」

為義「黙れ!戦を知らぬ者は耳を塞いで時が過ぎるのを待っておれ!」

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「は、はい」…とは言ってなかったけど、そんな感じの頼長
かつての権勢はどこへやら

南門が開き、義朝の前に現れたのは父・為義
「通清は死んだぞ~!」と言いながら義朝目掛けて刀を振りかざした

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源氏十代の太刀・友切を抜いて父に向ける義朝
為義、劣勢
…だが、八郎為朝の弓攻撃に為す術なく、義朝たちは退散を余儀なくされた

そんな中、信西のもとに義朝の家臣が”火責め”の許しを乞いに来た

信西「即刻、火をかけよ!」

そして南門がなかなか突破できないことに痺れを切らした兎丸は大木を使って力づくで突破する策に出た

同時に義朝勢によって白河北殿目掛けて火が放たれた

帝方は手段を選ばない者の集まり!
でも戦とはそういうもの…敵の虚をついた者が勝利できるのかも?

逃げ惑う御所の者たち
…と、上皇と頼長が鉢合わせた

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上皇「そなたを信じた朕が…愚かであった。」
そう言い残して立ち去った

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追い打ちをかけるように大事にしていたオウムが「頼長様の才は古今和漢に比類なきもの。」と繰り返す
怒りを露わにした頼長は鳥かごを壊してしまう

この戦は帝方の圧勝に終わった…


清盛が闘いの最後に見たものは実父・白河院の御所、実母が亡くなった場所…
しかも昔の栄華はなく、火に包まれて焼け落ちていくって…
どんな思いだったんだろう…
悲しい過去?明るい未来?

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大河ドラマ「平清盛」再放送!20話「前夜の決断」

鳥羽法皇の死
それは国を二分する戦いの始まりだった
帝方は?上皇方か?
貴族も武士も二つに分かれた
勝敗の行方は武士にかかっていた
武士が世を動かす戦いがすぐ目の前に迫っていた

失意の上皇に悪左府・頼長が急速に接近していた
「私ほど国のことを考え、働いてきた者は他におらぬというのに、政の場から追い出されてしまいました。恐れながら上皇様もご同様と存じまする。私には財がございまする。上皇様の後ろ盾をもってすれば人を集め、賛同を得、いずれ天下の剣も奪い返すこともできましょう…。」と頼長

しかし…
信西「上皇様と悪左府・頼長様にご謀反の動きあり!国中の武士は帝をお守りするべく我がもとに参じる…これは亡き鳥羽の法皇様のご意思であり、それを継がれた美福門院様の命である!」

これは崇徳上皇と後白河天皇の兄弟の戦であり…

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信西入道と悪左府・頼長という当代切っての切れ者の戦でもあった

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それについて平氏では…
「平氏は代々帝にお仕えしている。」と家貞
「誓いの文を書き美福門院への忠勤を誓ったのだから帝に…。」と経盛
「院はもう亡くなったのだからそれは反故同然。」と頼盛
「帝こそがご政道。これに逆らう者につき、負ければ逆賊の汚名は免れまい。」と叔父上

そして清盛の裁断はというと…
「我ら平氏はいずれにもつかぬ。これは戦のあとのことを考えてのことじゃ。帝方も上皇方も平氏の武力はのどから手が出るほど欲しいに違いない。こうして待たせることにより戦のあとの恩賞を吊り上げるのじゃ。」

清盛も腹黒くなったなぁ…

「さてそれは如何なものなのか?戦のあとと仰せになりまするが、我らがついた側が必ず勝利するとは限りません。欲に目が眩んで判断を誤れば取返しがつきませぬぞ。」と頼盛

頼盛の言い分はもっとも
頼盛は石橋を叩いて渡るタイプね

清盛「ただ勝つだけではダメなのだ!公卿になれぬでは政には関われぬ。政に関われねば世を変えることは出来ぬのだ。」

う~ん、清盛の言い分も納得!
でもこれはやっぱり大きな賭けよね…

上皇方も帝方も、平氏がどちらにつくかなかなか結論を出さないことにヤキモキしていた

そこへ信西が清盛を訪ねた
信西「双方の恩賞はつり上がりましたかな?」

清盛「さすが信西殿、お見通しであったか…。して…此度は?よき領地か?それとも官位か?」

信西「さにあらず。」

そう言うと清盛を御所へ案内した

お目通りの相手は後白河帝

後白河「忠盛は正四位上まで昇ったが公卿になること叶わず、そちを棟梁と定めて死んだ。忠盛の残した志など叶わぬぞ。どれだけ答えを先延ばしにし、どれだけ恩賞をつり上げ、どちらについたところで行き着く先は同じじゃ。たとえ勝ってもそちの思い通りになどならぬ!朝廷の番犬としてこき使われ、志半ばで死んでいくのじゃ。分かったか?清盛。分かったらつまらぬ策など巡らしておらず賽でも振ってさっさと決めよ。」そう言って賽を投げつけた

清盛「平氏は必ず勝って見せまする。この戦にも…貴方様との勝負にも…。」

二人のギラギラとした目で見つめ合う姿がいいのよね

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対峙ではあるんだけど、嫌な感じがしない
これから長い月日、この二人のこういうシチュエーションがいっぱい出てくるのよね…

「我ら平氏は帝方につく。」
これが最終的な清盛の決断だった
「帝はお見通しであった。俺や父上の志を…。どちらにつき、どちらが勝とうとも武士の地位は変わらぬと釘を刺された。されど俺はそのとき悟ったのだ。あのお方は俺を煽りながら俺に昇ってこいと仰せなのだと…。ご自分と互角に渡り合えるところに昇ってきてみよと…。」

頼盛「思いやがりも大概になさりませ。さような了見で戦わされたのではたまったものではござりませぬ。」

清盛「いや、あのお方だけが今の世に於ける武士に力をよう分かっておいでなのじゃ。武士の世はすぐそこまで来ておるという手応えを得たい。我ら平氏はそのために戦う!」

戦に備え、源義朝は常盤御前とその子どもたちを由良のもとに移す
「初めまして」の由良と常盤
見ているこちらもドキドキしてしまうheart01

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「殿がお世話になっております。」そう言って頭を下げる由良
正室はやっぱり器の大きさが違うなぁ…

そして平氏でも故藤原家成の娘・経子を頼り、時子や幼い子どもたちを預けた

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どうやらこの時点で重盛は経子にheart04? ( ´艸`)プププ

そんなとき頼盛に離反の動き
「我ら一党は道を分かち、上皇様にお味方する!」

池禅尼「なりませぬ!棟梁に逆らうことは母が許しませぬ!清盛の命は亡き殿の…そなたの父の命と心得よ!」

頼盛「私は守りとうござります。今や父上と母上のただ一人の子となったわが身を…この命を…。」

池禅尼は何も答えられなかった



都を戦乱に巻き込む、長い長い一日が始まった
後白河帝は高松殿に、崇徳上皇側は白河北殿にそれぞれ本陣を置いた

離反した義朝を覗いた源氏一門が出陣
義朝の家人・鎌田正清だけは動こうとしない…
棟梁・為義と父・鎌田通清の計らいで苦渋の決断の末、正清は義朝のもとへ向かった

義朝は由良、常盤に見送られ出陣した
そこへ正清が駆けつけた
「遅いではないか…。主に恥をかかすでない。支度をせよ!参るぞ!」
義朝…本当はメチャクチャ嬉しいくせに…
これで力いっぱい戦えるね!

そして平氏でも…
「出陣じゃ!」と清盛の命により各々支度をし始める
頼盛を気にかける池禅尼 
それを察した叔父上が身支度をしている頼盛を訪ねる

叔父上「上皇様を助け参らせるつもりか?それはならぬ。」

頼盛「母上にお聞きになったのでございますか?」

叔父上「聞かずともわかる!上皇方が勝つと思うておるのか?」

頼盛「我らが参じれば武はよくなりましょう…。」

叔父上「だが、おまえは誹りを受ける。たとえ上皇方が勝ったとしても一門の棟梁を裏切ったと後ろ指を指されよう…。さようなことになれば姉上がどれだけ悲しむと思う?何より亡き兄上に顔向けができぬ。」

頼盛「まさか叔父上に止められるとは思いませなんだ。清盛の兄上が平氏に災いするを誰よりも危ぶんでこられた叔父上にござりませぬか!恐れていたことがまことになり、平氏が根絶やしになったら何となされます!」

嫌な笑みを浮かべる叔父上

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清盛が頼盛たちを待っていた

清盛「おお、来たか。」

家貞「忠正様はご一緒ではござりませぬのか?」

頼盛「叔父上は…来ませぬ!」

叔父上は頼盛の代わりに上皇方についたのだった…

清盛「すぐに連れ戻す!」

家貞「忠正様のお心の軸は平氏を守ることにございまする。此度の戦も断じて平氏を絶やさぬために戦うお覚悟にございまする。」

清盛「生きるも死ぬも諸とも!それが平氏の絆じゃ!絆を絶って何が守れるというのじゃ!」

頼盛「きっとそう仰せになろうと…叔父上より…お言伝がござります。清盛…わしとおまえの間には絆などはなっからないわ!」

怒りと悲しみと悔しさが入り混じった表情の清盛

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清盛と義朝…ともに身内と敵対する痛みを抱えて武士の世を拓く戦を戦うこととなった

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大河ドラマ「平清盛」再放送!19話「鳥羽院の遺言」

雅仁親王が次の帝と決定した
崇徳上皇の息子・重仁親王が最有力候補だっただけに
上皇は再び鳥羽法皇に裏切られた形になり、益々怒りを募らせていた

鳥羽法皇自身はこのことを詫びようと一心に「法華七譬・長者窮子(ぐうじ)」の写経していた

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そして摂関家では…
左大臣・頼長が故・近衛帝を呪詛したとの噂が広まっていた
頼長は法皇に直々に申し開きをしたいと兄・忠通に願い出たが
「そうしたところでそちに肩入れする者などおらん。」とあっさり断られた
父・忠実も「悪左府…おまえはやりすぎたのだ。」と、もはや味方ではなかった


遠く武蔵国では…
父・為義より源氏の棟梁の証・友切を授かった義賢の館に
義朝の命を受けた軍勢が押し寄せ、義賢を討ち、友切を奪い取った

友切を手にし、満足気な義朝

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そこに為義が現れた
「そなたが義賢を殺して、友切を奪うたのはまことだったのか!」そう言って何度も掴み掛かったが倒される為義

義朝「これは源氏で最も強き武士が持つべき太刀、父上にお返しする気はございません。」

家臣・鎌田通清「父君のお考えに背き、己が子に、己が弟を殺させ、源氏十代の太刀を奪うなど正気にござりまするか?」

為義「もうよい、通清。」そう言って肩を落として立ち去っていった

御所で…摂関家で…源氏で…親子の対立は激しさを増していた

そして平氏では…
若く美しい娘の訪問に一門は沸いていた

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そこへ清盛が「何事じゃ?」と入ってきた
時忠「滋子と言いまして…我らの妹にござります。」
清盛「ほぅ~。」
時忠「兄上にお目通りさせたいと思いまして…。」
清盛「えっ?しかし俺は時子を妻としているのだし、その上妹までというのは…。」
完全に動揺してる ( ´艸`)プププ
時子「殿!誰が殿のお傍目に…と申しましたか?」 
時子に気づいてメチャクチャ動揺してる (ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ

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清盛「…違うのか?」
頼盛・乳父「それでは誰の?」
経盛「わしかぁ~。」と立ち上がる その傍で叔父上も立ち上がりかけてるし… ( ´艸`)プププ
頼盛「何をもってそのような…。」 ←クールを気取ってるけど頼盛だって思ってたりして…
家人・伊藤忠清「歳の頃から言えば…重盛様か?基盛様?」 
重盛「我らには叔母上にござりまする。」
基盛「さようなことはこの際…。」
盛国「さすがにもう少し年上の者の方が…。」 
…の言葉に再び叔父上が立ち上がろうとするが、家貞が照れまくる ←二人は年上過ぎ!
兎丸「棟梁がアホだと皆アホになるんねんな?」 (ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ
時子「そうではありませぬ!」
時忠「誰ぞ、止ん事なきお方の妻となる手立てはござりませぬか?兄上…。」

今まで黙って聞いていた滋子だったが…
「止ん事なきお方に取り入るために入内など、滋子は真っ平ごめんにござります!私は私の好いたお方の妻となりまする!たとえそれが盗人でも…乞食でも…。」
そう言って立ち上がった
時忠「おい、何を言い出すのじゃ!」
そう言う時忠に滋子はあっかんべ~をして立ち去っていった 

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  ↑
璃子ちゃん、カワイイなぁ~

笑いに包まれる一門
後日、話を聞いた母・池禅尼も「それはまた面白き娘が一門に加わったものじゃな…。」と笑った

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いいなぁ…平氏は
心が和むよねぇ… (*^.^*)

その後、御所では…
後白河帝が正式に即位した
近臣には藤原成親と藤原信頼(塚っちゃんね)が選ばれた

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そこへお祝いの席に呼ばれなかった上皇様からの歌が届けられ、早速披露された

「あさぼらけ 長き夜を超え にほひたて くもゐに見ゆる 敷島の君」

褒める公卿たちだったが…後白河帝は気が付いた
歌の一文字目を拾うと「あ・な・に・く・し」
怒り狂う帝…  動揺する法皇…
法皇「ならぬ!この度の即位は取り消しじゃ!今すぐ譲位せよ!朕が浅はかであった。帝は重仁じゃ!」
後白河帝「法皇よ…ここは…私の世じゃ。」
その言葉が白河院と重なった法皇は倒れた

お見舞いに訪れた清盛は鳥羽院に再度告げる
「法皇様の御心を上皇様にお伝えなされませ。」

清盛は鳥羽院が書いた「法華七譬・長者窮子(ぐうじ)」の写経を上皇へ届けた
「上皇様も御存じにござりましょう…。長らく別れ別れだった父と子が何十年の時を経て分かり合い” 說是我子”これは我が子であると父が子に対して心よりの言葉をかけるというお話しにござります。法皇様は悔いておいでです。今こそ心より詫び、許しを請い、上皇様とまことの親子になりたいと新しき帝を定めた日より毎日、この写経を続けておいででございました。”これは我が子なり”これは法皇様の心よりのお言葉にござります。」

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清盛の言葉も上皇の心には全く響かない感じ

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当然だよね…
院の愛情などこれまで一時も感じたことなんてなかったんだもん

案の定…ビリビリビリ…

翌年、法皇の病は悪化し、都では上皇の挙兵が囁かれていた

法皇「朕が死んだのち、何が起ころうともそれは上皇にしてきたことへの報いじゃ。」と言う法皇に対して、信西は「治天の君として為すべきことをなさりませ。」と告げる

その後、信西の進言により命が下された
「戦が起こった際には鳥羽院をお守りすると誓え。」と…

もちろん平氏の館にもその知らせは届いた

清盛「書かぬ!平氏はその誓いの文に名は連ねぬ!上皇様を追い詰めるは諍いのもと。我ら平氏はどちらにもお味方せず、法皇様と上皇様の御仲を取り持ち奉る!」

池禅尼「忠正殿、いざという時はそなたが守っておくれ…亡き殿のお志を…。」
  ↑
叔父上には酷だけど、平氏の血を絶やさないための策
これが平氏にとって、清盛にとって、最も辛い出来事になってしまうのよね… (ρ_;)


そして源氏では…
義朝は誓文にあっさりと署名した
…が、代々摂関家に仕えていた源氏
義朝は父・為義と道を別つこととなった
そして今回は家臣・正清さえも去っていき、義朝は一人、帝側につくこととなった

未だ誓文に署名をしていない清盛を信西は呼び出した
信西「どなたが即位されようと、お二人が仲違いされようと、仲直りされようと、時はそちらに向かって流れておる。」
清盛「そちらとは?」
信西「すなわち天下大乱!誓いの文を書くも書かぬもそなた次第。ただ、そなたにとって最も守るべきは何か?守りたいものは何か?よ~く考えて決めるがよい。」

信西は清盛が守りたいものがわかっていたのだろうか?
守りたいものを守る=帝に味方する=天下大乱で勝つ
これを見抜いてた?
ん~~、平氏を率いるための策だったのかな?平氏が味方した者が勝つということだったんだろうか?


鳥羽院、危篤の知らせが都を駆け巡った
頑なになっていた崇徳上皇も雨の中、鳥羽院に面会しに来た
しかし…「法皇様に仇する恐れのある方をお通しするわけには参りません。」と断られる
「通せ!」上皇は輿から降りた
「我は法皇様の子ぞ!子が親の死に目に会うて何の障りがある!」

そこへ清盛が現れ、上皇の行く手に立ちはだかり、静かに剣を上皇へ向ける

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「少しばかり遅うござりました。私には私の守るべきものがござります。」
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清盛の心中は辛かっただろうな…
だってお二人の溝を埋めようとしていたんだから… (;ω;)

上皇「父上…。」
上皇は力なく引き返していった


ようやく父と子が心を通わすことができたのに…
二人を会わせてしまったら信西の策略は失敗に終わってしまうもんね…
この時点では、武士たちは利用された感じが残るけど…
このあと起きる天下大乱で、選んだ者が正しかったか否かわかるのよね

鳥羽院の崩御により燻っていた火種が炎を上げ、都を戦乱の世へと巻き込んでいく

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菊で埋め尽くす演出…素敵だなheart04

乱世を生きる武門の棟梁として清盛もついに情を捨て、苦渋の決断をした

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大河ドラマ「平清盛」再放送!18話「誕生、後白河帝」

近衛帝の容態は芳しくなかった
近衛帝の母・美福門院は僧を集め祈祷するが、密かに世継ぎ問題が囁かれ始めていた
鳥羽法皇派か?崇徳上皇派か?決断する時が近づいていた

鳥羽法皇の近臣・藤原家成

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清盛の母・池禅尼の従兄であり、何かと平氏に目をかけてくれていた方
謂わば朝廷と平氏の鎹のような人物
その家成が急逝した
「息子の成親と養子の師光を私と思うて何なりとご相談あれ。」と言い残していたが…
この2人…この先いろいろあって…ねぇsweat01

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平氏一門の中でも鳥羽法皇派、崇徳上皇派、そして中立の立場を推奨するものと意見が割れていた
そして清盛の決断は…
「法皇様、上皇様お二人に仲良うしていただく!(お二人の)溝を埋めぬ限り、世の乱れは正せぬ!我ら平氏はその溝を埋めるために働く!」


その頃、源氏はというと…
棟梁・源為義の8番目の息子・八郎為朝が院の所領を荒らし廻っていた

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そのことで院の怒りをかった為義は左衛門大尉の務めを解かれる羽目になり
為義が頼れるものは藤原摂関家だけとなった


清盛は法皇と上皇、お二人の溝を埋めるべく、鳥羽院を訪ねた
「これまでのことについてお詫びなされませ。すれ違うたお心同士を引き合わせるは今しかござりませぬ!」と説得した

世継ぎ問題など全く興味のない雅仁親王は…
芸能が盛んな美濃・青墓にいた
白塗りをした遊女がいて、奇妙に舞う者もいる…
そんな光景に興味津々の雅仁親王は奥へ奥へと入り込み
竹林で歌う白拍子・乙前に目を奪われる

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「遊びを~せんとや~生まれ~けむ
       戯れ~せんとや~生まれ~けむ」

雅仁「もう一度歌うてくれ!」
乙前「お許しくださいませ。」そう言って立ち去ろうとするが…
雅仁「頼む!頼む!」
あの奇行な雅仁親王が珍しく幼子が我儘を言うように半べそをかいて頼んだ

「遊びを~せんとや~生まれ~けむ」

先ほどの歌を雅仁親王も口ずさむ

「この歌の如き男が京におる。重き定めを背負うておりながら、軽やかに面白う世を生きておる男がいる。この天下の一大事、上皇様も…法皇様でさえも…あの男を頼っておる。」

乙前は何も言わないけど、誰のことかわかってるよね
だって生まれたときから知っているんだから…

雅仁親王は続ける
「それに比べて私はどうだ?誰も私を見てくれるものはおらぬ。声の枯れるほど歌うておっても…。生まれて来ずとも何の障りもなかった者なのじゃ。」

乙前「声を枯らして歌われるは、貴方様の内に何か正体の知れぬ力がみなぎっているからにございましょう…。ただ貴方様は力のやり場を見つけられぬだけ…。いつか貴方様の内から何かが溢れてくる。それはきっと世を大きく動かずものにござりましょう…。」

雅仁「まことか?乙前。」
大きく頷く乙前
涙を流す雅仁親王 ←初めて見たかも?
雅仁親王はそのまま乙前の膝に倒れ込む

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雅仁親王は初めて心の内を吐露できたのかも?
乙前には母性のような力あったんでしょうね…
その証拠に乙前の膝の上の雅仁親王の顔は、母に抱かれて安心して眠る幼子のようだもの…

そして…
近衛帝が祈祷の甲斐もなく、17歳という若さで亡くなった

早速、御所では議定の場開かれた
三日前に妻が亡くなって喪に服していた左大臣・頼長を省いて…

やはりここでも崇徳上皇の息子・重仁親王を推す者、鳥羽法皇のゆかりの者を探す者に分かれた
鳥羽院「朕は重仁を即位させる。いや、いっそ上皇を再び即位させてもよいと考えておる。朕は今こそ上皇に詫びたいのじゃ。ともに政を行って参りたい…。」

信西「今更詫びたところで上皇様はお許しになるはずもなく、鳥羽の法皇様につく者と上皇様につく者、大きく二つに別れましょう…。天下の剣を握るはあくまで法皇様。法皇様が自在に操れるお方を帝の座にお就けになるべきです。さもなくば、いずれ天下大乱となるは必定でござりましょう…。」

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信西がまだ「高階通憲」と名のっていた頃
「宋国では身分ではなく、能力によって役に取り立てられるそうだ。私はそのような国作りを目指したい!」とキラキラした目をして若き清盛に語っていたのに…

”自分がしたい国作りを目指すには意のままになりそうな帝を立てる”という考え方になって…
邪魔な頼長を排除し、法皇様にけしかける…
人は野望を持つと悪い方に向かってしまうもんなんだね…悲しいけど

そして誰も予想していなかったご裁断が下された
雅仁親王が即位
「後白河帝」が誕生した

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大河ドラマ「平清盛」再放送!17話「平氏の棟梁」

冒頭
清盛誕生から忠盛の死までのあらすじが流れ、”第2章の始まり”を印象づける演出

そして忠盛亡き後、忠盛の館と家人たちを引き継ぐこととなった新棟梁・清盛は
皆が整列した中、現れる

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おおっ!今まで清盛と違うshine
でも実際は、撮影時初めてここに座ったケンイチくんは、どこを見ていいか分からなかったって言ってたよね
( ´艸`)プププ

「平清盛である!」
盛国「皆…存じております。」
(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ

「俺が棟梁となった上は亡き父上の固き志を継ぐ。すなわち…武士の世を目指す!これは棟梁である俺の、そして平氏一門の志と心得よ!」

出だしはちょっとアレだったけど、新棟梁にしては(*^ー゚)bグッジョブ!!じゃない?

元服した平太・平次はそれぞれ名を「重盛」「基盛」と改め、武芸を磨き、書を習っているのね

平氏の所領の管理、家成の警護、家人たちへの米の宛がい、博多からの積荷の確認等…
棟梁としての仕事は山のようにあることを清盛は初めて知り、戸惑う

一方、棟梁の妻となった時子は宴の準備に取り掛かっていた

時子「今宵は殿が棟梁となって初めての宴じゃ。美味きものをたんとこしらえよ。」

そこへ姑の宗子改め「池禅尼(いけのぜんに)」が現れる
池禅尼「分からないことあらば何でも尋ねるがよい」と心強いお言葉
     「ときに…時子殿、まこと…これで足りるのか?」
(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ 一番聞くべきだったのはそこだよね

皆が席に着いたところへ清盛がにこやかに現れる
宴の始まり
清盛「さぁ!皆々存分に食うがよい!」
浮かない皆の表情に膳を見ると…

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鯛は切り身(清盛のはほとんど頭だし…)、野菜もちょびっと…

清盛「…と、言えるか!」 ←ナイス、ツッコミ!

頼盛「では、腹の代わりに耳を満たしてはいただけませぬか?私が幼き頃には宴で一門の女たちが楽を奏しておったように思いまする。」 ←おお~、ナイスアイディア

家貞「ほ~、たしか北の方様も琵琶を嗜んでおいででしたな…。」

時子「申し訳ございませぬ。琵琶はとうにやめてしまいました。いくら稽古しても上達しませぬ故。」

清盛「おまえという奴は…それでも棟梁の妻か~!」

新しい棟梁夫婦、家人たちには不安しか残らなかった…かな?



その後、清盛の館に院の近臣・藤原家成が訪ねてきた
近々、家成の別邸で歌会を催すことになったそうな…
鳥羽院をはじめ、美福門院、崇徳上皇、摂関家とそうそうたる顔ぶれ
その中で…
「清盛殿にも…一首…お読みいただきます。」

「それだけは何卒、歌は不得手にて…。」と清盛は家成に懇願する

息子・基盛は笑い出し「棟梁は歌が読めず、妻は琵琶が弾けずではお話しになりませぬな…。」
「まことじゃな…。」時子も笑って同意した

清盛「おまえは笑うな!」
盛国「殿、覚悟を決めてくださいませ。」
家成「お題は”春”としております。」

困り果てた清盛は、西行に代詠を頼みに御所へ向かった
…が、帝の容態が思わしくないとの理由であっさり断られる

諦めて退散したところ、偶然源義朝と廊下で出くわした
棟梁になったことを素直に祝う義朝に調子が狂う清盛
「殿。」
そこへ現れた美しい娘
名は「常盤御前」
中宮・呈子に仕えている

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以前、町で出会った酒売りの娘だと知り、清盛は驚く

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「俺の妻とした。」
義朝の言葉に声も出せない清盛
これから先、清盛とは深く関わることになる娘です



そして源氏の屋敷では…
棟梁・為義に次男・義賢(よしかた)が呼ばれていた
「これをそなたに授けたいと思うておる。源氏十代の太刀”友切”じゃ!」

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これは次の棟梁は嫡男・義朝ではなく、次男・義賢に譲ると言っているのと同じ!!
この先ドロドロになっていくこと、間違いなしです モヒャ━━((゜Д゜Uu))━━!!!!!!

そして平氏の館でもやっかいな問題が起きようとしていた
時子の弟・時忠が5歳の清三郎を呼んで話し始めた
「清三郎、おまえたちは今のところ4人兄弟だ。そのうちおまえは何番目じゃ。」
清三郎「3番目です。」
時忠「だが、おまえは姉上の1番目の子じゃ。正妻の1番目の子が清三郎などといかにもおかしい。それがどういうことかわかるか?」
清三郎「わかりませぬ。」
時忠「おまえの父は、先の奥方様にそれは惚れておられた故、おまえよりも重盛と基盛が可愛いのだ。おまえはいずれ邪魔になって寺にでも入れられよう。そういうおまえは文も武もわきまえずともよいのじゃ。」

もう!この人はど~していつも余計なことを言うんだろうか?

その結果、清三郎は「書の稽古など致しませぬ。弓も太刀も清三郎にはいりませぬ。」

そうなっちゃいますよね sweat01
そこへ知らせを聞いた清盛が入ってきて…
「清三郎、おまえはそれでも平氏の子か!」と殴ろうとするのを時子が止める

清盛「おれが大事な歌会を控えているのはわかっておるだろう。家の事はそなたの役目であろうが…。」

そして続けて…
「膳の数は間違える、琵琶は弾けぬ。挙句、清三郎をかような情けなき者に育てよって…!明子ならばもっとしかとした棟梁の妻となっておったぞ!」

ああ~、清盛~、一番言ってはいけないこと言っちゃったよ
亡くなった人には絶対勝てないよ
可哀想な時子

さすがの清盛もその場の空気が変わったことを感じたみたいで…
その場で謝ってしまえばいいものを…
棟梁は易々とそんなことできないのかな…

時忠は”清三郎におまえより重盛と基盛が可愛いのだと言ったのは自分だ”と清盛に告げた
動揺する清盛
続けて…「姉上が琵琶をやめたは兄上が言うたからです。耳に残る明子様の音色をかき消されたくないと…。姉上はそれを今も守っておいでなのです。」

この日の出来事を思い出していた清盛
目の前には和紙が…
果たして清盛は何と詠んだのか?


歌会の日がやってきた
家成の別邸には院をはじめそうそうたる顔ぶれ

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アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!! だ、大丈夫?清盛

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今までになく極上な衣装に身を包んだ清盛
意外に大丈夫そう…

歌を詠むのは家成の子・成親
あれ?吉沢悠さん!

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ケンイチくん初舞台で共演したミミズの”ホセ”ね!
全然違う!

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歌が詠まれると各々で感想を言い合う

そしてとうとう清盛の番がきてしまう

家成が歌を見ると…
「読めませぬ。かようなもの読めませぬ。」

「重盛に基盛それに 清三郎 清四郎みな われらの子なり」
清盛が大きな声で読み上げる

笑いが堪えきれない雅仁親王
呆気にとられる西行
「なんじゃ、それは…お題は春ぞ。春らしいものが何ひとつ読み込まれてないではないか。」と頼長

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「いや、その前に…もはや歌ではない。」と崇徳上皇

「安芸の守、今のは何ぞ?」
院が穏やかに尋ねる

清盛「重盛、基盛、清三郎、清四郎とは私の4人の子の名にございまする。」

頼長「お題は”春”ぞ!!」 ← 頼長、くど~い!

清盛「私事でございますが、歌のことで心を奪われてしまい、妻に言うてはならぬことを言うてしまいました。それより先は妻のことで心を占め、歌のことなど考えられなくなりました。先の妻と2人の子をもうけたあと、後添えとして迎えた妻だけに心の内では引け目もあったのでござりましょう…。されど妻はさような思いはおくびにも出さず、いつも明るく、まこと春の陽だまりのような女子にございまする。」

出た~、ようやく”春”の文字!!

皆さん、納得したような、呆れたような…そんなお顔
今回、歌会を開いた家成が一番困っていたように見えたけど… ( ´艸`)プププ

歌会から戻った清盛は早速、時子を探す
…と、そこに琵琶の音色が…
時子が弾じていた
そこには4人の息子たちがそれを聞いていた
そこへ清盛が…
重盛、基盛はすかさず清盛の前に立ちはだかる
重盛「父上に申し上げておきまする。基盛も私も母上がおればこそ、恋しき実の母を亡くしてからもずっと健やかに生きて参りました。」
基盛「さよう…。いずれも大事な母上です。」
重盛「母上を傷つけるようなことを申さば、父上といえども許しませぬ!」

盛国「急いで帰ってこずとも、殿のお心は通じおったようにございますな…。」
その言葉に頷く清盛
涙する時子

清盛は4人の息子たちの肩に手を置いた

清盛「俺にも聞かせよ。そなたの琵琶じゃ。心配するな…そなたの音色と明子の音色はまるで違う。いずれも忘れはせん。」

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フゥ~、平氏の方は一件落着のようね



そして源氏はというと…
”友切”を弟・義賢に授けたと聞いた義朝が怒り心頭に殴りこんできた!

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為義「義朝…誇らしき息子よ…お前は強うなり過ぎた。己が父の誇りを踏みにじっても何の痛みも覚えぬほどにな!さような者に源氏を背負わせるわけにはいかぬ!」

義朝「それが父上のお考えなら…私は私の道を貫くのみ!」

この親子の溝は益々広く深くなっていくばかり… 

大河ドラマ「平清盛」再放送!16話「さらば父上」

舞子の声「夢中で生きていれば、いつかわかる。何故太刀を振るうのか?何故武士が今の世に生きているのか?」


摂政・藤原忠通の館に突然源氏が攻め入ってきた
忠通の父・忠実の命により朱器台盤を強奪しにきたのだ

迫っても摂政の座を弟に譲らない忠通に痺れを切らして
摂政の証の朱器台盤の強奪を思いついたのね  (゚Д゚lll)怖いわ~

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忠実は頼長に朱器台盤を譲り、これにより頼長は藤原氏(うじ)の長者になった

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源氏の館では…
義朝が父・為義の帰りを待っていた
為義の顔を見るや否や義朝は
「父上には武士の誇りというものはないのですか!父上のしたことはただの盗賊と同じにござります!」と怒りをぶつけた

為義「ああ、その通りじゃ。盗賊と同じく生きるため、一族郎党を食わせるため働いておる。それの何が悪い!」

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こちらの父と息子の溝も深まるばかり…

安芸の守に任ぜられた清盛
早速、盛国、兎丸を連れ立って国府へ…

「見えてきた、見えてきた、安芸の海じゃ~!」はしゃぐ清盛
「喜んでる場合か!せやから言うたろう…もう一つ先の港やて…。」と兎丸

清盛のせいで結構歩かされちゃったのね ( ´艸`)プププ

清盛「懐かしいの~兎丸。海賊だったおまえと会うたのはこの辺りの海であった。」
兎丸「おい、あん時おまえ、偉そうに言うたなぁ…。命預け、おもろいことさしたるとか何とか…。それで任された国がここかい!」

兎丸のツッコミ (*^ー゚)b
重い話が多いからこういうシーンは嬉しいな

その頃、忠盛の館では…
家貞「幼い頃、海ではしゃいでおられた平太様が、今では国司様でございますからなぁ…。時は流れるものでござりますなぁ…。」
忠盛「大方…此度もはしゃいでおろう…」

さすが父上、分かってらっしゃる ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

突然咳き込む忠盛…
寝込む事態に…

その頃、安芸の清盛はというと…
海の幸、山の幸を堪能していた ( ´艸`)プププ
そこへ現れたのは厳島の社司・佐伯景弘
あれ?温水洋一さんだ!!

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佐伯は清盛たちを厳島神社に連れてくる
…が、今の厳島とは全く違う寂びれた社…神々も逃げ出しかねないほどに

歓迎の舞が始まる
…と、その中に見覚えのある顔を見つけた兎丸
海賊の頃の仲間、宋人の春夜と桃李の兄妹だった

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皆は再会を喜んだ

安芸から戻ってきた清盛は忠盛が倒れたことを知り…
忠盛の館に慌てて駆けつけた
…が、忠盛は思っていた以上に元気そうでホッとする

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そんな時、大きな事件が起きた

頼長の館の前を藤原家成の家人が馬から降りずに通行した
そのことに怒り心頭の頼長は源氏に家成の館を襲うよう命じた

直ちに家成の館に出立しようとする為義に
「どれだけ尽くしても重用されるは平氏。さような誇りなき行いをする者のが、目をかけられることなどない!」そう言って止める義朝

為義は義朝を殴りつけ言う
「いくら鍛えて待っておっても武技を示すおりなど向こうからやっては来ぬ!地を這うてでも生き残る!それがわしの誇りぞ。」

そう言い残し為義は館を後にし、家成の館へと向かった

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近臣の家成が襲われた鳥羽院は烈火の如く怒りを露わにした
すべては頼長を貶めるための美福門院の謀だったのだ

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平氏に頼長を襲わせる大義名分を得たのだ
                      ↑
           この人を敵にしてはダメ ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ


美福門院が言うには…
平氏が頼長の館を襲えば、院は喜ばれ、塔の完成を待たずして忠盛を公卿に推挙できるとのことだった

迷う忠盛に
「その沙汰、お断り申し上げよ。」と清盛が口火を切った
「俺がこの剣を振り回すのは、院と摂関家の小競り合いに巻き込まれるためではない!こいつはそんなことをするために生まれてきたのではない!」と自信をもって言う

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その言葉を聞いて忠盛はずっと探していた答えを見つけた
「武士の世を作る為じゃ。院にお仕えするのではなく、武士が頂に立つ世を…。それが為、我らは太刀を振るってきた。それが為、武士は今の世に生きておるのじゃ!」

その後、忠盛は一門を館に集めた

忠盛「わしの身に万が一のことがあった時のために皆々に伝えておく。」

先日、病に倒れたことでの早めの対応なのか?死期を感じていたのか?
でも嫌だな…こういうの

忠盛は一人一人に思いを伝え、ゆかりの品を授けていった 

放送前からケンイチくんを近くで支えてくれた貴一さん
思った以上に早いクランクアップに動揺したのを思い出しました
ず~と近くで見守っていて欲しかった…

そして…
「わし亡きあと、平氏の棟梁は…清盛と定める!」

家盛が亡くなったのだから当然の結果のように思えるんだけど…
その場の空気感がいたたまれない…
清盛も動揺して母・宗子の顔色を窺ってる

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宗子は無言で頷く
それを見た清盛の心は決まった
「謹んでお受け致しましてござりまする。」と忠盛に深々とお辞儀をした

それから清盛一行は再び安芸へと出立つしていった
「父上、安芸にてお待ちしておりまする。」
「わしもすぐに追いかける故…。」笑顔で見送る忠盛

安芸の海で昼寝をしている清盛

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そこへ忠盛が現れる
「父上、もう着いたのでございまするか?」
忠盛は1本の枝を清盛に渡し、打ち合う
「強うなったな…清盛。」
そう言ってくれた父を見て笑う清盛

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一瞬目を背けて…
父の姿はどこにもなく…
父がいた場所には青龍刀が突き刺さっていた…


昨年父を亡くしたばかりのAKI
こういう話はよく聞くけれど、AKIには何にもなかったなぁ…
清盛がちょっと羨ましい…




大河ドラマ「平清盛」再放送!15話「嵐の中の一門」

院の熊野詣に同行していた家盛はその途中で亡くなり帰宅した

悲しみ暮れる一門
殊更、母・宗子の悲しみは大きかった

そこへ知らせを聞いた清盛が駆けつけ、亡骸に近寄ると…
「家盛に触るでない!」と宗子に強く断られた

そして叔父上も清盛を投げ飛ばし、言い放つ
「おまえがこの家に災いを持ち込んだ!おまえが神輿に矢などを射た故…家盛に神罰が昂じたのじゃ!家盛の代わりにおまえが死ねばよかったのじゃ!」

清盛だって弟が亡くなって悲しいはずなのに… (ノ_-。)
家盛が亡くなっても清盛への接し方はまったく変わらないんだな…

家盛の乳父は出家し、妻・秀子は家元に帰ることになった

しばらくして…
忠盛は炎上した高野山の宝塔再建を鳥羽法皇より命じられた
…が、名代は清盛に…と申し出
清盛は高野山に向かった

そこへ怪しい者が…
刀を構える家臣たち
「待て、清盛!」

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旧知の友・佐藤義清だった
今は「西行」と名のっていた

西行の館で清盛たちが花を咲かせていると…
「あの~」と若い娘たちが訪ねてきた
もちろん西行に会いに… ( ´艸`)プププ
清盛なんぞは娘たちに突き飛ばされ、盛国も目をパチクリ
坊主になろうとイケメンはイケメンなんですね… (^-^;

1150年 近衛帝が元服した
そのわずが数日後には左大臣・頼長の養女・多子(まさるこ)が入内した
摂政・忠通はこれに警戒の念を募らせ、自分の養女・呈子(しめこ)の入内に向けて動き始めた
そこへ父・忠実が左大臣で弟の頼長を連れて現れ「摂政の座を頼長に譲れ!」と迫る

忠通と頼長
藤原摂関家の兄弟の争いは激しさを増した

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そして宮中の兄弟も…
権力争いから弾かれた兄・崇徳上皇と弟・雅仁親王はともに暮らしていた
真面目な兄と奇行な弟
見た目には真逆に見える二人だけど、心の中に抱えた寂しさは同じはず…
こちらも勢力争いの渦に巻き込まれて対立していくのよね…

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ある日、清盛の館に西行が訪ねてきた
「高野山宝塔再建の勧進のために来た」という西行に
清盛は「俺には宝塔再建の務めは叶わぬ。」と答える

「今、一門はひどい嵐の只中にある。そしてその嵐のもとは俺なのじゃ。俺というよそ者が平氏の子となったときから、この嵐は巻き起こり始めておった。家盛の亡骸に触れることも許されず、家盛の代わりに死ねばよかったとまで言われ…そんな俺がこの務めを果たしたとて、どうして家盛が浮かばれる…。」そう続けて宝塔の図面を火にくべた

こんな弱気な清盛…初めて見たな… (ρ_;)

「平泉にて吹雪の中、衣川を飽くことなく眺めておりました。凍りそうな身と心を抱えて…。それでも目を離せなんだ。それはそこに何か美しきものが潜んでいたからにござりましょう…。」と西行

そして続けた
「今嵐の中に身を切り、この務めを一心に果たされば…きっと見られましょう…。風雪を耐え忍んだ者だけが見られる美しきものが…。嵐の中の一門のため、よそ者のお手前にしかできぬことがきっとござります!」

さすが西行!僧だけあって説得力のあるお言葉!
AKIもウンウン…って頷いてしまいました
”よそ者の清盛にしかできないこと”この言葉を生涯心の中に持っていて欲しいな…
ここで初めて聞いたけれど、西行の使う”お手前”って言葉…いいよねぇ

その後高野山宝塔の再建は清盛によって着々と進められていった

同じ頃、忠盛は美福門院(得子)に呼ばれ御所にいた
そこで頼長と出くわした

頼長は”先日家盛の一周忌を済ませた”と報告した忠盛に言う
「身のほどをわきまえぬ野心を持つ者は苦しみ抜いて死ぬということよ!」と…

言っている意味が分からない忠盛に頼長は続けた

「知らず知らず生まれ怪しき兄への鬱屈が溜まっておったのであろう…。家盛こそが跡継ぎの器と少しばかりおだててやると…何もかも差し出しよった。つまるところ平氏の足並みを乱したに過ぎぬと気づいたようであったが、今更あとへは引けぬ。死ぬまで私に与するしかない…そう思い悩んでおったのであろうのう…。返す返す惜しまれる。家盛と私はすべてにおいて、しかと結ばれた仲であった故…。」

そして頼長はなおも続け言った

「わしが父なら褒めてやるがのう…。あっぱれじゃ!見事な犬死じゃ!」と…
不快な笑みを浮かべて頼長は立ち去っていった

家盛が死に至ったすべての真相を知った忠盛は怒り心頭だったが、相手が相手だけに殴ることさえできなかった

一方、清盛は家盛の供養のため巨大な曼荼羅に筆を入れていた
そこへ現れた忠盛は…
「今すぐやめよ!このようなものを寄進せずともよい!」と叫び、続けてこう言った

「わしが…わしが家盛を殺したのじゃ!清盛…おまえがいたからこそ、この世を変えるため”我が志を遂げるまでは…”と鬼にも蛇にもなれた。一門の者たち、宗子にも家盛にも無理を強いてきた。それでよいと思うてきた。いつか志を遂げればすべてが報われる。家盛の忍耐も報われると…。だが違うた。家盛は断じて報われん。武士は己の分をわきまえて生きておればそれでよいのだ。今すぐやめ~い!」

忠盛は”武士に分際でこの世を変えてみせる”なんて野心をもったことに後悔しているんだね…
今までのように朝廷の警護…王家の犬のままでいたら家盛は死ななかったって…

清盛「お話はそれだけにこざりますか?」

忠盛の言い分はまったく清盛には響かなかった
もちろん曼荼羅に筆を入れて家盛を供養したいという気持ちもあったと思う…
でも…先日、西行に言われた言葉が清盛の中でしっかりとした心の軸になったんだと思っているんですよね…

何度忠盛に投げ飛ばされようとも曼荼羅に向かう清盛
そのうち清盛の額からは血が流れて…
清盛はその滴り落ちた血で口に色を付けた

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そこへ宗子が現れた

清盛が仕上げた曼荼羅を見つめ
「家盛が”兄上によろしゅう…”と言っておる。かけがえなきたった一人の兄上に…。」と言い、清盛に優しく笑いかけた

平氏一門は嵐を乗り越え、絆を深めた一方で…
源氏一門の絆を危うくする出来事が起きようとしていた







大河ドラマ「平清盛」再放送!14話「家盛決起」

清盛は賀茂の祭で舞を踊ることになっていたが、先日の一件(清盛が神輿を矢で射た)により
家盛が代役を務めることになった

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「知っておるか?家盛は正妻の子じゃが、清盛に後れをとっておる。」
泥臭い舞と馬鹿にしていた内大臣・頼長だったが、父のこの一言である考えが浮かんだ

平氏の館では「家盛の舞」の報告が乳父からされ、一門は楽しく酒を飲んでいた
そこへ叔父上が息を切らし駆け込んできた
「内大臣・頼長様より近く家盛をお屋敷に召したいとのこと!家盛の舞に深く感心なされたご様子じゃ。」

「何かと我らを見下してこられた藤原摂関家が自ら歩み寄るとは…。これは大手柄でございますなぁ…。」と家臣・家貞

この言葉を何度も唱えたらそれがおかしいと気づけたかも?
仮に家盛の舞が本当に素晴らしいものであったとしても、院に仕えている者など引き立てるわけがない
…なのに、忠盛をはじめ、だ~れもそれに気づけないsweat01

家盛は頼長の館にいた
頼長「長かったであろう…。怪しげな出自の兄の陰で過ごした不遇の時は…。物わかりのよい弟の顔をしながら何故正妻の子である自分がこんな思いをせねばならぬのかと…。まことならば己こそが嫡男、己こそが次なる棟梁、あの兄さえいなければ…とそう思うて生きてきたはずじゃ。」

図星だった…

頼長「私が叶えてやろう。清盛なんぞ取るに足りぬ。まこと世に煌めくべきは家盛…そなたじゃ。そう思い知らせてやろう…。平氏一門にも…鳥羽の院にも…。」

家盛は今まで思っていたことを言葉にされて、一層自分こそが棟梁にふさわしいと思い込んだはず

その後…
鳥羽院の熊野詣の警護という重大な任務を命じられた平氏だったが、清盛の同行は許されなかった
熊野詣出立を前に一門からも跡継ぎは家盛との声が出る中

家盛「私もそう定めていただきとうございます。兄上ではなく、私を跡継ぎにするとこの場ではっきりと父上の口から言うていただきとうございます。兄上は跡継ぎでないことを世にはっきり示すのが一門の安泰に繋がると存じます。」

今まで黙って聞いていた清盛が家盛に向かって言い放つ
「一門の安泰だけ考えていて世を変えられるか!何のための一門じゃ!何のための武士じゃ!俺は神輿に矢を射たことを悔いてなどおらぬ!」

睨み合う清盛と家盛
しかし清盛に賛同する者はいなかった

何も言わない忠盛
しびれを切らした清盛は「跡継ぎはおまえじゃ!」と言い放って立ち去った

時子とともに館に戻ってきた清盛
「あ~あ、とんだ見込み違いじゃ。今から姉上を家盛様の傍目にでもできぬものか…」と時子の弟・時忠が盛国に言う

時子は時忠を窘めた

しかし清盛も…
「時忠の申す通りじゃ。出て行くなり、家盛の傍目となるなり好きにせい!」←清盛、酷いよ!

時子「なんと情けないことを…。一度我が殿と決めたものを、そう易々と変えられるとお思いにござりまするか?どれだけ落ちぶれようと、あなたこそが我が光る君。それは生涯変わることはござりませぬ。」

時子~、偉いよぉ~! 。゜゜(´□`。)°゜。
いつもは喧嘩ばかりしていても傷ついてる清盛の前では何と言われようとも優しい言葉をかけてあげられるんだね

清盛は力いっぱい時子を抱きしめる ←寂しかったんだよね…清盛



再び頼長のもとに向かい、一門でのことを報告する家盛

頼長「院が頼みに思うてる平氏の武力と財力…そなたが跡継ぎとなればこれらはわしのものも同然じゃ。院は我らを頼らざる負えなくなろう…。その時こそ藤原摂関家の栄華を取り戻す時じゃ。」

ようやく頼長の策略に気づいた家盛は慌てる

家盛「我ら平氏は院に忠義を誓っておりまする。然ることは…。」

頼長「今更何を言うておる。そなたが清盛を蹴落としたのじゃ。院が頼みと思うておる清盛を…。」そう言ってニヤリと笑う

頼長「家盛よ…まことに私がそなたを棟梁の器だと思い引き立てたと思うておるのか?そなたが清盛より優れておるのは、はるかに御し易い男ということじゃ。」と続けた

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すべてを悟った家盛は頼長から逃げる

頼長「もう遅い!己こそが嫡男、己こそが次なる棟梁、その欲に目がくらみ、そなたは一門を売ったのじゃ。」

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熊野詣へ旅立つ日…
家盛は母に吐露した
「嫡男かそうでないか…さようなことはどうでもよかった。私が求めていたのはただ…母上の笑うお顔を…。位を授かった、跡継ぎになったとお伝えしたとき、ただ当たり前の母として…喜んでいただきたかった…。兄上とも…母上とも…当たり前の兄弟…当たり前の母子でいたかった。母上…せめて帰った時には…せめて一度だけでも…当たり前の母として笑いかけてくださいませ。」

そう言って寂しく笑った家盛は出立していった

涙する母・宗子

この後に起きる出来事を二人は予感できていたような気がするのだけれど…
考えすぎかな?

出立から約1か月後…
無事に参拝を終えた院の御一行は帰途についていた

清盛の館では逃げた鶏を捕まえ籠に戻している清太と清次兄弟を温かく見守る清盛の姿があった
木の上に鶏を見つけて登る清太、そのあとを追う清次

一方、家盛は幼い頃飼っていた犬とそっくりな白い犬に目が留まった
犬の傍には兄弟らしき少年が二人いた

清盛、家盛は幼い頃にいなくなった飼い犬がいなくなり、木に登った際に家盛が足を滑らせて大けがをした日のことを思い出していた

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清盛、家盛それぞれの回想が交互に描かれた演出にグッときました (´;ω;`)

嫡男か否か、血の繋がりがあるか否か…すべてはこの日から始まった
それでも清盛は家盛を可愛がり、家盛は兄を慕っていた
…なのに (ρ_;)

家盛は突然落馬する
何故?と思い調べてみたら、病を押して熊野詣に同行したとのことで病気の悪化らしいです




今回は毎日放送ということで急スピードな展開にここのところ胸が苦しくなってきました
耐えられるかな…あと36回もある! (@Д@;






大河ドラマ「平清盛」再放送!13話「祇園闘乱事件」

白河法皇と鳥羽法皇
二代にわたり政治を意のままにしてきたツケが…
世は乱れに乱れ
そこに物申す勢力が現れた
神輿を担ぎ、武器を片手に争う…「強訴」

鳥羽院の信頼の厚い平氏は寺社を抑え込んでいた
それゆえに寺社勢力は平氏を快く思っていなかった

平氏が田楽を奉納中、悪僧たちが現れた
その中に兎丸の幼い頃の知り合い金閣、銀閣がいた
あら?銀閣役は「ごくせん」で共演した脇知宏さんじゃないですか!

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二人の皮肉に腹を立てた兎丸が銀閣に頭突きを食らわす
額から血を流す銀閣
「境内を血で汚した」と騒ぎが起きた

そのことは鳥羽院も知ることとなり…
鳥羽院の沙汰が下る前に兎丸たちを検非違使に差し出すように忠盛は清盛に言う

目の上のたんこぶだった平氏に、ここぞとばかりいきり立つ比叡山の僧たち
「平清盛とその父・忠盛を流罪にせよ!」と強訴を起こした

それを知った鳥羽院は源氏に鎮圧を命じた

睨み合う比叡山の僧と源氏
弓を向けるも「神輿に矢を向ける気か!神輿は御神体と同じぞ!」と言われ怯む源氏
そこに一本の矢が神輿に突き刺さる
前線に立って挑発していた鬼若(弁慶)は驚きのあまり腰を抜かした
鬼若役は青木崇高さん

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ここで初めて青木さんを知ったAKIですが、弁慶のラストシーンまで名演技に魅了しっぱなしでした!

騒然となった中、源義朝が振り返った先には屋根で弓を持つ清盛の姿があった

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かつて神輿に矢を向けて急死した関白がいた
以来、人々はこれを神罰として矢を向ける者などいなかった

平氏の館では…
「俺は神輿を狙って射たのだ。あんなものはただの箱じゃ!神など宿っておらぬ!」そう言い放つ清盛に一門は耳を疑った
断が下るまで忠盛と清盛は検非違使庁に蟄居する

暑い最中の蟄居生活
「着替えを多めに持っていっておくれ」と忠盛の妻
着替えを済ませた忠盛
「俺には着替えはないのか?」と言う清盛
「時子様よりはこれを預かりました」と双六盤を差し出す家臣:家貞
「なんじゃ!!」
「徒然のお慰めに…ということにござりましょう…。」
「あの、馬鹿!何を考えておるのじゃ!」

その頃、時子はというと…
臨月を迎えて山盛りのご飯でお食事中!

侍女「本当にあれだけでよかったのでござりまするか?」
時子「殿にはあれだけで十分じゃ。全く…いつまでも子どものように皆の手を患わせて…。光源氏でさえ流された先でねんごろになり子をもうけたのですから…。全く…流罪になどなったら承知しませぬ!」

(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ
やっぱりここは面白い夫婦です!

…と、突然産気づく時子!

その間、清太、清次の面倒をみる叔父上
元気のない清太を気にかける
「叔父上様、もしも男が生まれたら、母上は私や清次よりもご自分の子ばかりを可愛がるのではございませぬか?」

幼いながらも叔父上が清盛に言っていることをどこかで聞いていたのかな?
可愛そうに…(ρ_;)

「さようなことは断じてない!誰も好き好んで血のあるなしでは争わん。つまらぬことは考えず、生まれてくる子をうんと可愛がってやれ。」

叔父上も血が繋がっていなくても清太と清次は可愛いのかな?
このことで清盛との関係も変わっていけばいいのに…

蟄居中の忠盛と清盛
あるのは時子が差し入れた双六盤のみ…

1

双六盤を挟み「父上は何故私を引き取ったのですか?」と清盛が尋ねる
ずっと聞きたくて聞けなかったことだよね…
父と子がゆっくりと向き合う時間ができて蟄居も悪くない…って思う(不謹慎?)

忠盛は清盛の母・舞子との出会いを静かに話し始めた
「わしはこの時を待っておった。舞子に産まれしおまえがあてにもならぬ迷信の如きものに立ち向かう時を…。清盛、おまえはなくてはならない男だ。平氏にもこれから先の世にも…。」
                           ↑
忠盛だけは清盛にいつもこう言い続けてくれていたよね
この言葉のおかげで清盛の人が思いつかない行動はいい方向に使われていったように思う

蟄居先に突然鳥羽院が現れた!
「平清盛、そちが神輿を射たのはわざとか手違いか?」

う~ん、ここは「手違いです。」と答えておくべきだし…、多くの人はそう答えそうだけど…清盛だしな…

「わざとにござりまする…。」

やっぱりな…
忠盛が「いえ、違います。」と口をはさまないのもすごいと思った
AKIならやってしまいそう…

鳥羽院は言った…目を見開き、両手を広げて「神輿を射ぬいたときの如く朕を射てみよ!」と…
清盛は静かに立ち上がり、弓を構える真似をして射た

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ひぐらしの鳴き声と格子から射し込む木漏れ日がいいのよね…

院「血が噴き出ておる。わが身に住まう白河院の血が…。1滴残らず流れ出ておる。」

AKIが三上さんの演技で一番印象に残っているシーン
鳥羽院のレモンイエローの綺麗な衣が血で染まっていくように見えてしまうからすごい!

「平清盛、そちこそ神輿を射ぬいた矢そのもの!白河院が朕が乱しに乱した世に報いられた一本の矢じゃ!」そう言い放つ院

忠盛、清盛は流罪を免れた
それをきっかけに世は院と摂関家、二つの勢力に分かれていくことになった

家盛の母・宗子は家臣:家貞に清盛の亡き母の遺品を見せる
忠盛が密かにもっていたのを見つけたのだ
「この亡きお方は今も殿にとって格別なお方。それ故、殿は何としても清盛を守ろうとなさるのであろう…。」
たまたま通りがかった家盛だったが、母の悲しい表情が堪らなかった

時子が男子を産んだ
名は「清三郎」
館に戻ってきた清盛は早速赤子と対面していた

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時子「清三郎、父上ですよ。おまえがときに蟄居させられていた…どうしようもない父上ですよ。」
清盛「馬鹿者…いらぬことを申しな。」

(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ 時子の勝ち!!

清盛「早よ、抱かせろ。」
時子「いやにござりまする。怖かったのですから…。殿が帰ってこなかったらどうしようかと…。」
清盛「俺はどこにも行かぬ。俺には持って生まれた勤めがあるのじゃ…平氏の子としてな…。心配かけて悪かった。よう堪えてくれた。よう産んでくれたな…。」

いつになく素直な清盛
時子の髪を撫でたりして…初の?ラブラブheart04

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「んん、御無礼致しまする。」
いい雰囲気だったのに盛国の咳払いに慌てる清盛 (ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ
「家盛様がお見えになりました。」

「家盛!」嬉しくて興奮気味の清盛
「私はもはや兄上を嫡男と思うことはできませぬ。これにて先は私が一門を背負うて参る所存!」
全く言葉の意味が分からない清盛

次回に続く…

大河ドラマ「平清盛」再放送!12話「宿命の再会」

都では強訴(僧らが仏神の権威を誇示し、集団で朝廷に対して訴えや要求をすること)が頻繁に起きていた
平氏は武力と財力を駆使して強訴を退け、その報いとして鳥羽院から領地や位を与えられていた
「これで殿(忠盛)は武士で初の公卿だ!」と沸く一門

忠盛本人も密かにそれを期待していたはず

しかし下された位は「正四位上」
どれだけ朝廷に尽くしても武士を公卿にする気はない…そんな処遇だった

清盛は久しぶりに高梨通憲と再会した
通憲の変わりように驚く清盛

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「見ての通り出家した。今は信西と名を改めた。道理の通じぬ世にほとほと愛想が尽きてな…。」
通憲は鳥羽院や内大臣に武士を公卿に昇進させるよう働きかけてはみたものの、考え方を変えることはできなかった
「志だけあっても道は開けない…。」と吐露した

一方、平氏の館では…
五男・平五郎が元服
名を「頼盛」と改めた

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ついこの間生まれたと思っていたら…月日の経つのは早いなぁ

「兄として武士として頼盛をしかと導いてやるがよい。」と忠盛は清盛と家盛に言う
「はい、父上。」と家盛 ←素直に育ったなぁ
「武士として育てるとはどういうことなのか分かりかねまする。」と清盛
一気にその場は不穏な空気に…
「体よく番犬としてこき使われると知りながら、命がけで戦えとそう教えよということにござりまするか?明子は疫病で死んだ!疫病もそのもととなる飢饉の止められぬ不甲斐なき朝廷を正そうにも奴らは武士に参議を譲る気はない!俺たちの武力と財力を絞り取るだけ絞り取って捨てる気なんじゃ!」
「病に苦しむ妻の死に目に会うことも許されず…そんなにまでして背負うものとはいったい何なのだ?」と続けた

黙って聞いていた一門だって清盛の言い分に賛同していたはず…
でも信西同様、どうしたら世を変えられるのか分からないのよね…

清盛の館に時子は通っていた…母を失った子どもたちのお相手に
そこへ清盛が帰ってきた
琵琶の音が聞こえてその場所を探す清盛
弾いていたのは時子だった
清盛「ここで琵琶を弾じるのはやめてもらいたい!」
時子「何故にございますか?」
清盛「へたくそな音色を聞きとうないからに決まっておろう…。」
時子「へたくそとはなんでございますか!」
清盛「へたくそではないか?」
時子「これは明子様直伝の…。」
清盛「どこがじゃ。」
時子「清太殿も清次殿も喜んでおいでです。」
清盛「我慢しておるのじゃ!」
時子「喜んでおいでです。私は断じます!」

この二人が出会うといつもこうなる…
漫才みたいです ( ´艸`)プププ
相性がいいのやら?悪いのやら?

憤慨しながら帰宅する時子
「大事な書物を時忠が博打で取られた。」と落ち込む父・平時信
時子の父って蛭子さんだったっけ?

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そして大事な書物を博打でなくした張本人の息子・平時忠はV6の森田剛くんですよね

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「平家にあらずんば人にあらず」と言った方です
この方も清盛に負けず劣らず奔放で奇怪だと思うのですが…sweat01
時子が清盛の館に通ってると聞くとflair
いきなり清盛の館に行って中をウロウロ
そして「我が姉を後添えに迎えてはいただけませんか?」と申し出る !!(゚ロ゚屮)屮
たぶん清盛とは初対面
相手は平氏の御曹司
しかも妻を亡くして傷心中の清盛に…
空気が読めないのでしょうか?…この方は

しかし時子は時忠と口論しているうちに気づいてしまう…
清盛のことが好きだったと…
それでも懸命に否定する時子

清盛「時子殿、琵琶をやめよと申したのはへたくそ故ではない。耳に残る明子の音色をかき消されとうないのだ。」

わかる~、わかるよ、清盛の気持ち (ノ_-。)

自分の本当の気持ちに気づけた時子だけど、同時に失恋heart03
清盛の気持ちが分かるだけに辛いよね
「私じゃだめですか!」って空気の読めない女子だったらどんなに楽か…

時子は清盛の館に通うことをやめてしまう

そして朝廷の方では…
仏門に入った璋子を得子が尋ねる
「何故黙ってご出家なされました。」

「貴方様は私に教えて下さりました。人を愛しく思う気持ちの激しさを…。己の愚かさを振り返れば俗世に未練はございませぬ。されどひとつだけ申すならば、私はついにさような激しき思いを知らぬまま生きて参りました。それだけが心残りにございます。」

璋子の人生いろんなことがあり過ぎたけれど、こう思える人間にまで成長できるってすごいな…

その後、璋子は臨終を迎えた
駆けつける鳥羽院
璋子の好きだった水仙を届けようと御所の庭を隈なく探すが見つからない
「探させよ!」 ←正気じゃない!
平氏にも命が下る
「馬鹿げている。傍目に入れ込み、顧みることのなかった后が今わの際となるや俄かに武士を借り出し、花を探させ救おうとする。明子は拙き政のために殺されたようなものだというのに…。」と突っぱねる清盛

家盛「お悲しみはわかりますが、ここは一門のためにも…。」
清盛「明子を失のうた悲しみが誰に分かるというのじゃ。」
家盛「愛しい女子と別れ別れになる悲しみならば私とて存じております。」

清盛が明子と結婚した頃、家盛には好きだった娘がいたが、一門の繁栄のため名のある家柄の秀子を選んだと告げた

誰にも伝えずにいた事実は傷心の清盛の心にも響いた

清盛は水仙を探し廻った
そこに現れたのは東国へ行っていた源義朝
武芸を磨き、領地や家臣を増やして都に戻ってきた
腰には水仙の花が…
噂を聞きつけて家臣に探させたのだと言って鳥羽院のもとへと去っていった

水仙を手にした院はすぐさま璋子のもとへ
何年振りかで出会ったのに璋子はこんな姿とはね… (ノω・、)

院が差し出した水仙を見て、璋子は力ない手で握りしめる
璋子に頬を摺り寄せる院heart04

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璋子が生きているうちで良かった…

それを見つけた家臣たちは院を部屋の外へ連れ出し、重厚な扉は閉じられてしまう
「法皇様…」璋子の力ない声がした ←ちょっとありえないけどsweat01
扉に擦り寄る院

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やっぱり三上さんの演技は最高!

「やっと…わかりましてございまする。人を…愛しく思う…気持ちは…こんなにも…優しく…清げなることを…。ああ…我が君、璋子は…今…愛しさに包まれております。」

鳥羽院も璋子も最後に気持ちが通じ合えてよかった…
お互い心がありながらすれ違っていたから…

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しかし…
院を璋子から奪い、執念で皇子を産み、国母の座まで上り詰めた得子は
今…本当に幸せと感じているのでしょうか?

今回の働きが院に認められた義朝は都で院に仕えることになった
清盛VS義朝
これからの二人に注目!

そして館に戻った義朝のもとへ
東国から戻ったとの噂を聞いて由良が駆けつけた
「父が申しておりまして…」と未だに自分の気持ちを素直に伝えられないプライドの高い女子

中宮に仕えていると聞いた義朝は目の色を変える
息子が二人いると伝えた上で求婚する!
「そなたも俺の子を産むか?」と… ←ストレートすぎる!

意味がわからない由良 ←AKIもです
「そなたには嫡男を産んでもらいたい。そなたはきっと俺の役に立とう。」
「馬鹿にして!」と義朝を突き放す
「女子にとって愛しい男の役に立つほど心楽しいことがあるか?」

完全に由良の心の内を読まれてる!
正論だけど…なんかイヤ、こういう言い方

でもうまくいっちゃうからわからないよね…男女の仲って…

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そして平氏の御曹司も…

時子が息子たちと遊んでいる姿を見つけた清盛
「あやつ(また来やがったな)…。」
「私がお呼び致したのでございまする。」と盛国がすかさず報告する
「初めは遠慮しておいででしたが、若君様方が恋しがっておられるとお伝えしましたところ飛んできてくださり…。」

盛国は二人の仲を察して?何だかそんな気がする

盛国の話半分に走り出す清盛
無理やり時子を抱きかかえて…
「もう、そなたでよい!皆、後添えをもらえとうるさい!そなたは俺に惚れておる!子どもたちもそなたになついておる!あとは俺がそなたに惚れればいいだけじゃ!」

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時子「あの~何の話にござりまするか?」
清盛「俺の妻になれと言うておるのじゃ~!」

もう、どうして御曹司とは自分の気持ちに正直でロマンがないのかしら? ( ̄Д ̄;;

「さように失礼な話がございましょうか!」

そうよ、そうよ、時子は初婚でロマンチストなのよ! \(*`∧´)/

「あんまりでございます。光る君と紫の上の如き恋に憧れていたのに…。どこまでも光らない君!」そう言うと清盛の胸に飛び込んだ

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盛国「これはなかな面白い夫婦になりそうですな…殿。」そう言って家来たちと笑った

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その後、義朝に嫡男・鬼武者(頼朝)が誕生
奇しくも同じ年、清盛も子を授かっていた

鳥羽院と璋子、清盛と明子の別れ
清盛と時子、義朝と由良の結婚
大きな出来事が続いてつい長くなってしまいましたsweat01









大河ドラマ「平清盛」再放送!11話「もののけの涙」

崇徳帝に待望の皇子・重仁が誕生した
案の定、崇徳帝は重仁に帝の座を譲りたいと院に申し出た
…が、「次の皇子は躰仁と決まっている。」とあっさり退けられた

しかし「躰仁は我が養子とはいえ、腹違いの弟、血の繋がりの薄き者には譲りとうない!」と崇徳帝は一歩も譲らない
そして「上皇様がおじ子と朕を忌み嫌うのと同じじゃ。」と続けた

「これでは何のために躰仁様を養子にしたのかわかりませぬ。」と慌てて得子のもとへ駆けつける中宮・聖子の父・藤原忠通
「狼狽えなさるな…関白殿。虐げられし帝が初めて牙をむかれたのじゃ、受けて立って差し上げねば無礼であろう…。」
そう言ってニヤリと笑う得子
この人どんどん怖くなっていく… ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ

得子は早速崇徳帝のもとへ…
「重仁に譲位する策がある」と話し始める

まずは関白が不快に思うので躰仁を帝にする
崇徳帝は院として政ができる
重仁は躰仁の次の帝にする

翌年、崇徳帝は皇太子・躰仁に帝の座を譲った
読み上げられた文面には「皇太弟」と記されていた
崇徳帝は息子ではなく、弟に座を譲ったことになっていた
それは崇徳帝の政ができないことを意味していた
怒り狂う崇徳帝…しかし今となってはもう遅かった

わずか三歳で天皇(近衛天皇)となった躰仁
出家して法皇となった鳥羽院は引き続き治天の君として政を行った

ついに得子が国母になったその翌年の正月、平氏の屋敷では宴が開かれていた
そこへ宗子を先頭に清盛の妻・明子、家盛の妻・秀子(初登場ね!)とともに現れ、演奏を披露する

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宗子は琴、明子は琵琶、秀子は笙
美人揃いで見た目もさることながら、見事な音色に一門は聞き惚れる
武士の妻は楽器のひとつもできないといけなかったのでしょうか?
歌も詠むし、料理の腕も…たいへんだな

一門の前でも微笑み合っちゃう清盛と明子、キャ~!ラブラブだ~heart04

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Akiko

その後、明子は久しぶりに時子を訪ねる
「時子さま、琵琶は続けておいでですか?」と明子に聞かれ
「ええ、もちろん!」とつい嘘をついてしまう時子
「よかった。この度やむごとなき姫様に琵琶をお教えするよう頼まれまして…。それを時子様に手伝どうていただきたいのです。」
必死に断る時子だったが…

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どうしたことか清盛の館にいて…
明子に言われて時子は琵琶を弾ずるが、案の定音はメチャクチャで…
姫様たちには笑われるし、明子には嘘がばれるし…sweat01

そこへ清盛たちが帰ってきた
盛国がひとりの女子に釘付けになっていたのを明子は見逃さなかった←鋭い!
早速、清盛に提案し、盛国に「妻を迎えては?」と勧める
お相手はもちろん盛国が見つめていたあの方・波子

しかし…
「私はまだまだ学ばなくてはならないことも多く、とても妻や子を背負う覚悟がございません。」と盛国はあっさり縁談を断った
「ならば勝手にせい!」と去っていく清盛だったが…
明子は「漁師であることを気にしているのではないか?」と察した

「波子様は名のある御家に仕えているとお見受け致しました。私が粗相致せば殿に恥をかかせてしまいまする。」と明子には本心を口にした

「そなたは立派な武士じゃ。殿の計らいで武士の身分となったことを片時も忘れず、武芸にも学問にも励み、誰よりも殿を思うて尽くしてくれておる。漁師の出であればこそそうなれたのではないか?」

明子は嫁に来る前の出来事も知っているし、その人を理解しようと努めているんだな…すごい!

明子にそんな風に諭されたら断れないよね?
もちろん盛国の答えはYES!

物陰からその様子を見ていた清盛
その晩、明子の奏でる琵琶の音色を聞きながら…

「明子…まことそなたは琵琶のような女子じゃ。」
「決して目立たぬが要となって家を支えてくれておる。そなたがおらねば俺は何もできぬ。」と続けた

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この安らかな時間がずっと続いてほしい…と願ってしまう

二人は神社に祈願しに出かけた
清盛や子どもたち、盛国、家臣たち、父親、一門と皆の幸せを願う明子に
清盛は明子の健康と今年こそは二人で船に乗れるように頼んだ

その帰り道、倒れている民を見つけた明子は思わず駆け寄り介抱する

その晩、明子は熱を出して倒れる
医者が言うには都で流行っている疫病で薬はないとのこと…

宋に薬を買い求めに行くことを止められ…
平氏の嫡男故に明子の傍にいることも許されず…
僧らを集めて祈祷させるも効果なし…
陰陽師を思いつくも忠盛に止められる
まったく為す術がない清盛

そんなとき明子が目を覚ましたと知らせがくる
駆け寄る清盛だが御簾の中には入れない
「明子~!明子~!約束したではないか!二人で船に乗り、海を見るぞ!」

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「もう十分に見せていただきました。大きな船も…海の景色も…殿の目に映っていたから…。殿の目に映る広くて面白き世を…ともに思い描くことができて…明子は…幸せにござりました。殿…どうか…悲しまないでくださりませ。」そう言うと明子の声は途切れた。
気配を察した清盛は御簾の中へ…
明子が亡くなったとわかると清盛は僧たちに「明子を生き返らせろ!」と殴り掛かり、青龍刀を振り回した

止めに入る盛国
「恨むならば宋の薬を求めるのを許さぬ法を恨みなされませ。疫病を止められぬ朝廷を恨みなされませ。そして皆が健やかに暮らせる世を殿がお作り下さいませ。そのことが北の方様の夢見た景色に相違ございませぬ。」そう言って清盛を宥めた

明子と過ごした時間はとても短かったけれど
一生分の明子の名を呼んで、一生分の愛情を明子に注いだのではないか?と思えるほど濃い時間だったように感じるのです

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そしてこの時…
育ての父・忠盛に、もののけの如く生きた白河院の血が清盛に流れていることを思い出させていたのです



お誕生日おめでとう!!

32_2今日はケンイチくんの32回目のお誕生日!

こちらで毎年お祝いできるのが嬉しいです!

今年のお誕生日は「日本アカデミー賞」と「おおさかシネマフェスティバル」の授賞式と重なったことが何よりのプレゼントだったのでは?

残念ながら大阪の方は「A LIFE」の撮影を理由に欠席とのことですが…日アカの授賞式は出席

’08「DMC」で優秀主演男優賞&話題賞を頂いて以来の
待ちに待った受賞とあってAKIは舞い上がったまま3/3を迎えました!

予想では最優秀賞の最有力候補…らしい?
いやいや…あくまでも予想
頂くまでは何とも…ねぇ
「取らぬ狸…」になってはいけないと気持ちを抑えるように努力はしたものの…やっぱり今年は期待してしまう

だって「聖の青春」はケンイチくんが全身全霊で挑んだ作品だし…
素晴らしい演技だったと自信をもって言えるもの!

3/3 日アカ授賞式当日
ひな祭りと重なってバタバタだったけれど、すべてを終えて21時、TVの前へスタンバイ
娘のkikuと息子のmiiも今年は気になるみたいで一緒に座っていました

会場の皆さんが見守る中「優秀主演男優賞」の5人が登場!

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今年はどんな衣装を着てくるんだろう?shineと楽しみにしていたけど…
あらら…スーツにネクタイ
結構普通だったdown
30代になってケンイチくんも落ち着いちゃったのかな?
ちょっと残念…

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珍しく手を振るケンイチくん
どなたかいらっしゃってたのかな?

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おお!アップ!輝いてるなぁ…shine (*´Д`*)

カメラを見つけたケンイチくんが…

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(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ
これには家族で爆笑!
お茶目だな…ケンイチくん

優秀助演男優賞には「聖の青春」で羽生善治さんを演じた東出昌大くん(でっくん)も選ばれていたのよね

Photo

司会の西田敏行さんがいきなり「羽生さんとお呼びしてよろしいですか?」って…
これには…

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すごくウケてた (´,_ゝ`)プッ

いつもきれいな言葉使いで真面目に受け答えするでっくん
ここでもgood

優秀主演女優賞では「怒り」で恋人役だった宮崎あおいちゃんが選ばれて…

Aoi

「ケンイチくんはどんな空気感でした?」の質問に…

とても頼りになるお兄ちゃんみたいな存在でした
だいぶ助けられましたね

一方、ケンイチくんは…
短い期間の撮影で恋に落ちるという設定でしたので、監督にちょっと洗面台に二人で入ってと言われて、それで…あんなことやこんなことは…なかったんですけど、二人で座って…
悩みましたよね…

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…って言ってるケンイチくんの顔が「ど根性ガエル」のひろし社長みたいだった ( ´艸`)プププ

そして、そしてようやく優秀主演男優賞に…
名前を呼ばれて壇上に向かうケンイチくん
夢を見てるみたいだ~!shine

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外していたスーツのボタンを閉めるしぐさっていいですよね…

西田さん:(村山さん)病気をもっていたから、むくんだ感じを出していましたよね?

ケンイチくん:そこが村山さんのかなり重要な要素でしたから、要素のひとつとしてそこはちゃんとできる限りのことはやらないと説得力が出ないだろうという風に思っていたんですけれど…
でもそこがゴールではなくて、一番やりたかったのは命と向き合うことだったんですよね…

桝アナ:(でっくんに)松山さんと向き合う日々はどうでしたか?

でっくん:現場ではあまり言葉を交わすことはなかったんですけど、食事の時間に胃薬を飲みながら何人前もご飯を食べているのを見て…25kg以上(体重を)増やされたっていうのは有名な話ですけど…命と向き合うために命を削ってらしたので村山聖と殺し合うつもりで一緒に盤面を挟んで共演できたことは役者人生の宝です

お酒は呑まれているとは思うんだけど…いつものことながら立派なコメントに脱帽です

そしてこの方は眠いのかしら?
でっくんのコメント中、ずっとこんな顔で…

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この方、若かりし頃は同じ授賞式でお酒に呑まれた経験ありますからね… ( ´艸`)プププ
今回はとりあえず普通でよかった ι(´Д`υ)アセアセ

「ありがとう、でっくん!」とケンイチくん
「モニタリング」以降使っていたのね!何だか嬉しい!

結果は…
残念ながら最優秀賞はいただけませんでした
ほんと~に残念で仕方がありません
賞を取るために演じるわけではないけど…
でも頑張った先に賞で評価されたらやっぱり嬉しいよね?
そう思うと…やっぱり取らせてあげたかったな…

そして最後に…

お誕生日おめでとうございます!
ケンイチくんにとって健康で幸せな一年でありますように…
そしていろんなお仕事に挑戦して、この一年もAKIを素晴らしい演技で魅了してください
新しいお仕事の発表を楽しみにしています

大河ドラマ「平清盛」再放送!10話「義清散る」

「待賢門院様、これが愛しいと思う気持ちにございます。」
いきなり璋子の手を取り握りしめる義清

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何と大胆!
実の子の帝は院に疎まれ、得子には嫌がらせを受け、愛するとはどういうことなのか分からぬまま生きてきた璋子を放っておけなかった…それが始まり?

義清と一夜をともにした璋子はすっかり義清の虜?
空気感でそれを察知した堀川局はさすが!

一方得子は…
誕生した皇子・躰仁(なりひと)を次の帝に…と院に申し出る
しかし得子の身分が低いと異を唱える者がいると退けられた

ならば…と関白・藤原忠通に面会し…
娘の中宮・聖子に入内して十年、子がないこと目をつけた得子は我が皇子を養子にしないか…と持ち掛ける
恐ろしや~~得子! ただでは起き上がらない女だわ アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!

事は得子の思惑通りに運び…
躰仁はわずか三か月で次の帝と定まった  ψ(`∇´)ψウヒヒ by得子

「明子~~!」
清盛の館では子が生まれてだいぶ経つというのにまだまだ妻にゾッコンな清盛の声が響く
初めて義清を館に連れてきたのだ
義清の王子様のような笑顔に侍女たちはたちまちやられ、色気づく 

義清「私はおまえが羨ましいぞ。私をふった女子を妻としたのだからな…。」

義清が清盛の代わりに歌を贈っていたアレね!
二人だけのひ・み・つ

「そうなのでございますか?」と驚いて明子に聞く侍女
「いえ。」意味がさっぱりわからない明子
「何故義清様よりうちの殿なのですか?」とついホンネを口にしてしまって焦る生田 ( ´艸`)
「おい!」さすがにこれには清盛もねぇ… (^-^;

義清を盛国とともに見送った清盛は「大した男じゃ。義清がおる限り、義朝の申したことがいつかまことになる気がする。」
「武士は王家の犬ではない。武士がおらねば王家は何もできぬことをいつか思い知らせてやる。義清はその要となる男じゃ。」と続けた

そんな風に絶大な信頼をされている義清なのに…
館に戻った義清は文を受け取る
向かった先は璋子のもと
…が、いたのは堀川局!
まんまと騙されたのだ
しかし…いたって冷静な義清
「(璋子様は)あの日からご様子がおかしくていらっしゃいます。」と伝える堀川局
その言葉を聞き「人を愛しく思う気持ちがどういうものなのかが分かったのではないか…。」と理解した義清
堀川局「二度と璋子様をお訪ねにならないでくださいませ。」
義清「では誰が待賢門院様をお救いするのです?」
堀川局「救おうと思うのがおこがましいのです!」と強い口調で言い放った

堀川局はとても勘のいい人
璋子を救っているつもりの義清が璋子に心を奪われていることに気づいている
女房としての助言ではなく、嫉妬から出た言葉とAKIは思っているんだけど…

時を同じく…

平氏は勅命を受けて強訴(王家や朝廷に不満をもった悪僧が神位を担いで訴える行為)を退治していたし…

雅仁親王はめでたく元服
しかし奇行はひどくなる一方だった
雅仁は得子と出くわし、お祝いの言葉を言われるが、嫌味で言い返す
そんな雅仁に対して「白河院の子ではないのか?」という得子にたまたま通りかかった璋子が「訂正してくださいませ。」と掴み掛かる

その噂を聞いた義清は北面の務めを早退して璋子のもとへ…
菊の咲いていない御所の庭に佇む璋子を見つける
「なぜ何も咲いていない庭にいつも佇んでいるのか?」と疑問を投げかける義清
一輪の水仙が咲いているのを見つけた璋子はそれに駆け寄る
水仙=鳥羽院
そのことがわかった義清の心は激しく乱れ、璋子の首に手をかけてしまう

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大事になる寸前で清盛に止められた義清は我に返る
堀川局と清盛の協力によって隠ぺいできたかのように思えたが
清盛と逃げる姿をよりによって藤原頼長に見られていた

またまた事細かに調べ上げ、院の前で義清がその時間御所内にいた事実を突き付ける
身に麗しく、文武に長けた義清だが、武士の分際で…と以前から目障りだった頼長
しかし結果はまさかの御咎めなし!
頼長にとっては義清を退ける絶好のチャンスを失った

「そなたが誰と何をしようともはや私の心にはさざ波ひとつ立たぬ故。」と璋子に告げる院

せっかく璋子に人を愛おしく思う気持ちが芽生えたのに…
院だってこれまでのことを思い起こせば璋子への思いはまだ残っているはずなのに…
なんでこんなこと言っちゃうのかな?
男のプライドとやらですか?

義清が館に戻ると、妻と幼い娘が散る桜の花びらを掌に乗せて戯れていた
桜は義清の大好きな花
「死ぬときは桜の咲く季節に…。」と言っていたくらいですからね

義清の掌に取った花びらを「きれいでしょ?」と乗せる娘

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何とも和やかなシーン

しかしそれが一変!
義清の顔が険しくなり、娘を蹴り飛ばした

このシーン、なんとも理解できなくて調べてみました

「西行物語」には煩悩の絆を断ち切るためだったとあるようです
それにしても…と思ってしまうのですが…

桜が乱れ散る宵、清盛の目の前で断髪
ともに新しい世を作りたかった清盛には無念としか言いようがなかったでしょう…

実際のところ…家が富み、年も若く、何不自由ない生活を捨て仏道に入った理由は分かっていないようですが…

国の頂にいる者たちが腐りきった世の中で「美しく生きたい」と願い続けた義清にとって
俗世を離れることが最も美しいことに思えたのかもしれません…

大河ドラマ「平清盛」再放送!9話「ふたりのはみだし者」

清盛に待望の子どもが誕生した

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涙を流して喜ぶ清盛
一門も男子誕生と聞いて喜ぶ
祝いの宴に駆けつけた弟・家盛
座を離れ、二人だけで酒を酌み交わす

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「しかし兄上が父となろうとは…。あの聞かぬ気だった兄上が…。」そう言って笑う家盛
清盛「散々迷惑をかけたのう。母上にも…父上にも…おまえにも。八つ当たりばかりして兄らしいこと一つもしてやれなんだ。」
家盛「兄上は未だ私を血を分けた弟とは思うて下さらぬのですね。」
弟を怒らせてしまった清盛は困り果てる
…が、突然笑い出す家盛
からかわれたと気づく清盛
仲のよい兄と弟のシーン…癒されるなぁ

そして今回のタイトル「はみだし者」のひとりがこの方
璋子の第四皇子・雅仁親王

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御所を抜け出しては博打には手を出すし、今様好き(翔太くん、とっても美声なの)
雅仁親王が帝になると予感した高階通憲は彼の乳父になったが、あまりの奔放さに手を焼いていた
だけど通憲は本当にそう思ったとしたら見る目あるなぁ
これこそ大博打だよねsweat01

御所では得子に待望の皇子が生まれ、祝いの席に璋子や堀川局、藤原摂関家、義清、清盛らが呼ばれていた

そこへ乱入してきたのは雅仁親王!
「帝をおじ子と疎まれ、后を遠ざけ、政に差し障りが出るほどお傍目に入れ込む。そして得子さまは躍起になって皇子を産んで国母になろうという野心にござりましょうか?国の頂での壮大なお戯れ、さぞかし楽しゅうございましょう…。」と高笑いをする

メチャクチャ正解で気持ちがいいけどねsweat01

「私は国母の座など欲してはおらぬ。ただこの福々しげな女に地獄を味わせてやりたいだけじゃ。」と得子は璋子を睨んで言う

「よさぬか!もうよい!」と叫ぶ院に、院がまだ璋子のことを愛しく思っていることを得子は察した

「分からぬのじゃ。私には人を愛しく思うという気持ちが…。私は私をお育てになった法皇様の仰せのままに…。」と泣きながら吐露する璋子

再び高笑いする雅仁親王
「お聞きになりましたか?上皇様。これが貴方様の妻、私の母上でござりまする。」

せっかくの皇子誕生のお祝いが散々なものに…
耳を塞ぎたくなるようなドロドロした会話…でもこれがそれぞれの本当の気持ちなのよね
その会話が藤原摂関家や武士たちの前で…って言うのがあまりに屈辱的
それと同時にこれは好機と思った人は少なからずいたのでは?

それにしても驚いたのは佐藤義清!
歌に才があるとはいえ堀川局と密通していたのに驚いたばかりだったのに、今度はなんと璋子にまで!
院の后ですよ!
本当にこの生き方が美しいのか疑問だ…???

そしてまたも御所から雅仁親王がいなくなり、清盛らは捜索していた
夜の闇の中に博打に負け、身ぐるみを剥がされた雅仁親王見つけ、清盛の館にお連れする

雅仁親王の高笑いを「腹を空かせて母を求める赤子の声」だという清盛に腹を立てたとみえる雅仁親王は双六盤を持ち出し「勝負せよ。」と言う
そして「勝った者が負けた者の願いをひとつ必ず聞き届けるのじゃ。」と強引に始めた

途中「父上~!」と駆け寄る清盛の長男・清太
月日の経つのは早いなぁ

Masahi

清太の姿を見て雅仁親王は言う「決めたぞ…わしが勝ったらこの子どもをもらおう。」
清盛「お戯れを…。」 そうだ、ふざけてるぞ!雅仁!ヽ( )`ε´( )ノ

その後清盛の雲行きが怪しくなり…
「合わせて十以上の目を出さねばわしの勝ちが決まる。」
額に汗する清盛
頭を下げて許しを乞うが、雅仁親王はそれを認めなかった
…と、今までお利口に勝負を見ていた清太がいきなり賽を…コロコロコロ…
出た目はなんと「十!」
あんなに小さくても父上が困っているのがきっとわかったのね!
「やった~!」とばかりに清盛は清太と一緒に駒を勧めるが
「邪魔をしおって…。折角楽しんでおったものを…。」と
激怒した雅仁親王は盤を手に、清盛親子目掛けて振り下ろそうとした
咄嗟に清太を庇う清盛
すっかり父親の顔だ~ (*^.^*)

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「この先清太に害を為そうとされることあらば、雅仁様のお命頂戴仕る!」と小刀を抜き、雅仁親王に向ける

「脆いものぞ…親子の絆など…。」と雅仁親王
この方も兄の崇徳天皇同様愛を知らずに生きてきたのね… (ρ_;)

「平氏は王家とは違いまする。」と言い切る清盛

「だがそなたにも流れておろう…王家の血が…白河院の血が…。」そう言って雅仁親王は再び高笑いをして清盛の屋敷を後にする

今は清太を精一杯愛している清盛だけど、雅仁親王が言ったとおり白河院と親子という事実は変えられないのよね…悲しいけど

大河ドラマ「平清盛」再放送!8話「宋銭と内大臣」

清盛は博多にいた

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この時代唯一宋との商いを許されていた場所
見るもの聞くもの目を輝かす清盛
何より驚いたのは物々交換が主流だったこの時代、掌に乗るだけのお金で物と交換できることだった

宋から高価な品々を次々に買い込む家臣・家貞
そんな様子を見ていた兎丸は「何故役人なしにこんなことができる。」と疑問を投げかける

それは3年前に遡る
忠盛たちは役人に「大宰府において宋との商いに一切関わってはならない。」と書かれた偽の院宣(上皇が出した沙汰書)を見せる
以降、宋と平氏との間で密かな商いが行われてきた
宋の珍品を献上することでよい国が与えられ、国で得た米でまた宋と商いをする
王家のために寺社を造営する…など

一方御所では…
得子が好きな菊を見ながら宴が開かれていた
璋子=水仙のイメージが得子にあったんでしょうね…すべて抜かれて菊に…怖~い!
院は政もおろそかになってしまうほど得子を寵愛していると聞いた藤原忠実の子・頼長は呆れかえるのだった

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京へ戻った清盛は屋敷に着くなり「明子~!明子~!」
こちらもゾッコンな様子 ( ´艸`)プププ
まぁ、こちらは微笑ましいからいいか…

平氏がひっそりと集めた品々を勝手に売りさばく兎丸
「カノ優れた国の優れた品々を民が直に見て、直に手に触れる。それによりこの国の焼き物、衣服も書の道具もより良きものになる。見つかれば大事になるとわかっていながらこれらを民の目に触れる場所にさらしておいたのだろう。まことあっぱれじゃ。」と学者・高階通憲に賞賛され清盛は流されてしまう

清盛の館では猪汁が振る舞われ、皆は大いに盛り上がった
ここでチェックしたいのは侍女・生田の伊藤修子さん

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唯一無二の存在の彼女にすぐさまファンになったAKIです (*´Д`*)


月夜の下、皆が酔っぱらって雑魚寝をしている部屋の縁側で語らう清盛と明子
なんともロマンチックなシーン heart04

Photo

「豊かなる宋の国は笑顔で満ち溢れておるのだろうか?いつか参ろう…カノ国へ。船に乗って…。」という清盛の顔はとっても優しげ

Ki

その言葉にハニカミながら「楽しみに致しております。」と答える明子
イヤ~~ン、ラブラブ (/ー\*)

「ハクショ~ン!」いい雰囲気を一気に吹き消すダイナミックな兎丸のクシャミ
まったくぅ~、台無しじゃないか! \(*`∧´)/
皆、起きてたりして… ( ´艸`)プププ

そして源氏の棟梁・為義は…
内大臣になった頼長に挨拶を…と献上の品を持ってきた
そこに突然風呂敷の中から聞こえてきた「ここで買うたことは内密にな。」の声
頼長が風呂敷を上げると中から一羽の鸚鵡が…
このことで平氏の不正が発覚

頼長に呼ばれる清盛
刑事のように綿密に調べ上げ、証拠を示す頼長
知らぬ存ぜんの清盛だったが、最後に偽の院宣を突き付けられた
追い詰めたと確信した頼長だったが、そこは清盛、そこらの人とは違う

「よくもまぁ細かいことをチマチマと調べてきたにございまするな。誰がどこで誰と取引きしようとよいではないか。」と謂わば逆切れ ( ´艸`)プププ

「長引く飢饉によって民は飢え、海賊となって海を荒らし、我ら平氏はその海賊たちを追討致しました。されどそれでは何も変わらぬ。もっと根本から変えねば。それには宋国を手本にするが良いと存じ、ぜひ朝廷にてお諮りいただきますようお願い申し上げまする。」と付け加える

「よっ!いいぞ、清盛!」と拍手を送りたいAKIだけど、時代が時代、相手が相手だった

頼長「なんとまぁ、気が遠くなるほどの愚かさよ。たかだか商いの場を見たくらいで海の向こうの国を知った気でいるとは…。これだけの証拠を突き付けられながらひるみもせず、詫びもせず、それどころか法を罵り、浅はかな考えにて国の仕組みを変えよと求める。私はこれよりそなたのような者を粛正するべく法を整え、政を行う。」

さすがの清盛も何も言い返せないまま立ち去る
「何かを変えたいという思いだけでは動かぬことがある。あのような男とやりあうには俺はまだまだ力が足りん。」

清盛と頼長の対峙も今後面白くなっていくのよね…

その後清盛の館では…

清盛が「明子、宋はまだまだ遠いが近いうちに川船にでも乗ろう。」とデートの誘い heart04

浮かない明子
「申し訳ございませぬが、しばらく船は…。」

清盛「ん?」

「ややが…できましてございまする。」とはにかんで報告する明子

一門にとってもとても喜ばしいことだけど、初めて血を分けた家族ができる清盛にとっては”嬉しい”の一言ではいい表せない感情があったんだろうな…

そしてこちらも…
平氏の血を受け継ぐ次男・家盛
密かに恋を育んだ身分の低い女子がいたんだけど、平氏一門の期待に応えるべく泣く泣く別れ、親の勧める縁談を承諾したんですよね…出来のいい弟

清盛と家盛…本来仲のよい兄弟なのに、否応なく後継者争いの渦中に入って悲しい結末が待っているのよね… (ノ_-。)



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